4/03/2013

The Power of City*Vol.16 世の中に溢れる『シンクロ』☆

$極楽手帳~写真家&タロット鑑定士EMYのブログ

~名門JAZZクラブ・ヴィレッジバンガード~

『あれ?ここら辺じゃなかったっけ?』

映画話が白熱し過ぎて道を間違えてしまったやんちは、

iphoneを取り出してグーグルmapで位置を確認していた。

どうやらお店の前をだいぶ通り過ぎてしまったらしい・・。

『海外生活が長い人はジャパニーズレストランに

お連れするんだけど、さすがに昨日着いて今日だから

アメリカンにしてみたよ!大丈夫?』


NYに着いたばかりだけれど、量が多くて味がおおざっぱな所に

ちょっと幻滅気味だったので、

(グッゲンハイム美術館のカフェ以外・笑)

こんな時は地もぴーお勧めのレストランに行くのが正解だ。

今までアメリカ圏と言えば、ハワイとフロリダしか行った事が無いけれど、

改めてハワイの食事はクオリティーが高いんだ・・と認識した。

さすが、リゾート地の食事はちゃんとしている・笑。

彼がチョイスしたレストランはビルの1階にあって

天井も高く、開放感がある素敵な場所だった。

中央には大きなバーカウンターがあって、時間が経つにつれ

大勢の客たちがひしめきあっている。

ミミズがはったような文字で書かれているメニューは読みづらいので

全て彼に任せる事にした。

ウエイターを呼んで流暢な英語で食べ物をオーダーするやんち。

��まッ当たり前か??笑)

研究室の中でも色々話が弾んでいたけれど、

食事をしながら更に話がヒートアップしていく。

彼と話をしていて驚くのは15年も日本と離れていると

ドラマやカルチャーの部分でタイムラグ(時差)が発生する事が

多く見受けられるのに全くそんな部分を感じない。

インターネットの普及も影響しているとは思うけれど、

もしかして、日本に居るemy以上に色んな事を知ってるのかもしれない。

海外へ1年以上住むと面白い現象が出てくる。

ある一定の時期に流行った歌・ドラマ・文化・社会・事件が

スポッと抜けているのだ。

アーカイブスがテレビに流れているのを見ていて

『あれ?何でこんなに流行っていた事を忘れているんだ?』

と最初は不思議に思うのだが、その流行の年代が出て来た時、

海外に居た時のものである事が解る。

その時だけ一瞬、気分は異邦人・・笑。

やんちとはかなりマニアックな話でも盛り上がったけれど、

その中でいくつか驚いた事があった。

まず彼の実家とemyの実家がめっちゃ近かった事!

考えてみれば小学生の時、誰が何処に住んでいたなんか

そんなに意識をした事が無い。

それに通っていた私学の小学校は電車通学で通っている級友が

ほとんどだったので、てっきり彼も電車通学をしていたと

思い込んでいた。

とーぜん、同じ学区内に居たので中高はemy's兄貴と一緒の学校・笑

彼は大学から東京らしく、東京生活の話に移った時に

また驚いた事があった。

emyの東京時代、杉並区の荻窪に8年程住んでいた事があるけれど、

同じ時期、彼も荻窪の駅前にある歯医者さんでアルバイトをしていたらしい・・。

荻窪に住んでいた時、よく目にしていた歯医者さんだった。

しかし、生憎歯は丈夫なので一度もその歯医者さんに

お世話になった事がない。

彼の人生とシンクロ率が高い事を知った時、

改めてこの世の中、広いようで全然広くないと感じる。

彼だけでなく、こんな『シンクロ』は身近で良く起こっていた。

友人の友人がお互いの友人だった。

友人の彼氏が大学の後輩である事が判明。

同じ時期に同じ場所に住んでいる。

長年、一緒に仕事をしていたディレクターの実家も偶然近所。

旅行先でばったりと知人に会う。(しかも海外)

などなど挙げ出したらキリが無い!

��全てがシンクロ原理にあてはまるかは解らないが)

近年、ソーシャルネットワークの普及で、

シンクロがリアルタイムに解る事が多くなったけれど、

普及以前の長い人生を考えると、

どれだけの人と偶然に重なりあっていたのだろうか?

知っていれば人生、変わる事があるのだろうか?

知らないで損をする?・・逆に知らない方が良い??

そんな『シンクロ』の事を考えると

人間は決して独りではない

と思ってしまう。

細い太いはあるかもしれないけれど、

常に誰かと誰かが何処かで繋がっているのかもしれない。

これも『縁』縁と言うものだろうか・・?

やんちとは数時間前に数十年ぶりの再会を果たしたのだが、

同郷の同級生だけあって独特の地方カラーでその距離は縮まっていたにこ

『僕はグランドセントラル駅へ行くけれど、

どうやって帰る?』


ワインが良い具合に回っていて何となくまたJAZZが聴きたくなっていた。

『タクシーでビレッジバンガードへ行くわ!』

とお店の近くで彼と別れ、タクシーをひろった。

今度はタクシーの運転手さんにちゃんと場所を把握してもらうために

白い紙に大きな字で住所と名前を書いていた。

『ここに行きたいんですけど』

『大丈夫だよ!解るよ』

良かった・・今度はスムーズに行きたいクラブへ行けそうだ。

レストランからはあまり遠くなかったようで直ぐにクラブへ到着。

急いで入り口へ駆け込むと

『本日のライブは満席で終了!』

と書かれていた汗

・・がっかり。


next tomorrow・・JAZZ

6 件のコメント :

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    私は、あまり「人の縁」に関わりがなく生きてきたのに
    ��人が恐かったのに)
    大切で夢中になってることには
    ばんばん縁がシンクロします
    びっくりです
    それにしてもEMYさん、ニューヨークのことを書いてる時は文体が違いますね
    意志的です(^O^)

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  2. SECRET: 0
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    雑貨や。。。
    だと思ってました!(笑)
    にゃるほど~♪

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  3. とちおとめ☆2013年4月3日 21:31

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    常に誰かと誰かが何処かで繋がっている~ってとこに凄く共感です!
    実際会ったことなくても、波紋みたい誰かに伝わったり、届いたりして、繋がっているんじゃないかな?と思います(^^)
    私のシンクロ?は去年一緒に鑑定に行った友達と、彼が同じ名字なことと、犬に「大吉」とつけたかったと彼に言ったら、「大吉」は彼の名前の命名の最終候補に残っていたことです!笑

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  4. SECRET: 0
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    ��咲楽さん
    きっとそれはNYと言う土地がそうさせてくれているのだと思います(o^-')b

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  5. SECRET: 0
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    ��タバさん
    さすが!タバさん!!笑
    関西の『ボケ』ではなくマジですよね!( ̄▽+ ̄*)

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  6. SECRET: 0
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    ��とちおとめ☆さん
    私の友人の話ですが、歴代の彼氏全員に共通の漢字が必ず一つ入っていたそうです・笑(*^▽^*)

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