祇園祭と檜扇（ひおうぎ）☆

先日、お稽古で、祇園祭の時に飾る花『檜扇（ひおうぎ）』を生けました

今日から京都では『祇園祭・宵山』で、

盛り上がりますれど、今年は特に土日月の三連休と重なっているので

例年以上に観光客が押し寄せるような気がします

玄関の床の間に生けた『檜扇（ひおうぎ）』の名前の由来は

平安時代、貴族が持っていた扇と形が似ている事から名付けられました

しっかりとした葉の形は確かに扇っぽいですこの葉の間から小さな橙色の花が咲いて行きます

祇園祭の主人公は『スサノオ命』

まるで神様を扇で家の中に呼び込む感じと言いましょか・・

でも檜扇は悪霊を退散させる『魔除けの花』でもあります

祇園祭に生ける意味は祇園祭の『無病息災の祈念』に

沿って悪霊を追い払う・・と言いことなのでしょうね

明日はお客様が町家へ遊びに来て、この３日間

存分に祇園祭を楽しみたいと思います

昨日はそそくさと一番人気のちまき『長刀鉾』と最近、人気が出てしまった『鯉山』のちまきをゲットしました