6/03/2015

YN(ヤマトナデシコ)←→NY(ニューヨーク)*Vol.10 NYのYN(ヤマトナデシコ)☆

〜5番街のグッチのディスプレイは完全に和のテイスト〜
いよいよART EXPO スタートの朝を迎えた。

昨日、打ち合わせに行くと会場は全くと言っていい程

準備が整っていなくてどんな感じになっているのか

全く想像が出来なかった。

会場入りをすると夕方まで外に出る事が出来ないので

食事変わりにクレンズジュースを3本買って行った。



栄養がぎゅっと凝縮されているクレンズジュースは

満腹感も得られるのでとても便利。

そう・・要するに食事は量ではなく

脳にどれだけの栄養素が身体に入っているのか

認識させる事で満腹感が生まれるのだ。

日本でもっと手軽に手に入ると良いなと何時も思う。

コールド・プレスを使って自分で作るのには

大変な労力が必要となる。



 会場へは歩いて行ける距離。

そして通りでは犬を散歩しているニューヨーカーを良く見かける。

どれも高級そうな犬たち・・

ペットの種類ですらステイタスを感じてしまう。

昨日からマンハッタンはぐっと気温が下がって

ちょっと肌寒い感じだった。

会場に着いて昨日渡された名札をカバンの中に探ると

出て来ない。

しまった・・ホテルに置いて来ていた。

慌ててスタッフに電話をかけ新しい名札を持って来てもらう。

セキュリティーがしっかりとしていて簡単に中へ入る事が出来ない。

受付を通り過ぎると昨日の乱雑な状態がウソのように整備され

完璧な状態へと変わっていた。

そしてブースに到着するとスタッフからある1人の女性を紹介された。

『今回、通訳を担当してくれるYoshikoさんです!』

そっか・・ちゃんと通訳が付いてくれるんだ・・。

心の中で少し安堵が広がる。

彼女は大阪出身でマンハッタンに10年以上住んでいる。

全く日本へは帰る気がなく、此処で結婚をして

骨を埋めたいと言っていた。

同じ関西人同士、打ち解けるのに時間はかからない。

職業を聞くとヨガのインストラクターでもあり、

アーユル・ヴェーダの施術もしているとの事だった。

しかも、彼女もクレンズジュースを持って来ていて

感性が似ている所で更に話しが弾んでしまった。

『私は引き運、ハンパないですよ!
emyさんってキラキラしていて悪い物が寄り付かない感じ!
ポジティブ・オーラを感じます!』

そんな事を言っている彼女がキラキラしていた・笑。 

彼女を取り巻く環境を聞いて驚いてしまった。

アーティストから実業家に至るまで素晴らしいコネクションが

名を連ねていた。

凄い・・展示会が始まる前にまず、彼女に出会えた事が

本当にラッキーだと思った。

妖艶な雰囲気を漂わせているヤマトナデシコに

マンハッタンの男たちは夢中になっているに違いない。

 

机の上には英語で書かれた紹介文と作品リストが置かれていた。

作品の値段は自分で決めたけれど、

実際に周りを見渡すと高額な値段を付けている作品が多かった。

作家はビジネスライクで考えるのが苦手・・。

物作りのインスピレーションは降りて来ても

値段を決めるのは本当に難しい。

こんな時、自分に必要なのは

腕利きのアートディレクターだと思ってしまう。

作品作りからビジネスに至るまで

全部1人でする事に限界を感じていた。

その限界は此処、マンハッタンで更に痛感する。

何故ならマーケティングの大きさがハンパ無く大きいので

作家自ら足を運んでセールスをしている姿などまず無い。

今回、オーガナイザーが付いてくれていても、

マネージングをしてくれる感じとはまた別だ。

そして開場時間がやって来ると正面玄関に

タクシーや高級車、リムジンまでも横付けされて

中からVIPたちが次々と会場へ入って行く。

その光景はまさにハリウッドスターのようだった。

あまりのゴージャスさにあっけに取られながら

自分の存在の小ささを見せつけられる。

自分の作品に興味を持ってくれる人物が現れるのだろうか?

作品を気に入って買ってくれる人がいるのだろうか?

今までならそんな不安が頭の中をよぎってしまうけれど、

今回は違う。

何だか売れるような気になっていた。

こんな気持ちにさせてくれたのは

NYで出会ったこのYN(ヤマトナデシコ)のおかげだと思った。

『emyさんの作品、絶対売れます!』

この言葉が自信を持たせてくれたのは間違い無い。

to be next・・

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