うるわしの国＊九州Vol.6 霧島神宮と高千穂河原☆

『霧島神宮』の参道の階段は
まるで舞台のように周りの緑と赤い鳥居がドラマチックに演出されています

龍馬とお龍が約130年前に新婚旅行で訪れた霧島・・

実際に霧島神宮へ訪れると、参道の大舞台からまるで竜宮城の様な本殿・・

そして近くの霧島霊峰の中岳の小平地に鎮座する『高千穂河原』の神秘的で神々しい空間は

さぞかし『天孫降臨伝説』を自分自身に

置き換えられたのではないかと思います

九州の中でも『高千穂』と『霧島』は

特に大きな自然のエレメントを感じる場所で

emyのイメージですが、

火の霧島水の高千穂ですね

霧島神宮の参拝へ行くと何時参道の青青とした緑の間から覗く空に
本殿に向かって吸い込まれているような凄い雲を目にします

苔にくるまれた手水の龍の口からこんこんと湧き出るご神水・・

主祭神は『ニニギノミコト』で、高千穂神社と同じく配偶神の『コノハナノサクヤヒメ』を始め
『ホオリノミコト』と『トヨタマヒメ』
『ウガヤフキアエズ』と『タマヨリヒメ』が奉られています

チーム天孫降臨は必ず配偶神と一緒に

奉られている事が特徴的・・笑

竜宮城の女神たちとコノハナノサクヤヒメが産み落とした火の男神・・

やはり『火』と『水』のエレメントを

多く感じるはずですよね

神社の境内にはよく『さざれ石』が置かれていて目につきますが、
霧島神宮のさざれ石は特にキラキラと輝いていてとても奇麗です

『霧島神宮』の御朱印帳

やはり文字は『天孫降臨之地』

華やかなな雰囲気をかもし出している『霧島神宮』と

うって変わってもの凄い重厚感がある場所が『高千穂河原』です

江戸時代、霧島山の噴火で焼失するまで鎮座していた『元霧島神宮』
鳥居の後にそびえる高千穂峰がご神体そのものの感じがします

『霧島』の名前の通り・・見る見るうちに雲がよどみ、冷たい風が吹いていました
鳥居の間に白い玉砂利の参道は伊勢に続いている感じがします

『天孫降臨神籬斎場』まさにニニギノミコトが天から降りて来た場所・・
神話であっても思わず崇敬してしまう何かが其処には存在します

雲は益々、厚みをおび・・まるでモノクロ映画のような感じになって行きます

『古事記』を読むと神社参拝が

益々楽しくなるのは確かですね・笑

『上巻（かみつまき）』ばかり読んでいたので

そろそろ『中巻（なかつまき）』『下巻（しもつまき）』も

読み出さないと・・っと思いつつ

やっぱり『上巻（かみつまき）』が面白すぎるので

ついつい戻ってしまったりニッポンの古代信仰の本に手が出てしまいます

でももうちょっと『ヤマトタケルノミコト』の神話には

詳しくなりたいですね（希望）