〜4年前の未完成・テラピールーム〜 |
仕上がったテラピールームを覗いた。
枠しか出来てなかったバスルームも
ちゃんとサウナとして使用出来るように完成していたし、
ハーブオイルを調合する部屋など、
明日にでも直ぐに使えそうな状態になっていた。
そして其処には施術にかける熱い情熱も残っていた。
emyも・・天国へ旅立った雅子さんのお母さんも
此処で彼女のゴットハンドを受けた。
目に見えないけれど、様々な思い出が
そのテラピールームには確かに残っていた。
人が生活して行く上で『家』は本当に大事だと思っている。
何故なら『家』は生き物だからだ。
『家』は其処で人が生活をし、初めて息吹きが与えられる。
そして人が住まなくなった家は段々と朽ちてしまう。
古い・・とか新しい・・とか全く関係が無い。
『家』は其処に住んでいる人の状態や性格とリンクし、
良くも悪くも変化して行くのだ。
小生の本にも書いたけれど、
金遣いの荒い人が住んでいた家は
その後に入った人も不思議と金使いが荒くなってくる。
人や物を大事にしない人が住めば
家庭や仕事も段々と下降して行き、
その次に入った人もまた同じ道を辿る可能性が高くなる。
逆に人が集まる家に住んだ人の次には
同じく人が集まって賑やかな家となるのだ。
そう・・
これは『類とも原理』のように
家は似た習性の人を呼んで来る。
又は、その家の癖が人に伝染しているのかもしれない。
まさしく『家』は生きている。
だから何処でも住めば良いとは思わない。
家探しは特に慎重になっている。
それもこれも過去に痛い経験をしたからだ。
たかが家・・とは全く思っていない。
そしてアフンガッラのこの家も
都心から離れているけれど、
アーユル・ヴェーダの施術付きゲストハウスとして
繋がって行くのだと思った。
家の作りがそうだから・・では無い。
此処には雅子さんのゴッドハンドの魂が宿っているからだ。
雅子さんは日本に帰るけれど、
この『家』は雅子さんの意思を継いでいた。
それはテラピールームだけでなく、
ゲストルームを覗いても思った。
星空が見える半野外のシャワールームも懐かしかった。
マットレスは外されていたけれど、
天蓋付きのベッドも懐かしかった。
家族が住んでいた住居用の家にも入り、
まだ小さかったボーイズと無邪気に遊んだ記憶も
蘇って来た。
大変な状況の中でも子供たちは大声で笑い、
底知れぬチャイルド・パワーに癒された。
すぐに此処がアーユル・ヴェーダに繋がって行くのか
解らないけれど、
近くにスリランカを代表する
ジェフリー・バワの有名なリゾートホテルもあるので
未来には点と線が結ばれるような気がしている。
これは悪までもemyの予見だが・・
そんな思いに浸っていると、
車がやって来て、フランス訛りの英語を話す
不動産の仲介人がやって来た。
『時間が無いので直ぐに売れるかどうか・・』
と半信半疑になっていたけれど、
emyの心の中では何となく土壇場で奇蹟が
起こるのでは無いかと感じていた。
〜to be next 〜
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