6/28/2016

アマテラスが愛した島*Vol.2 魅惑の離島・・☆

〜島前・西ノ島/摩天崖からの絶景〜

今年に入り、小村嬢は出雲bijinサイトの事業化に向けて

動き出していた。

それに伴って、年に2回開催していたツアーも

一旦、停止となった。

そして何時からツアーを再び開始するのか

まだハッキリとしていなかったけれど、

事業化の方向性が見えて来た頃、

小村嬢から連絡をもらった。

『emyさん、春に開催出来なかったメガ旅の再始動ですが、
隠岐にしようと思っています。』

何時もだったら

『どうしますか?』

から始る彼女の言葉とはまるで違って

キッパリと『隠岐』と決めている所に驚いた。

実は他にいくつか候補があがっていて

話合いをしながら決定させるのかと思いきや

内なる情熱家の小村嬢が『隠岐』に拘るのは何故か?

思わず問いてしまった。

『凄いね!今回、言い切るね〜笑。
ところで何で隠岐なの?』

すると彼女は

『解りません!でも隠岐なんですよ!』

凄い回答だった・笑。

解らない・・でも行かなければならない・・

彼女を其処まで突き進めているのは何だろうか?

『隠岐、行った事あるの?』

『いえ、1回しかありませんけれど・・』

しかし、小村嬢は3年前に、隠岐観光の活動をしている

『島ガール』たちに会って打ち合わせをした事を

聞いていた。

それから3年経ってどうやらそのタイミングが来たらしい・・。

数年前から小村嬢のを含め、島根県の人々と

交流する機会が増えているけれど、

さすが、幼少の頃から出雲の神々と共に生活をしているのか

直感の鋭い人に多く出会う。

その独特な直感は決して特別な物ではなく、

日常会話の中でサラっと出て来る事が多い。

以前、地元の方々と打ち合わせをしている時、

『神さんが・・霊が・・』

なんて普通に話に出ていて驚いた事があった。

そしてさすが、島根県民だと感じた事を覚えている・笑。
 
小村嬢もその1人だ。

口数が多い訳ではないが、

一言、一言がちょっとサイキックな時がある。

『解らないけれど、そう感じるんです・・』

何時も半分とぼけたような言い訳をする割には

決してブレている訳では無い・笑。

そんな小村嬢が強く『隠岐』を口にするのも

きっと何か目に見えない力が動いているのだろう。   

『隠岐か・・』

全く興味が無い訳ではない。

簡単に行ける場所ではないけれど、

何時か行ってみたいと思っていた。

元々、日本は島国だが

その中でも離島は本島とは違った雰囲気があり、

独自の文化と風習に触れる事が出来る。

しかも『古事記』の序章、日本創世の中で

『隠岐』は、淡路島・四国に続いて3番目に出来た島。

小さいのに『3番目』に出来た所は

数秘的にも興味が湧いて来る所だった。

そして今までemyの中でイメージされていた隠岐は

〜貴族・政治犯の島流し〜

と言うちょっと闇の部分もあった。

でも、時にそれは何かを隠すための『闇』

単なるダークな場所では無いのかもしれない。

どちらにしろ行くまでは全く何のイメージも湧かなかった。   

そして今回は小村嬢がやけに積極的に動いていて

『6月にロケハンに行きませんか?』

と話がトントン拍子に進んで行った。

梅雨のど真ん中で天候は大丈夫なのか?

海がしけてフェリーが欠航しないのか?

細かい不安はありつつも、

きっとこの流れに乗った方が良いと思った。

そして、何時ものように前情報は何も頭の中に入れず

隠岐へ向かった。

尊敬する『白洲正子』も書いているが

何も情報を入れず、その未開の地へ足を運び

現地の人々の話や自分が感じた事をキャッチするのが

『リアル』に出会える神髄だと思っている。

そして今回は各離島で島ガールたちが

案内してくれる手配となっていたので、

余計に安心して彼女たちにゆだねる事にした。

週間天気予報を観ると案の定、3日間、雨マーク・・。

でも出発の朝は曇りで時より太陽の光も差し込んでいた。

ささ・・!

これからの3日間、晴れ女パワーを全開しなくっちゃね!笑。

〜to be next 〜

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