エミシュランVol.13 舞台の感動をそのまま劇場で・・☆

先日、久しぶりに劇場で映画を見ました

お正月の三が日は何処かで、その年の話題作を見るのが

ここ数年の恒例行事となっていますけれど、

今年はやはり

『レ・ミゼラブル』

で決まり

数年前、ロンドンに住んでいた頃、『ロンドン・ミュージカル全盛期』で

『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『ミスサイゴン』etc・・

などなど、珠玉の名作揃いで何とも恵まれた環境に身を置いていました

しかも当日、朝から劇場に並んで安いチケットをゲットし、

お気に入りのものは何十回と・・

当時のロンドンは本当にミュージカル天国でしたね

そんな数多くの傑作中の傑作『レミゼ』が

今回、映画として復活する・・

あの冒頭の囚人たちが船を引くシーンや、

学生たちが命をかけて立ち上がる紛争シーン・・

舞台ではホント、迫力だけでなく臨場感溢れる歌声と気迫の場面を

映画で再現出来るのか？？

一抹の不安を抱えながら観に行った訳ですが、

それがそれが・・見事に良い意味で裏切られた！！

撮影をしながら同時に歌を収録した・・と言うスペシャルな技法で、

舞台のように主人公たちの肉声がそのまま映像と共に流れる・・

ヒュー・ジャックマン演じる『ジャン・ヴァルジャン』が・・

ラッセル・クロウ演じる『シャベール警部』が・・

アン・ハサウェイ演じる『フォンティーヌ』が・・

一流のハイウッド俳優たちの演技に、これまた素晴らしい歌声がプラスされ、

��毎回思うのですが、ハリウッド俳優さんたちって歌も上手い！！）

舞台では表現しつくせないスケールの大きさを映像でかぶせられると

も～正直、￥2,000以下でこんなどえらいもん見せて頂いて

すんませ～～～ん！！っと思わずスクリーンに手を合わせてしまう感じです・笑

薄幸のフォンティーヌを見事に演じているアン・ハサウェイ・・
悲痛と悲壮の中で歌う名曲『I Dreamed A Dream（夢やぶれて）』は
胸が締め付けられる思いで見入ってしまいます

主人公『ジャン・ヴァルジャン』演じるヒュー・ジャックマン・・
筋肉隆々のイメージがある彼ですが、投獄時代のジャンの時は別人のように痩せこけていて
ビックリ
何と体重を15キロも増減したそうです

　

舞台はフランス革命後、復興王政権時代や革命運動が勃発した
激動の時代です

最近、

『権力より愛だね』

と言う北野たけし氏＆ジャン・レノ氏のTOYOTA CM

のコピーが印象的ですが、この映画も

『様々な愛の形』

がテーマになっています

罪人・ジャン・ヴァルジャンを救う司教様の慈悲・・

ジャンの無償の愛をたっぷり受けるコゼット・・

激動の中、育まれる純愛・・etc

この物語で描かれる『愛の形』はコピーにも繋がる

『生きる力』へと繋がって行きます

もう一つこの映画を絶賛する理由は、３Dではなく2Dであった事！

2Dでも十分に迫力と感動を刺激してくれる事を感じさせてくれますよ

いや～・・

ベースが素晴らしいミュージカル舞台であったとしても

久しぶりに映画を堪能した感じでした

明日は『新春対面鑑定 at 東京』の予約受付記事を

am8:00にアップしますので宜しくお願いします