四次元空間の山＊天狗の風／鞍馬山（前半）☆

毘沙門天（びしゃもんてん）を尊天とする鞍馬寺の狛犬は『毘沙門天＝虎』の流れで『狛虎』さんをあちらこちらでお見受けします
西の方位を司る四獣神は『白虎』なので御所から西北に位置する場所でもあるので『虎』なのかな・・っと思ってみたりしています

学生の頃から『鞍馬』はお気に入りで良く遊びに行っていました

鞍馬って何か・・こう・・独特と言うか、異次元と言うか

ホント京都の中でも摩訶不思議な場所で、

近年、パワスポで有名になってから沢山の観光客が押し寄せるようになりましたけれど、

何故、ここまで鞍馬に引き寄せられるのかちょっと推理しながら先日

貴船～鞍馬山へと登って来ました

普通は仁王門から由岐神社の双子ご神木の間を通って、鞍馬寺へ向かうのですが、

今回は貴船口から川沿いを歩き、西門から奥の院『魔王殿』へ

向かうちょっと厳しいルートです

川床シーズンが終わり、板が外されひっそりとした佇まいに変わった貴船川・・
清流の音を聞きながら川縁を歩く・・本当に気持ちが良いです

貴船神社の手前の橋を渡ると西門があります

西門をくぐるといきなり急な山道に変身

ゆったりと川縁を歩いてたのとは一遍、山登りに変わります

休日だったせいか、逆に奥の院へ参拝された大勢の方々が山を降りてくるのとは

反対にひたすら登って行く・・

��気分は四国お遍路の逆打ちですね・笑）

山道を登っていると数多くの石灰岩を見る事が出来ます

元々赤道の位置に存在したニッポンが長い年月をかけて今の位置におさまり、

その赤道の地積が隆起して火山となり爆発して出来た鞍馬山・・

そんなパワーを秘めている山が『パワスポ』と呼ばれるのは

当たり前の事

しかし鞍馬山の場合、そのパワーが日本的ではなく何処かしら

『異次元・宇宙的・オリエンタル』

の三拍子を感じて仕方が無いんですね（笑）

この山には異人たちが暮らしていたのか？

天狗＝外国人を示す事もあるけれど、ここには沢山のイスラム圏内の住民やユダヤ人が

住んでいたのではないか？

・・っと勝手に妄想が膨らみます

��こんなアホな事ばかりぶつぶつ言いながら山を登っているので

同行してくれている夫には呆れられていますけれど・・笑）

何故、その様な妄想が広がるのか？

それは最初に辿りついた『魔王殿』が

あまりにも不思議なエネルギーを発しているからだと思います

鞍馬寺・奥の院『魔王殿』
小さなお堂ですが、ゴロゴロと石灰岩がある上に建てられています

お堂の中に入ると石灰岩の先に祠があります。
ここは650万年前に金星から地球に降り立ったという魔王尊が奉られているのですが、
普通『魔王』と聞くと邪悪な神格のイメージを持ってしまいますが、
金星からいらっしゃる位ですから（？）よっぽど勢力を持った神の頂点のような
凄いエネルギーを表しているのではないかと思います

確かに『魔王殿』は凄い！

お堂で瞑想していると、めきめきとエネルギーが身体の中に注入されて行きます

次の鞍馬天狗が牛若丸と出会ったと言われる『不動堂』へ向かう道中、

ずっと上りでしんどかった足がウソのように軽い軽い

これが鞍馬パワーなのか？？

古代の人たちが『石の力』を崇高していた気持ちは

本当に良く解ります

そして石たちだけでなく深い森の空気も『癒し』と『浄化』を

与えてくれていますけれどね・・


この『不動堂』には『本殿金堂』のように

不思議な文様が土に描かれています

『不動堂』の前に描かれている幾何学模様・・
これを見ると何か『イスラム教』に通じるものを感じるんですね（笑）
インドの仏教から『イスラム』『ヒンドゥー』『カトリック』など色んな信仰スタイルが
生まれていますので、元を辿れば仏教の中にイスラムっぽい形のものがあっても
おかしくないんですよね

円の中心には勾玉を図案化した『二つ巴』が描かれていました

ポイントポイントで色んな面白い文様を見る事が出来るのも

鞍馬寺の特徴かもしれません

そして更に進んで行くとメインの『本殿金堂』に

近づいて行きます

next on Monday・・

PS: このブログを書いていたらピューピューと凄い風が吹いて来ました
天狗さんの風みたいです
急に吹き出したのでとても不思議な気持ちになりました（笑）