5/31/2014

只今『KOI香』を試作中・・☆


〜お香を焚いて奇麗になる〜

をコンセプトに大阪・江戸堀の老舗お香屋さん

芳薫堂さんと一緒に『KOI 香』を作ります・・

白檀+バニラなどちょっとエロティックな気持ちを


盛り上げてくれる媚薬効果の香りで、

あま〜〜い世界の空間を作れるよう
 

考えています。

まさに『エロ香』!

そして、お香サンプルと一緒に送って来てくれた
 

芳薫堂若旦那(ちなみにemyの幼馴染みです・笑)

の妹さんが貝に絵付けした鯉の香台も送って来てくれました♪

リッツカールトンで発売されているらしく


桐箱にマークが型押しされているのがカッチョ良い!

あまりのクオリティーの高い作品に思わずため息が出てしまいました・・。

こんな感じで『KOI brand』も色んな広がりが出て来そうです

ここ数ヶ月『KOI 香』の香りを決めるために


色んな香りのサンプルを毎日、焚いていました。

(実は先日の町家イベントでも『KOI 香』サンプルを
密かに焚いていたんですよ・笑) 

毎日、お香のゆらぎを見ていて改めてお香の魅力にハマっている
 

emyです

7月19日から始まる東京での写真展に向けて

販売予定にしておりますので、

楽しみにしていてくださいね 


5/30/2014

太陽と月の間と私・・*Vol.7 白龍はカルデラ館へ降りて来る・・☆

〜丑年御縁年の時に訪れた湯殿山神社〜
龍神の息吹を感じる聖地は日本の至る所に存在する。

川・湖・池・洞窟・・時に島。

その中でも湯殿山に鎮座する『白龍』はとてつもなく大きく

山の頂上から下界を伺っている。

悪までもそれはemyの妄想の世界。

山の頂上に龍神の息吹を感じるのは珍しいけれど、

結局、山からの流れて来る伏流水や雪解け水の事を考えると

龍神のルートは山の上からになる。

5年前、初めて訪れた『丑年御縁年』の湯殿山は、

あまりにもこの世のものとは思えない程、神聖な場所だった。

聖地の山から下界を望むと後から凄い風が髪を突き上げ、

大きな白龍が下界へと降りて行くような感じだった。

目は赤い・・それは火?

このとてつもない龍神は何処へ行くのだろう・・?

その答えは肘折温泉へ行った時に解った。

名前がユニークな『肘折温泉』の存在は、

カメラマンの仕事で訪れた東京のとある診療所で知った。

女性誌の取材で訪れたその治療院は、

竹炭を使ったユニークな治療法の取材だった。

其処の待合室に『肘折温泉』と書かれたパンフレットが置いてあって

何だか名前に惹かれて手に取ると、

治療院の先生が

『山形県にある凄い温泉で、名前が面白いでしょ?
ある老僧が修行中に肘を折って、ここの温泉に浸かると
その折った肘が元通りなったらしいですよ。
その言い伝えが名前の由来でしょうね。』

と教えてくれた。

其の頃『温泉』と言えば有名所の 

『箱根』『草津』『鬼怒川』『伊香保』

などが、頭に浮かんだけれど 

『肘折』の響きは何だか印象深く、

何時か行ってみたいと思っていた。 

山形県について全く知識が無い時、

『出羽三山』と肘折が近い関係だと知らず、

参拝の計画を立てている時、よくよく調べてみると

1時間ちょっとで行ける距離である事が解った。

それから『出羽三山神社』へ参拝に行った時は

必ず肘折温泉で宿を取るようにしている。

月山の麓に位置する温泉卿は、春先に行っても

豪雪の雪が溶けていなく、迂回しながら温泉地へ向かった事もあった。

湯殿山へ参拝に行った後、肘折へ向かった時

常宿の内風呂以外に炭酸泉の『カルデラ館』へ行きたいと思っていた。

地元情報で、モーレツ霊泉である事を聞いたので

是非、立ち寄りたかった。

〜素朴な作りの日帰り温泉施設〜
 温泉地の中心を流れる銅山川沿いをあがって行くと

素朴な感じの温泉施設があった。

元々、炭酸泉は大好きだった。

源泉があまり熱くないのでゆっくりと浸かれるし、

全身にピッタリとつく泡が血行を促してくれて、

疲れが完全にとれる。

特にロングドライブで寝不足の時は

その素晴らしい効能が如実に身体に現れた。

〜施設内はまるで学校のよう・笑〜
 
 施設の長い廊下をまっすぐに歩いた先に

まるで神社の手水舎のような飲泉所があった。

良く見ると其処から源泉の炭酸が流れていて、

柄杓で飲める仕組みになっていた。

その上には神棚があって良く見てみると『湯殿山神社』と書かれていた。

其の瞬間、はっとした。

先ほど、湯殿山の頂上から下界を見下ろした時、

白龍が一気に降りていった先は此処だ!

