うるわしの国＊九州Vol.5 高千穂神社☆☆

今日はパリへ行く前に連載していた『うるわしの国』シリーズの続きを書きます

鯉や蓮＆神社の写真はフィルムで撮影する・・

そのスタンスを変えていないのはデジタルでは映し出せない

歴史の深さや究極の美

がフィルムではしっかりとキャッチ出来るからかもしれません

九州の神社を巡拝していて、始めて

『ここはフィルムでおさめよう・・』

と衝動にかられ、車に置いていた一眼レフのカメラを思わず取りに帰った・・

そんな思い出深いエピソードがあったのもこの『高千穂神社』でした

高千穂神社は『古事記』の上巻（かみつまき）のフィナーレを飾る

早々たる神々が奉られている素晴らしい神社です

大きな鳥居をくぐった後、一瞬にして空気が変わる事を感じる事が出来ます

中央の本殿には『ニニギノミコト』と『コノハナノサクヤヒメ』が奉られ、
その横には『ホオリノミコト』と『トヨタマヒメ』
そして『ウガヤフキアエズ』と『タマヨリヒメ』
などそれぞれが夫婦（配偶神）が奉られています

emyが最初に訪れた10月はちょうど拝殿の横に天孫降臨の道しるべとなった
『稲穂』が置かれていて・・
まるで『ニニギノミコト』此処にアリと言う感じでした

社務所の横にこの地方独特風習『紙灯籠』が下がっています
護符の様な切り絵が素敵です

境内を見上げると神々しいご神木に素晴らしいエネルギーを感じます

本殿の沸きに施されている神話の彫刻
神武天皇の兄、三毛入野命（ミケヌノミコト）が鬼を退治している姿を描かれています

高千穂神社の狛犬さんは勇敢な感じで『お気に入り狛犬さん』NO.1です・笑

石柱にさりげなく置かれているもみじ・・
10月の終わり頃でしたけれど、高千穂は既にもみじが色付き始めていました

最初に高千穂神社を訪れた日は晴天でしたけれど、

後、３回はしとしとと雨が降っている中での参拝でした

でも、高千穂神社は雨が良く似合います

来年・・また行けそうなので嬉しい