時代の変わり目は女性が主人公となる・・☆

先日、半年ぶりに映画館へ行きました

幼少の頃から『映画オタク』のemyでしたけれど、

ここ半年、全然身動きが取れず、見たかった映画を沢山逃してしまいました

なので映画館へ行けなかった分、この前ウィーンへ向かう飛行機の中で

一気に7本も映画を観てしまいました（笑）

その時観た映画・・

『アリス・イン・ワンダーランド』

『タイタンの戦い』

『ロビン・フット』

『のだめカンタービレ最終楽章』

『インセプション』

『セックス＆シティー２』

『トロン・レガシー』

さすがにここまで観ると頭の中はグルグル状態

マニアックな題材からメジャーなものまで、ホラー映画以外は

幅広く観に行きます

そして新春、久しぶりに映画館でじっくり観る事が出来ました

毎年、新春に観る映画は結構意識するんですよね

なのでどの映画を最初に観に行こうか吟味してしまいます

・・と言うのは新春一発目に観る映画でその年の傾向が予知出来たりするからです

ちなみに2010年の元旦には『アバター』を観に行きました

それは映像革命と自然破壊に対する警告の世相を感じさせる題材だったからです

2010年は『３D映画』のオンパレードでした

そして今年は何を観に行こうか・・

悩んだのはこの３つ！

『武士の家計簿』『ハリーポッター』『バーレスク』

そして最終的に選んだのは

解りやすいエンターテイメント

バーレスク

で決まり

そして観に行って正解でした

単純なストーリーなので主人公『アリ』を演じた歌姫

クリスティーナ・アギレラの歌と踊りが引き立っていました

そのスレンダーbodyからは考えられない様なパワフルな歌声＆踊りに圧巻します

アメリカの片田舎からニューヨークではなくロスへ向かう設定も

何か田舎から東京では無く、大阪へ向かう感じがして親近感が沸きます（笑）

『バーレスク』はクラブの名前・・まるで50年代を彷彿させるレトロさがメイクや衣装にちりばめられています

クラブ・オーナー『テス』役のシェール・・御年60歳を超えています
なのにこの肌の張り・・も～ここまで来たら怖すぎ
相変わらず、ハスキーボイスの歌も披露してくれて・・

初めての映画出演とは思えない堂々とした演技を披露するアギレラちゃん大ベテランのシェールと引きを取らない歌と踊りです

この映画の特徴は

どんな逆境にも負けないウーマンズ・パワー

明日にでもクラブ経営が破綻するかもしれないのにギリギリまで諦めないシェール・・

クラブを復活させる為に自分の力を存分に発揮するアギレラ・・

も～～MEN'Sたちのダメっぷりも良く描かれています（笑）

昔からバブルの時代がやって来たり景気が低迷したりする境目には

こんなタフな女性が主人公の映画が

やって来ます。

古い所では80年代、女性が世の中にどんどん進出して男性以上に頑張る世相を象徴する

��つの映画がありました。

それは『フラッシュ・ダンス』と『ワーキング・ガール』

今、不安定な世相が続いている中、この『バーレスク』の主人公、

『アリ』と『テス』の様な

どんな苦境にも負けないディーバ（女神）の存在が求められているのかもしれません

どちらにしろ、エンターテイメントとして楽しめる素敵な作品です