〜パリ・オペラ座〜 |
これから約11時間ちょっとのフライトが始まります。
シーズン・オフなのかKLMの機内はいくつか空席が目立ちました。
もしかしかこの中の数名はemyの様にパリ行き変更便として
乗ってらっしゃる方もいるはず・・。
フライト中は時差ボケ対策も入れて、何本か映画を見るようにしています。
今回もオランダへ到着するまで4本の映画を見る事が出来ました。
日本映画からアニメーションまで・・結構充実した内容。
そして無事スキポール空港に現地時間13時頃、到着しました。
どんよりと曇った空・・さすがヨーロッパの冬景色・・。
空港内は森のようにディスプレイされていて
鳥のさえずりもあり、相変わらずアーティステックな感じ!
さすが、『フェルメール』『レンブラント』『ゴッホ』etc・・など
素晴らしい画家たちが生まれた国です。
時間があれば広い空港内を色々周りたかったけれど、
兎に角、トランジットに1時間しかない!
足早にパスポートコントロールへ向かうと
案の定、長蛇の列を作っていました。
もっと窓口が開いていればスムーズに進むのに
EU国籍以外の窓口は2つしか空いていませんでした。
心に余裕が無く、写真を撮る発想も浮かびません・・。
しかも到着寸前にアナウンスで
〜15分前にはゲートを閉める場合もございますので
トランジットのお客様はお早めにゲートへ向かってください〜
と言われたので焦る気持ちはつのるばかり・・。
遅い・・遅い・・なかなか動かない・・。
何だか荷物検査でもめている人もいる・・。
セキュリティーチェックを受けた後、時計を見ると
出発前15分をきっていました。
思いっきり走ってゲートに向かったのですが、
これがまたスキポールは巨大ハブ空港で出発ゲートまでの距離も長い!
一心不乱で、ゲートに到着すると、
全く人影が無く閉まっていました。
マジで!!!!
一瞬、眼の前が真っ暗になり途方に暮れたいのですが、
その時間すらない!
後を振り向くと、KLMのパイロットが楽しそうにお喋りしながら
歩いて来たので、
『 Excuse me!I would like to take this airplane!
A gate is not known !
(すいません!この飛行機に乗りたいのですが、
ゲートが解りません!)』
とゲートNOが記載されている掲示板まで走る余裕がなかったので
思わず歩いて来たパイロット聞いてしまいました。
(今から考えると解るはず無いのにね・笑)
するとパイロットは、何やらオランダ語で遠くのフタッフに
声を張り上げて聞いてくれているようです。
時計を見ると離陸まで7分しかありません。
良くある話ですが、寸前でゲート口が変わったようで、
パイロットから教えてくれたゲートはこれまた遠い場所でした。
(oh my Got !!)
日本では搭乗される方が不在だと、総出で探してくれたり
待っていてくれたり優しいのですが、
海外はそんなに甘くありません。
時間内に来なければ平気で飛行機は離陸してしまいます。
また教えてもらったゲートに再び一心不乱に一直線!
すると途中から同じく走っている人が数名います。
きっと同じ飛行機の乗客たちでしょう・笑
何とかゲートに到着した時はまさに1分前でした。
しかし、まだまだ列をなして乗り込まれていなかったので、
結果、飛行機は10分遅れで離陸。
こんなせわしないトランジットは始めてです・笑。
オランダからパリのシャルル・ドゴールまで1時間30分のフライト・・。
思いっきり走ったので体力はかなり消耗していました。
〜あ・・やっとこれでパリに到着出来る・・。
着いたらまずアパートへ向かって
マルシェで買い物だ〜♪ 〜
なんて、心の中は安心感でいっぱい・・。
そしてフランスには17時30分に到着しました。
シャルル・ドゴール空港も、ポストモダン建築のような
お洒落な作りで大好きな空港です♪
オランダで既に入国審査が終わっているので、
後は荷物を受け取るだけ!
そして荷物受け取り場所には大勢の乗客で溢れ帰っています。
それもそのはず、なかなか荷物が出てきません。
大体、遅くても15分も待てば出てくるのに
何故かこの日は30分以上待たされました。
(日本ではあまり考えられない事です)
ようやく、ベルトコンベアーが動きだし、
次々とスーツケースが出て来ました。
しばらくしてやっとまず最初のスーツケースをゲット!
そして2つめ・・なかなか出て来ない。
何時まで待っても出て来ない・・。
一抹の不安がまた心の中をよぎります。
その内、人々は去りベルトコンベヤーが止まりました。
うそ・・信じられない・・
もう1つのバッグが届いていないの????
呆然としていると少し離れた場所にもう1人、
ベルトコンベヤーをじっと見ているヨーロピアンの女性がいました。
彼女は私の所にかけより、
『あなたは何処から乗ったの?
私はモロッコからだけど!
スーツケースが無いのよ!』
と彼女も困った様子でした。
今まで何十回と海外へ飛び立っていますけれど、
荷物が紛失したのは始めての経験・・。
しかも紛失された荷物には明日、ロンドンで会う友人のお土産と
売り物の作品も入っています。
ほんと、京都出発から信じられない事の連続です・笑
とりあえず、emyはヨーロピアンの女性と一緒に
エールフランスの事務所へと向かいました。
一体、もう1つのバッグは何処に行っちゃったの???
〜to be next 〜
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