っと何故だか思った。

そして心の中でつぶやいた。

(湯殿山の白龍さまはこちらに鎮座されているのですね・・)

そして写真を撮ってみると大きなオーブが写った。

そのオーブを見た時、想像は確信に変わった。

〜飲泉所で撮った写真〜
考えてみれば何故『カルデラ館』と言う名前なんだろう・・?

後で調べて解ったのだが、

まず肘折温泉がカルデラ(窪地)に出来ている事からの由来だった。

そして肘折温泉卿自体が、活火山のマグマの上に成り立っている事を知った時、

真っ赤な目をした白龍が、この温泉卿と湯殿山を

行ったり来たりしている映像が頭に浮かんだ。

そうか・・だから目が赤いんだ。

また妄想の中で納得している自分が其処に居た。

to eb next ・・ 

    


    
   



 

 

5/28/2014

太陽と月の間と私・・*Vol.6 神秘のベールに包まれている出羽三山☆

〜この御神門を抜けると国宝・羽黒山五重塔が鎮座される〜
久しぶりに朱の御神門の前に立った。

此処へ来るのは10年以上前に初めて出羽三山へ来た時以来だった。

・・正直避けていた。

何故ならその時、国宝・羽黒山五重塔を抜けて

急な参道を登って神社へ向かったのが本当に苦しかったからだ。

あの時、精神が病んでいたのか?仕事に疲れていたのか?

参道を登っている時、めちゃくちゃ具合が悪くなった。

神聖な山に失礼と思いつつ嘔吐を繰り返しながら登った。

約1時間かけて登り切った時、憑き物が完全に取れていた感じだった。

『これが羽黒山のパワー・・?』

あまりのしんどさに頭の中が真っ白になったけれど、

同時に心身ともにスッキリとして身体が軽くなっている事に驚いた。

〜出羽三山神社へ向かう古道〜
目の前の朱の御神門を見るとあの時の記憶が蘇る・・。

十数年前神社に目覚めた時、日本全国を行脚した。

山形県へ行った時は、千葉〜茨城〜福島〜山形とコースを決め、

5日間かけてざっと回った。

当時、まだまだ神社に関する情報誌もなく、

インターネットも普及していない時代・・。

今でもバイブルの1つである『神社事典』を片手に

地図とにらめっこしながら巡って行った。

カーナビなど便利なものもなく、

道に迷いながら・・時に道行く人に尋ねながら

必死に参拝へ行っていた。

何故、其処までかき立てられるのか? 

 理由を考える事もなく、

ただ、降りて来る言葉や神懸かりの出来事は

今まで味わった事の無いトランスに陥っていた。

必要だから与えられている・・

自分の為でもあり、人の為でもあり、

その『時』『タイミング』がちゃんと用意されているのだ。

神社にハマるきっかけをくれた出雲を始め、

全国の主流の神社・マニアックな神社を

片っ端から探して行った。 

その時、最後に向かったのがこの出羽三山で、

あまりのスケールの大きさに度肝を抜かれた。

でもこれが、何百年と変わる事の無いリアル聖地なのだ。

何もない・・自然しかない・・

そのむき出しとなった神聖の空気に触れると

第三の目が開かれたような感じがした。

これが日本の神道・・

先人たちの研ぎすまされた五感の信仰・・。

その時、羽黒山へ行った後、月山8合目まで車を走らせ

湯殿山に向かった。

しかし、残念な事にタイム・オーバー!

湯殿山へ登る事が出来ず、悔しい気持ちを胸に

東京まで一気に帰った事を覚えている。

あの時からロングドライブは当たり前だった。


 朱の御神門を抜けるといきなり急な下り階段があり

その先には小さなお社が沢山ならんでいる。

聞いた事も無い神社の名前が続くけれど、

1つ1つおもむきは素晴らしい。

森深い参道を歩くと滝が流れ、

川には雪解け水なのか、もの凄い勢いで流れている。

もうしばらく進むと国宝・羽黒山五重塔が見えて来た。


五重塔の隣には樹齢1000年の『爺杉』があって、

まずその凛とした姿に圧倒される。

定かではないが、この五重塔は平将門が創建したと伝えられている。

朝廷を追われた皇子と平家・・

彼らの伝説を辿ると、超越した神通力の様なものを感じてしまう。

昔からリアルサイキックたちは、誰にも汚される事のない

『道奥』へ身を潜めていたのであろうか?

そしてその神秘のベールは時空を超えて現代でも息づいている・・。

突如、森林の奥深くに鎮座する五重塔を見ていると、

改めて出羽三山の凄さを思い知らされた。

今回はここで十分!

