6/30/2016

アマテラスが愛した島*Vol.4 アニミズムの原点・・☆

〜隠岐は貝の王国〜

玉若酢命神社で参拝をした後、武良街道を北上して中村港近くの

漁村でお昼を頂いた。

〜かぶら杉〜
 山道の国道を走っていると、

途中、凄い型の『かぶら杉』を見せてくれた。

まるで蛸の足のようにニョキニョキと生えた枝は

頭上高くそびえていて、

その前にある水木しげるさんの

妖怪オブジェとマッチングしていた・笑。

お昼を頂いたお店は海水浴場の出店的な

ローカル色豊かな感じだが、

其処で頂いた岩牡蠣とめかぶうどんは絶品だった。

〜めかぶうどん〜
 暖かいアゴ出汁のうどんに盛られためかぶは

日頃、スーパーで見かけるめかぶとは

形状も色も全く異なっている。

『泡が出るくらい良くかき混ぜて食べてね!』

と店のおじさんに言われ、

思いっきりかき混ぜてトロトロになった状態で頂いた。

磯の香りと優しい口当たり、そしてアゴ出汁が利いていて

たまらない!!

今回、3日間の滞在で

一年分のお魚と貝を頂いて帰ったように思える・笑。

そして昼食後、島ガール・澤井さんが走らせる車は

どんどん山深い国道へと入っていった。

『神社が良いんですよね?』

と彼女は念を押して聞いてくれていたので

てっきり普通の神社へ行くのかと思いきや

車は山林途中で急に止まった。

すると車の窓から凄い光景が目に飛び込んだ。

〜其の名も山神神社!〜
 え!!何だか怖い!!

emyも小村嬢も思わず声があがる・・。

その『怖い』と言う意味は

化け物的な意味合いではなく、

こんな下々の私が近づくなんて恐れ多い・・的な

気持ちだった・笑。   

鳥居の先にある杉の大木は

あまりにも崇高過ぎて、簡単に近寄れない

もの凄い原始のエネルギーに満ち溢れてた。

でも、鳥居がある。灯籠がある・・。

神社の名前が付いている・・。

御神体の巨大な岩だけ・・は見た事があるけれど、

こんな大杉がデンっと構えている神社は

見た事が無かった。

お祭りで幹の所に木のツルが巻かれ、

紙垂(しで)が差し込まれていた。

『村の人たちはお祭りの時、この長いツルを巻いて
行くのですが、酔っぱらっていて、凄い事になるんですよ・笑』

と澤井さんが説明してくれたけれど、

あっけに取られている私たちを見て

更なる提案をしてくれた。

『この近くにもう一カ所、お勧めの場所があるので
行ってみましょう!』

そしてまたしばらく車を走らせ、

また山林に車を止めると

更にもの凄い原始が其処には存在していた。

〜岩倉神社の鳥居〜
  岩倉神社・・

やはり神社の名前が付いているけれど、

鳥居の先には隠岐の三大杉の1つが君臨している。

〜御神体・乳房(ちち)杉〜
 もの凄い存在感の乳房(ちち)杉・・

もう、感動で言葉が出なかった。

足元のシダには無数の風穴があり、

冷たい風が身体全体を囲む・・。

目に見えない精霊たちは確かに其処に存在し、

只、何も考えず立っているだけで

身体の芯から浄化されて行った。

ここまで凄い浄化力を感じたのは初めてかもしれない。

『隠岐・・ヤバい!!ヤバいヤバい・・』

と小村嬢と連呼してしまった。

今回、隠岐ツアーを考えていた小村嬢は

『原始への回帰なんです!』

っと無意識に言い続けていたけれど、

この山林にそびえ立つ、精霊の木を目の当たりにし、

日本の原点・・アニミズム(自然崇拝)を

現代に感じられる聖地である事は間違いなかった。

あまりにも神聖で・・崇高で・・

初めて触れるアニミズムの神髄に震えが止まらなかった。

この時点で、隠岐の魔術に完全に落ちてしまった・笑。

『(隠岐)と言う名前の由来の1つに
アマテラスが此処に存在する美しい木を見て
〜おぉ・・何て美しい木なんでしょう・・〜
とお言葉をかけた事から(隠岐)と名付けられたらしいですよ』

と乳房杉に感動している私たちに諸説を教えてくれた。

アマテラスも恋に落ちたのか・・

何だか解るような気になった。

でも更にこの後、隠岐の島を巡り

新たなるアマテラスの伝説が

emyの頭の中に浮かび上がり、

勝手に1人で妄想に陥ってしまったのは

言うまでもない・笑。

※明日、7月1日(金)のブログは7月16日(土)〜19日(火)に
開催する『対面鑑定 at 東京』の予約告知の記事です。
隠岐放浪記は来週からまたスタートしますので
少々お待ちくださいね!        

 
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