イザナミと大国主命とスサノオの『蘇り』Vol.2 神様が動く時、天候も荒れる！

～蒜山高原で遭遇した不思議な雲～

９日、木曜日の出発の日は午後からNYで展示するタペストリーの

昇華転写（布に転写）が仕上がっていたので、

京都の染め物工場でチェック＆打ち合わせを終えてから出雲へ向かいました。

15時を過ぎていましたけれど、夕方18時前には大山を望む蒜山高原PAに到着。

順調な滑り出しです。

夕焼けに浮かぶ大山が何とも言えない美しさ・・

うっとり見とれているといきなり彩雲が目の前に現れました！

（凄い！既に神々しい場面び遭遇してしまった！！）

と感動もひとしおで、しばらく彩雲に見とれていました

軽く食事をとって今回、東京FMのあやちゃんもジョインして

一緒に次の日、参拝へ回る予定にしていましたので、

彼女が到着する米子空港経由で出雲に入りました

予報では週末、曇りのち雨でしたので天候がどうなるのか心配する所。

そして式年遷宮祭が執り行われる金曜日の朝は大雨でした

『神迎神事』の時もそうでしたけれど、

神様が動かれる前はまるで禊のように雨が降ります

でも、考えて見たら悪天候も前倒しになっているようで、

週末の天気の心配も和らぎました・笑

大雨が振る中、まずは料理の祖神『火守（ほもり）神社』から参拝スタートです

～うっそうと茂った森の中に佇む石の鳥居～

～境内の中にある『包丁塚』～

火守神社の次に須佐神社へ向かっていると、途中前回の参拝ツアーで立ち寄った

美人の神様が鎮座される『朝山神社』の看板が見えました。

あやちゃんは『朝山神社』へ行った事が無いとの事でしたので

急遽、立ち寄る事にしました

前回に続き『朝山神社』の参拝は雨となりました・笑

何時ながら誰も居ないひっそりとした境内です・・

遷宮の主人公『大国主命』が毎朝足しげく通う程、外見の美しささけでなく

良妻兼備を兼ね備えた女神が鎮座されている神社・・

『朝山』の地名の由来もきっと

大国主命の伝説から付いたのでしょうね

まるで旦那様を見送る前に奥様にご挨拶に来た感覚です・笑

雨は相変わらず止む気配もなく、次に須佐神社へ向かいました

12時過ぎに到着すると、やはり人気の高い神社だけあって

数人の方々が境内にいらっしゃいました

須佐神社の宮司さんは12時から1時間、しっかりとお昼休憩されると

聞いていましたので社務所の前には宮司さんのお帰りを

待ってらっしゃる方もいました。

拝殿に近づくと、其の奥の本殿から何故かもの凄いエネルギーを感じていて

やはり今日の式年遷宮に合わせて、

素戔嗚尊（スサノオ）の御霊も動かれるんじゃないかと直感的に感じてしまいました

（これは宮司さんがいらっしゃる時間に戻って昇殿参拝がしたいな～）

と思い急遽、大田市に鎮座する『物部神社』へ行く事にしました

そして山道を永遠に走って約1時間で『物部神社』へ到着！

相変わらずのワープ運転です・笑

～大きな鳥居に広い境内が特徴的な物部神社～

相変わらず天然石をくりぬいた豪華な手水舎は健全で、

剣と矢を持った龍神さまも凛とされていました

～物部神社の御神紋『日負鶴（ひおいつる）』～

『物部神社』は非常に男らしい雰囲気は漂う神社・・

社務所で、御朱印帳を書いて頂いている間、ふと目にした『護符』も

邪気を寄せ付けない力強さを感じます・笑

大和朝廷の豪族『物部氏』の祖神でもあるこの神社・・

遠く離れた大田市に鎮座されているのもとても不思議に思うのですが、

『大化の改新』よりずっと前に創建され

何だか、古代から剣を持った龍神が、出雲国を守っているような

感じです

そして午前中の大雨が止んだとたん、次はもの凄い風が吹き荒れ出します

そう・・『神迎神事』の時と同じ・・

雨で禊が終わった後、今度は神様が無事、お帰りになられるよう

全ての邪気を吹き飛ばす大風に変化します。

出雲国は天候まで神懸かり・・笑

『物部神社』を出る頃は最高に風が吹き荒れ、

奇麗に咲いていたツツジも道路に花が散らばってる始末

強風の中、再び『須佐神社』へ向かったのですが、

今度は空が見る見る内に青空へと変わって行きました

～日に照らされる須佐神社～

『須佐神社』へ戻って来ると時刻は16時でした。

昼間とは違って全く人気がありません・・

拝殿に近づくと宮司さんが一所懸命、掃除をされていました。

『明日、結婚式があるんだよ～！』

とお一人で畳をはかれていて、そんな時に昇殿参拝をして良いものか

迷ったのですが、宮司さんにエクスキューズを入れると

『どうぞ！どうぞ！』と言ってくださいました

誰も居ない境内・・何だか用意されていたかのような

完璧なタイミング・・

そして手を合わせながら本殿に鎮座される素戔嗚尊（スサノオ）と

心の中で対話をします・・

��ここからは妄想日記に変わります・笑～

須佐神社に鎮座されている素戔嗚尊（スサノオ）も

出雲大社の摂社『素鵞社（そがのやしろ）』に

お戻りになられたらここには不在となってしまうのだろうか？

・・と変な心配をしていると

『分け御霊（みたま）』

と言う言葉が降りて来ました

（そうだ・・神様は無限に魂を拡散出来るので
変な心配をしなくて良いんだよね）

なんてとーぜんと言えばとーぜんの事なんだけれども、

その『分け御霊』は私たち１人１人にも

ちゃんと持っていて、

神＝自分自身

自分自身＝神

と言う風に考えると、全て願いや思いを叶えるのは

自分自身の考えと行動なんだ・・って再確認したんですね・笑

するとその瞬間、びゅ～～んっと風が吹き抜けて行って

（あ～出雲大社へ向かわれた～）

なんて勝手に想像してしまいました

昇殿参拝を終えて、宮司さんと色々話しをしていると

やはり最後は出雲大社でしょ～～！！なんて

あやちゃんもemyも鼻息あらく、『出雲大社』へ向かいます・笑

これまた道中はスムーズにあっと言う間に『出雲大社』へ

到着しました！

いよいよ神様のお引っ越しの時間が近づいて来ます・・

to be next・・

※明日は朝の8：00に町家イベントの詳細＆対面鑑定受付の記事になります