ニッポンの女神から学ぶフェミニン道☆Vol.6 とてもキュートな女神さま☆

今日の主人公は『天の岩戸伝説』で大活躍をした『天宇受賣命（アメノウズメノミコト）』
この絵の右端で踊っている女神が天宇受賣命（アメノウズメノミコト）です

天の岩戸に隠れた天照大神（アマテラス）を外に出す為にほぼ全裸状態で踊り狂った

『天宇受賣命（アメノウズメノミコト）＝通称ウズメちゃん

彼女は兎に角、現代に例えると『ムード＊メーカー』なんですよね

一心不乱に踊る彼女のコミカルな踊りに神々が大喜びしただけでなく

天照大神が無事、岩戸から出て天の神々が暮らす高天原（たかあまはら）へ

戻った時も、明るいキャラのウズメちゃんは

天照大神の側近に置かれ

『癒しの存在』になったようで・・

何か想像出来るんですよね

彼女が居る高天原はとても賑やかで大勢の神様を笑わせていたんじゃないかって

そんな彼女は日本最古の踊り子さんにちなんで

人を喜ばす・・芸能の神様としても崇められていますから

なのでウズメちゃんは『美の女神たち』の中で

キュートな女神さま

と言う印象があります

以前『高千穂神社』へ行った時にゲットしたウズメちゃんの神楽面です
『おたふく』の原型もウズメちゃんから来ています

『ムード＊メーカー』のウズメちゃんですが、

天照大神から 瓊々杵尊（ニニギノミコト）と一緒に

大事なお役目を与えられます

それは出雲国の『国譲り神話』に繋がる

天孫降臨伝説

その中でウズメちゃんは 瓊々杵尊（ニニギノミコト）さまご一行と一緒に

天から地へ向かうのですが、

��emyの中では『水戸黄門』のテーマが頭の中に流れています・笑）

逆に地上から 瓊々杵尊（ニニギノミコト）を道案内しようと

やって来た猿田彦大神があまりにも怪しい風貌だったので

ウズメちゃんは思わず

『やばい！この怪しい神！』

と即座に 瓊々杵尊（ニニギノミコト）を守るため

『ちょっと！あんた！！何なのよ！！何しに来たのよ！』

と猿田彦大神に向かって質問攻め・・

可哀想な猿田彦大神・・

自分の役目を説明してやっと受け入れられる始末

ウズメちゃんは『あわてもん』でもあります（笑）

しかし天照大神から水先案内人の役目を遣わされていたので

使命感に燃えていたと思うんですけどね

でもこれがきっかけで猿田彦大神＆ウズメちゃんは

結婚する運びとなりました

江戸時代の奇才浮世絵師『歌川国芳』画伯による『猿田彦大神＆ウズメちゃん』の図です
むむむ・・やっぱり猿田彦大神は天狗さんですね（笑）

ほんと、神話の中でコミカルに描かれているのは

彼女だけのような気がします

『女は愛嬌（あいきょう）』と言う言葉が生まれたのも

ウズメちゃんのエピソードが影響したのかもしれませんね

『天の岩戸伝説』＆『天孫降臨伝説』に登場するウズメちゃんは

『ムード＊メーカー』だけでなく

情熱的で激しい『パッション魂』も兼ね備えた女神・・

そのスピリッツを感じるのでしょうか・・

『椿大神社』のウズメちゃんのお社や

高千穂の『荒立神社』へ参拝に行くと

何故か心がウキウキとしてくるemyです

『ちょっとあんた！がんばんなさいよ！』

とポンっと肩を叩いてくれるような気がしますね（笑）