浄化の炎と龍神☆

『秋葉神社』が鎮座する天竜市・・
雨が雲となって上がって行く姿はまるで「龍が天に登る」風景そのものでした

名古屋から浜松へ向かっている車の中で色んな思いが頭の中を駆け巡っていました

「加計呂麻もそうだし・・何か自然を守るすべは無いのかな・・」

すると昔、退職金の1千万でフィリピンの小さい島を買った作家の崎山克彦さんの事を思い出しました

あれは5～6年前になると思うのですが、彼が書いた『カオハガンからの贈りもの』と言う本のプロモーションでご本人を撮影した事があるのですが、その時に今でも忘れられない言葉をおっしゃっていました。

「私たちは神様から住む場所をお借りしているだけなんです。

だからまた奇麗にして神様にお返ししなければならない・・」

お会いした時はまだ今程「環境問題」の意識が高くなかったけれど、

彼の穏やかで優しい人柄はハッキリと覚えています

��島を愛する人ってほんと「美しい心」を持った方が多いですね・・）

そしてまさにこの時、崎山さんの言葉は深くのしかかって来ました

「崎山さんは自然を守るだけでなくちゃんと村民の衣・食・住も考えて観光業にも力を注いでらっしゃったな・・」

・・と考えている内に天竜市へ到着。

赤信号で止まっている時、大きな看板が目に止まりました

←秋葉神社・上社19キロ／秋葉神社下社19キロ→

「あれ？秋葉神社って上社と下社があるの？？どっちから行こうか・・」

と悩んでいる内に信号は青に変わり、無意識にウインカーを右折に点滅させ、とりあえず下社へGO～

名古屋～浜松市内は曇り空だったのに天竜市からは雨が降り出しました

「そりゃ～・・ここは名前も『天竜』『双竜橋』・・龍だらけだもんね（笑）雨が降るのもしかたないわ・・」

目の前に写る山々はもくもくと雲が天を登り、幻想的な風景をかもし出しています・・

「すご～～い・・火の神様に水神か～・・？？

火消し？？

それにしてもここの地名「天竜」・・

きっと昔の人々はこの風景を見て名前を付けたんだろ～な～・・

ん～・・解る解る・・」

この雰囲気は九州・高千穂にそっくりで、

大きな水瓶の中を車で走っている様な感じです

そしてこれは不思議現象なのですが、凄いエネルギーがある場所へ行く時、emyの頭のてっぺんは何時も

「ツンツン」

と何かにつつかれているんですね（笑）

（妖怪アンテナが引っ張られるんかな～）

今回はこの「ツンツン」が凄いので

「秋葉神社って凄いパワーがあるんだろ～な～」

と鳥肌が立っていました

何か久しぶりに「この世」とは思えない感覚で秋葉神社・下社へ到着

常夜灯＆深い杉の中を登って行きます☆

気がつけば雨は止まっていて・・

何か凄いエネルギーが降り注がれます

私は本殿で手を合わせながら、色んな事を願っていました。

��本殿の写真は撮っていないんですよね）

すると頭の「ツンツン」が取れて

「バシ！！」

と本殿の中がまるでフラッシュを焚いた様な光が出てきました（マジで・・）

「何なのこれ？？ヒノカグツチノカミ？？・・光？火？？」

頭の中に大きなクエッションが出ながら御朱印を書いてもらおうと、宮司さんの所へ行くと・・

「凄い光でしたね」

と宮司さんが言うではないですか！！

emy「え？？見えました？！凄かったですよね！雷ですかね？ビックリしました」

「雷じゃないですよ（笑）」

とボソっとおっしゃりながら御朱印を書いてくれました

たまにこんな摩訶不思議な事が起こるのが神社ですよね（笑）

加計呂麻島の秋葉神社もそうでしたけれど「浄化の炎」は凄いと思います

時計を見ると職人さんとお約束している時間が近づいているのだけど、どーしても上社に行きたくなりました

「すいません・・午後３時過ぎになってしまいますけれど大丈夫でしょうか？」

とエクスキューズを入れ、上社へ向かいました

上社は秋葉山に鎮座していて、山道をどんどん登って行きます

まるで奈良県・十津川村の玉置神社の様に険しい道です

やっと到着すると深い霧の中に大きな鳥居がありました

大鳥居の感じも「玉置神社」に似ています☆

また常夜灯の参道です

常夜灯の参道の上には大きな門があり素晴らしい四神の彫刻が施されていました

玄武

青龍

白虎

朱雀

山の上にある神社とは思えない様なゴージャスな作りで・・

初めて見た！「ゴールドの鳥居」☆

この鳥居をくぐると今度は大雪！！

さすが山の上なので雨から雪へと変わりました

も～・・今回は「神頼み参拝」

「我欲」と言うより「調和」を願って・・

next tomorrow・・