湯殿山の白龍に会いに行こう・・

to be next・・ 
  

5/27/2014

町家イベント*レポート・・☆

〜1階の客間の床の間にハナミズキを活けました〜
今日は先日開催した町家イベントのレポートをお送りします

今年で3年目となる京都でのイベントはニャンズたちがいたり

京都と言う土地柄もあって大変人気の高いイベントです。

先週の金曜日から3日間、100人近い女子たちが、町家へ足を運んでくれました!

朝、10時のオープンから夜の19時まで、

ひっきりなしにお客様がいらっしゃいます。

そんな中、スタッフの2人も奮闘してくれました。

emyはずっと対面鑑定をしているので、

細かいところはスタッフ2に任せっきりでしたので

色々と対応をしてもらい感謝の気持ちでいっぱいです!

今回のスタッフの一人でもあった

ネイリストのSaekoちゃんがイベント中に販売していた

手作りアクセサリーも沢山買って頂いたようで・・

ご本人もとても喜んでいましたよ〜☆

(ずっとばたばたしていて彼女のアクセサリーを
ちゃんと撮影出来なかったのが心残り・・)

そしてワンコイン・ハンドマッサージも好評でした

お抹茶は、出雲国参拝ツアーにも2度参加している、

大学時代のバイト仲間、通称くぼちゃんにずっとたててもらいました。

さすが京都人の彼女は、お手前の所作もちゃんと習われているので

安心して任せられる所・・

しかし、鑑定のお客様以外にもお抹茶を頂いた方も多かったので

腱鞘炎(けんしょうえん)になっていないかちょっと心配・・汗。

初日の金曜日は爽やかな5月晴れで、朝はちょっと肌寒い感じでした。

そして珍しくたまこもカーンも1階で女子たちをお出迎えしていましたね。


〜仰々しく椅子で待っているたまこ・笑〜

そしてカーンは相変わらずのマイ・ペースぶりで

お客様に美味しいささみを頂いた後は爆睡でした・笑。


〜大好物のささみを頂いてめっちゃご満悦・笑〜


〜土日は暑かったので2階の鑑定部屋でのびているたまこ〜



〜カーンも自慢のモテしぐさで女子たちの心をわしづかみ!笑〜

〜子供たちにもいじられまくり!でも怒らない所は偉いかも?!笑〜

今回も3カ所の床の間に生け花をしつらえました。

女子たちが沢山来られるイベントですので、

『可憐な女性たち』をイメージしながら華をセレクト!

ちなみに1階の客間にしつらえた『ハナミズキ』の花言葉は

〜華やかな恋〜

そして玄関の床の間の『シャクヤク』の花言葉は

〜清楚〜

最後に2階の鑑定をしていた客間には

大降りの百合を生けました。

大きく華開いた百合からはあま〜〜い香りが

お部屋いっぱいに漂っていました・笑

ちなみに百合の花言葉の一つに『甘美』があります☆


〜玄関の床の間にしつらえたシャクヤク〜
そして遠方からいらっしゃった女子たちの

心温まる『ご当地グルメ』は私たちスタッフを含め

皆さんで美味しく頂きました!

何時もありがとうございます


〜札幌からお越しの女子に頂いた六花亭のセット♡〜

この時ばかりはダイエットも忘れてお菓子を沢山食べてしまいましたね・笑

洋菓子から和菓子まで、まるでデパ地下のような充実ぶり!

また新しい美味しいもんを沢山覚える事が出来ました。

(こうやって知識は増えて行く・笑)

2階でずっと対面鑑定をしていると

カーンが覗きに来たり、たまこがテーブルの下や

女子の側に寄り添ったりと色々でしたけれど、

1階からは絶えず賑やかな喋り声や笑い声が響いていて、

客人を迎えている町家は古き良き日本を感じる事が出来ます。

プライベート重視となっている現代の家と違って

声や足音が響く事って何だか気持ちもほっこり・・

お友達と一緒に来てくれたり、

無事出産を終えて赤ちゃんと一緒に来てくれたママさんの

周りにも女子たちが囲んでいて

終止和やかなムードに包まれていました。

そんな情景を見ていると、こんなアットホームなイベントも

続けて行きたいなとつくづく思ってしまいます・笑。

最後のご報告ですが『KOI ポストカード』も沢山ご購入頂きまして

誠にありがとうございました。

今回は¥23,500の売り上げがありまして

義援金活動に送金させて頂きました。

次回は紅葉で賑わう季節に開催したいと思っています。

秋の京都はめっちゃ観光客が押し寄せる季節・・

今度は暖かいおぜんざいをふるまいながら

秋の京都を楽しんで頂きたいと思います。

何せ、少数人数でまわしておりますので

色々と至らない所だらけで申し訳ありませんが、

また遊びに来てくださると嬉しいです

この度は本当に京都へ遊びに来てくださいまして

本当にありがとうございました!

スタッフ共々、あつく御礼申し上げます。


そしてまた秋にお会い出来るのを楽しみにしております