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| 〜ゴールフォートにあるジェフリー・バワのリゾートホテル『ライトハウス』〜 |
アフンガッラへ行った次の日は
日本へ帰る日だった。
今回は１週間だけの滞在なので
あっと言う間に時間が過ぎてしまった。
雅子さんが居なければ、
スリランカへ行く事もなかっただろうし、
３度、訪れたけれど何時も施術がメインなので
有名な観光地へ行く事も無かった。
あえて言うと、
建築を見るのが大好きなので
ジェフリー・バワが設計した寺院やホテルへ
連れて行ってもらえただけで大満足だった。
特に、前回訪れた世界遺産の街、
ゴール・フォートのバワ建築、
『ライトハウス』は最高に素敵だった。
あの時は10日以上、連続テラピーを受けた後に
連れて行ってもらったので
雅子さんと2人で食べたライトハウスでのランチは
格別だった。
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| 〜ギリシャ神話がモチーフになったホテルの階段〜 |
そし彼女おすすめの雑貨店や
スパイス＆ゴールドショップへ行き
日本では考えられない程、
安い値段で22Kのゴールドや
有名なムーンストーン、
独特なセンスが光る雑貨を大量にゲットした。
何時も重量オーバーギリギリで
毎回、空港ではちゃんと通過出来るのか
ヒヤヒヤしていた。
動物たちや鳥たちの声で目覚める朝・・
いきなり降るスコールの後の雨の臭い・・
家に入って来る可愛い訪問者のリス・・
燃えるようなインド洋の夕日・・
思い返せばキリが無い程、素敵な思い出が
頭の中を駆け巡る。
テレビを見る事が無いので
子供たちが寝静まった後は
雅子さんと色んな話をした。
よくもまぁ・・こんなに話題が尽きないものだと
不思議に思うくらい、
次から次へと話が出て来る。
テラピーは自分の内面も全てさらけ出して
いるからか、
思った事を素直に言葉に出せるのだ。
そして彼女を通じて
『自分』と言うものを再確認、再発見して行った。
スリランカへ渡り、アフンガッラでの生活が
過酷過ぎて激やせしてしまった雅子さんも
その後、段々と調子を戻して行き
ゴール・フォート〜コロンボと住処を変える度に
たくましく成長していった。
少々の問題では動じる事がなく、
冷静に、現実を見つめながら
未来へ向かって模索して行った。
彼女の人生の中でこのスリランカでの生活は
決して遠回りでも無駄なものでも無い。
それは彼女が生み出した
『エナジー・コーディネーション・トリートメント』
が物語っている。
根底にはアーユル・ヴェーダがあり、
それから進化した新しいトリートメントで
今後、沢山の人たちを救うに違いない。
決して大げさではなく、
emy自身、救われた内の１人だ。
その施術内容は去年、帰国してすぐに
『Body voice〜神秘の身体〜』
と題してブログで連載した。
その時はまだ、雅子さんが帰国する内容を
伏せていた。
土壇場でどうなるのか解らなかったからだ。
しかし、12月に無事帰国出来たので
今回、その時書けなかった内容を連載している。
スリランカでの多くの思い出は
雅子さんの好きなカカオみたいな・・
ちょっとほろ苦いbitter sweet の味に
似ている。
心に刻まれる思い出は
ほろ苦い方が何時までも印象に残るものだ。
〜to be next〜
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