マドンナ・ブルーの微笑み Vol.9 スサノオ・ブルー☆

～サンピエトロ大聖堂～

初めて周遊した南イタリアは、空も空気も海も全て

マドンナ・ブルー一色だった。

強烈なデトックスになったのか、日本へ帰った後

久しぶりに扁桃腺が腫れ、寝込んでしまった。

年末の忙しい時に思いっきり体調を崩してしまったのは

何年ぶりだろう・・。

寝込んでいても頭の中では出雲国の素戔嗚尊（スサノオ）が

離れなかった。

崇高な聖母マリアに捧げた『ウルトラマリンブルー』

そしてemyが思うスサノオのイメージも色で例えると

『ウルトラマリンブルー』になる。

それは三貴神（天照・月読・須佐）の素戔嗚尊は海の神である事から

その様なイメージがあるのかもしれない。

出雲国の須佐神社で参拝していると、鮮やかな青が頭の中に浮かんで来る・・。

スサノオ・ブルー・・

スサノオ・ブルー・・


サムライ・ブルー・・

太陽光線が『青色』を引き立ててくれる日本・・

青い海に囲まれている日本・・

そして邪気や災い事を祓う『青』・・

愛国心的な発想かもしれないけれど

『日本』はどれだけ痛めつけられていても

『青の力』で守られている国だと思う。

去年の辰年～巳年にかけて『日本』から発せられる

出来事は未来を担う事に重要な鍵を隠しているのかもしれない。

～須佐神社の御朱印帳も鮮やかな青～

最近、特に思うのだが何げなく放浪のつもりで行く場所が、

点と線で結ばれる事が多くなった。

それはemy自身が何かをしでかす為に与えられている事ではなく、

混沌とした世の中でしっかりとグランディングをして、

目の前に広がる真実の本当の裏側もしっかりと見させられているような気がする。

時にemyが見た・感じた事を人に話す時もある。

ブログに書く時もある。

それは何処からか情報を引っ張って来たものではなく、

自分の目で感覚で確かめた『点』と『線』の先なのだ。

そして確認事項のように放浪をする事がある。

狭い日本の中だけでも宇宙の神々まで鎮座されている。

日本はまさに曼荼羅の世界だ。

それを表現するために先人たちは『信仰・文化・思想』を

海外から引っ張って来たのかもしれない。

でもそれは単なるちょっとした『きっかけ』。

元々、日本人は心の中に際限なく広がるイマジネーションを

持っている人種なので、目に見えない世界観を作りあげれるのだ。

それを実感出来るのは奈良県で毎年開催される『正倉院展』

日本一、人気の高い『正倉院展』は毎回、展示物が変わっている。

どれほどの数の秘宝が正倉院に眠っているのだろうか？

今回の南イタリアの放浪は『大和魂』をより

目覚めさせてくれたのかもしれない。

海外から日本を見る・・

身近過ぎて見落としている箇所を思い出させてくれる。

それともemy自身が今『青』を

必要としているのかもしれない・笑

～ THE END ～