3/24/2014

完全なる『3』の放浪記*Vol.6 美し過ぎる神社・・☆

〜佐賀県・祐徳稲荷神社の狛犬〜
3日目の対面鑑定は18時に終了。

後片付けを終えた後、そのまま長崎県のハウステンボスへ向かった。

これまた奇遇だけれど、何時も一緒に参拝している友人が、

8日から長崎入りしていて、この後一緒に参拝巡りをする事になったのだ。

今回はもう1人の友人も加わって、女三人衆放浪記と言う感じだろうか・・。

福岡から長崎まで大体2時間はかかるだろうと予測していたけれど、

途中のサービスエリアで軽く夕食をとっても1時間40分くらいで

ハウステンボスに到着してしまった。

相変わらずのワープ運転・笑。

長崎でジョインした理由は当初、神社参拝の前に佐世保にある

サブカル的でも有名な『四次元パーラーあんでるせん』へ行きたかった。

見た目は普通の喫茶店らしいが、マスターが超能力者らしく、

摩訶不思議なマジックを披露してくれるらしい・・。

ずっと前から噂には聞いていて何時かそのマスターに会ってみたいと

思っていたけれど、私たちが行ける日は既に予約でいっぱいだった。

仕方が無い・・次のご縁を楽しみにする事にした。

ハウステンボスも初めて行ったけれど、到着は夜でただ宿泊しただけ。

次の朝、朝食を終えると佐賀県の祐徳稲荷神社へ向かった。

稲荷神社は本来、御祭神である『お狐様』が主体のように感じるけれど、

此処、祐徳稲荷神社は全くお狐感が無く、お狐様と一緒に祀られている

芸術の神アメノウズメノミコと導きの神サルタヒコが際立つ神社である。

何時も一緒に参拝へ行く友人もお気に入りの神社で、

今回はご祈祷を受ける事を決めていた。

〜天赭日は『宗像大社』ご祈祷は『祐徳稲荷神社』断捨離は『高千穂』〜

自分の中で完璧な『3』のシナリオだった

初めて『祐徳稲荷神社』を訪れたのは、5年前。

emyの父方のルーツである平戸へ向かっている途中だった。

当時『稲荷神社』に関してあまり興味が無かったのだけれど、

清水の舞台のように山の中腹にせり出した本殿には興味があった。

その時、1週間も車を走らせて車体がかなり汚れていたので

ガソリンスタンドで洗車をしてもらい、祐徳稲荷へ向かったのを覚えている。

参拝へ行く時はなるべく車は奇麗な状態で向かいたい。

何となく、神様に失礼が無いように・・個人的な配慮だけれど。

祐徳稲荷の駐車場に着いたと同時に父から電話があった。

『佐賀県におまえが好きそうな奇麗な神社があるぞ!
祐徳稲荷神社って言うんやけど』 

あまりのタイミングの良さにビックリしてしまった。

・・そして笑いながら答えた。

『今ね、まさに祐徳稲荷神社へ到着した所だよ』

親子の縁と言うのも不思議なもので、

決してベタベタとした関係では無いのだけれど、

この様にシンクロ(共時制)する事が多々ある。

5年前は1人で参拝したけれど、あまりに境内の装飾が美し過ぎて

圧巻された事を覚えている。

さすが、芸術の神アメノウズメノミコト降臨と言った感じ!

そして今回は3人でご祈祷を受ける事にした。

3人とも『芸事』に深く携わっている事もあるので

この祐徳稲荷神社 でのご祈祷は必然だったに違いない。

〜神門には随所に有田焼が埋め込まれている〜
 
 前回同様、快晴に恵まれ寒かった気温もぐんぐん上昇してかなり暖かくなっていた。

久しぶりに訪れた祐徳稲荷の美しさは全く色あせていなかった。

出雲の様にシンプルで素朴な古社も魅力的だが、

この九州の地ならではの半島文化の影響が色濃く出ている

絢爛豪華な神社もかなり心惹かれる・・。

配色がただ派手なだけではなくどの装飾も鮮麗されていて、

完成度の高さにひれ伏してしまいたい程・・それが祐徳稲荷神社である。

古今東西色んな神社を巡っているけれど、

これほど『美し過ぎる神社』にお目にかかった事が無い。

〜山の中腹にせりだした本殿〜
 
 
 
〜拝殿には心地よい風が吹き渡る〜

 
 
〜拝殿の天井画〜

 

   
〜拝殿の脇にも見事な鳳凰が描かれている〜
『参拝はしご』が当たり前のemyたちだが

 珍しくこの日は祐徳稲荷神社だけの参拝日だった。

なのでご祈祷だけでなく昇殿参拝をさせて頂いたり、

前回、行けなかった『奥の院』まで登る事にした。

これまた驚いたのだが『奥の院』へ続く山道・階段にも

沢山のお社が鎮座されていて、どのお社も素晴らしい『気』を発していた。

やはり『美し過ぎる神社』が鎮座される地霊の高さもハンパでは無い。

〜岩をくりぬいて出来ている奥の院途中のお社〜
   大体20分くらい登って『奥の院』へ到着。

〜奥の院のお社〜
 結構、息があがってしんどかったけれど、

山の頂上から見る眺めは最高だった。

〜奥の院から有明海を望む〜
 気がつけば3時間くらいまったりと時間を過ごしていた。

この後は島原へ移動しなければならない。

そしてその前に雲仙に凄い温泉がある事を聞いたので、

また車を飛ばして雲仙へ向かった。

お狐らしくない稲荷神社・・。

でも何故、稲荷だったのか?

生活全般(衣食住)・商売繁盛・五穀豊穣を司る

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)=お狐様を崇敬して、

その土地の繁栄を願ったのか?

それとも神使いのお狐様が現れて、稲荷神社を創建したのか?

今回は妄想の中で答えが出ていた。

青い目をした神々しい白い狐神・・

そんなお狐様が本殿の中を歩き回っていて、

それがまさに此処の『主』と感じてしまった。

だからお狐感は無いけれど、稲荷神社である事は妄想の中で確かだと思う。    
   

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