5/01/2015

YN(ヤマトナデシコ)←→NY(ニューヨーク)*Vol.3 郷に入れば郷に従え!

〜物々しい雰囲気が漂う関空〜
NYへ出発する当日、朝の4時30分に起きた。

最近、海外へ行く時は家まで迎えに来てくれる

スカイゲートシャトルと言う乗り合いタクシーを利用している。

行きはもちろんの事、帰りも関空から自宅まで

送ってくれるので大変便利。

しかも料金が手頃だ。

ただ、唯一の問題は

乗り合いなので時間はかかってしまう。

そして朝の7時頃、関空に到着。

Air Chainaのチェック・インカウンターには

大勢の中国人たちがもの凄い荷物を持って

列をなしていた。

今話題になっている『爆買』!!

初めて目の当たりにして、

その恐ろしい程の大量買いに驚きを隠せない。

重量制限は大丈夫なのだろうか?

この凄い荷物を機内に持ち込むのか?

人ごとながら思わず心配してしまう。

そして見事に日本人の姿はほとんどなかった。

丁度、前日の夜に日本人が理解出来ない

中国人の本質や思想の特集番組を見ていた。

凄いタイミングだと思った。

何だか今回の渡航を北京経由にした心得を

勉強させられている感じだった。

その特集番組の内容はとても面白く

大変参考になった。

中国人は友達・家族の絆が全てで

それ以外・・いわゆる他人に対しては

どうでも良いらしい。

列に割り込んだり、公共の場に平気でゴミを捨てるのも

彼らにとっては当たり前の事だ。

早い話、身内にさえ迷惑をかけなければ

他はどうでも良い。

また日本と違う所は、

例え友人や親からお金を貸して欲しいと言われた時、

少し躊躇してしまうのがほとんどだと思う。

しかし、中国では身内にお金を貸す事は当たり前らしく、

そのお金が帰って来なくても平気らしい。

逆に、お金を貸さない事が信じられないとか・・。

彼らは身内の頼み事は全力で引き受けるのがトーゼンの事。

それに良くテレビで話題にされる『コピー』問題。

中国で色んなコピー商品が出回ったり売られる事の

真意も説明されていた。

どうやら彼らにとって『商人』は最も信じられない職業にプラスして、

長い歴史の中で培われた『拝金主義』の考えは

『本物?』『偽物?』の部分はどーでも良い事。

それが『お金になる?ならない?』の部分でしか

物を見ないので、それがコピー商品かどうかなんて

彼らにとっては関係無いらしい。

凄い・・中国。全く価値観が異なっている。

日本も長年、歴史的に中国から色んな文化が

流れついて来ているけれど、

どうしてここまで思想が違って来るのだろうか?

まぁ・・日本の場合はコピーを超えた

『オンリーワン』を作りあげる凄さはあるけれど・・。 

とりあえず、今回は中国の国際航空機のお世話になるので

 郷に入れば郷に従え
 ※その土地の習慣や環境に入ったなら従った方が賢い方法。

と言う感じで何が起こっても動揺しないように思った。

無事、チェックインが終わった後、両替をしようと

1階の両替銀行へ向かった。

4階から下へ降りるエレベーターに乗ると

どかどかとフェリピン人のご一行が

乗り込んで来た。

そして凄い勢いで喋っていて、

何やら興奮気味だった。

彼らが興奮している理由は1階に降りると理解が出来た。

到着出口付近にもの凄い数の報道カメラ&ビデオ、

そしてユニオンジャックの国旗を持った人たちの

凄い行例が出来ていた。

『あれ?誰か来日??』

と思い、近くに居た警備員に尋ねて見ると

どうやらポール・マッカートニー

丁度、到着する日の朝だったらしい・・。

emyが何時も両替をする銀行も到着出口近くだったので

両替をしながら動向を眺めていた。

意外とこーゆー場面に出くわす事が多い。

その中でも個人的に一番凄い経験だと思っている事がある。

それはロンドンでモデルの撮影をした後、

24時間営業のプロラボ(フィルム現像所)へ行った時のエピソード。

時刻は確か夕方だった。

そのプロラボは『メトロ』と言う名前で、

ガラス越に作業の行程が見えている

とてもスタイリッシュな現像所だった。

カウンターで何時ものように撮影したフィルムを出して

注文をしていると、

ガラス越に見えている作業者の手がみんな止まっている。

そして注文書を書いていた目の前のおじさんの手も止まっていた。

一瞬、空気がピンっと張りつめた。

みんなある一点の方へ目が向いている。

その方向はemyの隣だった。

何気なく横を見ると

何とミック・ジャガーがプリントの注文をしに来ていた!

本人が自らプリント発注をしている・・。

あまりにも自然過ぎたのでその時は普通に

『あれ?ミック・ジャガーだ・・』

としか思わなかった。

そして普通に注文が終了して彼より先に出ると

大柄の凄い男たち(SP)と真っ黒なリムジンが正面に止まっていた。

フラットに戻って、ゲイの友人にその話をすると、

彼は異常に興奮しながら

『emy!!何それ!!ちょっと!
サインもらった??え?もらってない??
何してんのよ!!バカじゃないあんた!!』

と思いっきり責められた。

その時になってようやく、

先ほどの一連の事が凄い事だったんだと

時間差で頭の中がパニックになった。

ローリング・ストーンズのコンサート

にも行っているemyなのに・笑。

ばかだな・・せめて一緒に写真を撮ってもらえば良かった。

今さら後悔しても時すでに遅し。

このエピソードは今でも鮮明に覚えている。

あのミック・ジャガーがemyの隣にいた・・。

しかもフィルム3本分のプリントを発注していた。

(本数までしっかりと覚えている・笑 )

ウソのような本当の話である。 

両替が終わってポールが出てくるのかちょっと5分くらい

待ってみたけれど、どうやら到着がかなり遅れているようだった。

ささ・・時間が迫って来た!

凄い数の報道陣の前を歩いていると

ちょっとだけスター気分を味わう事が出来た・笑。

明日からG.Wのお休みを少しだけ頂きます!
ブログの更新も不定期になってしまいますけれど
皆様も穏やかで楽しいG.Wをお過ごしください♡

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