ヨーロッパの中で一番、動員数を集めるイベントだと
聞いていたものの、
開催中の4日間、連日朝から大きな人の波が
会場に押し寄せていた。
最寄りの駅からバスから
今まで見た事の無い様な光景が広がっている。
本当にJAPAN EXPO は巨大ビックイベントだった。
ほとんどが若者だが、フランス全土を始め、
イギリス、ドイツ、オランダ、スイス・・
っとほぼEU全域から来場している。
そして参加者の多くは、日本語のTシャツや着物、
アクセサリー&小物などの和物を身につけ
『日本文化大好き♡』度が伝わって来ていた。
最初、4日間続けて『KOI着物』の装いで
頑張ろうと思っていたけれど、
其の後も続く猛暑と体調の事を考えて
1日だけ着物を着ていく事にした。
『KOI着物』を着て行った朝、
アパートからメトロに乗り
バスが待つホテルへと向かっていると
『素敵!一緒に写真を撮ってください!』
と観光客から良く声をかけられた。
やはり『KOI 着物』は目立つらしい・・。
今回も新作3点を展示したけれど、
高価な値段設定だったので売れるとは思っていなかった。
着物に関しては売る事よりもまずは披露したかったのだ。
目を引く迫力があるので色んな人たちから声をかけられ、
どうやって作ったのか良く質問された。
そして写真を生地に転写する『昇華転写』の技術は、
ヨーロッパの人たちから見てかなり驚きの反応だった。
京都の職人の技を伝えれるだけでも嬉しかった。
着物は特にファッション関係の人たちに目が止まった。
その中でウクライナのファッションデザイナーに
声をかけられた。
『あなたと是非、作品のコラボがやりたいわ!』
と『KOI 着物』をえらく気に入ってくれた。
今回、着物に続きカジュアルな『KOI Tシャツ』を制作していた。
絵柄はピンク系の1パターンだけだったが、
意外と好評だった。
フランス人は『青』を好むイメージを持っていたけれど、
最近はピンク系が流行っているのか、
ポストカードもピンク系が良く売れた。
Tシャツを買ってくれた女の子が次の日、
それを着てまたブースへやって来てくれた。
話を聞くとオペラ座近くの『メイドカフェ』で
アルバイトをしているらしい・・。
日本が大好きで何時か訪れてみたいと言っていた。
そう・・
このイベントでは彼女のように
『いつか日本へ行きたい!』
と憧れている若者が大勢いるのだ。
そんな日本に対する『愛』が溢れた会場内は、
みんな笑顔で歩いていて
その笑顔が逆に沢山の元気をもらったような気がする。
そして沢山のコスプレーヤーたちも
会場を賑わせていた。
アニメから歴史に至るまでありとあらゆる
コスプレが披露されていた。
お寿司や抹茶などの食べ物のブースにも長蛇の列が
無くなる事がなかった。
兎に角、終わりの時間まで全く人が帰る気配が無い。
4日間、通い詰めの若者たちも大勢いた。
海外で展覧会を始め出して
3年の月日が経っているけれど、
年々『錦鯉』に対する注目度が上がっているような気がする。
今回はベルギーの企業から
『KOI POST CARD 』を大量に輸入したいと言われた。
確かにベルギーも鯉の収集家が多い事をメディアで見た事があった。
しかし、この様な作品が無いようで
POST CARD が気になったようだった。
4月のNYに続き、パリでも新しい波が来ている感じだった。
若者の多いイベントだけれど、何故かEMYのブースには
ビジネスを絡めたバイヤーたちが多く来てくれた。
最初、テロなど不吉なニュースも飛び込んで来てたけれど、
会場内は至って平和で笑顔のエネルギーが充満していた。
そのせいか、喧嘩している人や不機嫌な人、愚痴を言っている人を
見渡す限り全くいなかった。
どのブースも大にぎわいで待ち時間も多いのに
待っている人々の顔に不満の要素が全くなかった。
そんな時間ですら楽しんでいるように思えた。
まさに『平和』な雰囲気が終日その場には存在した。
こんな風に異文化に憧れ、そして取り入れ、
尊敬する念を発する事が出来れば、
世の中に諍いが生まれず、もっと平和的な方向へと
行くはずなのに・・。
イベント中の4日間、『平和エネルギー』に
どっぷり浸かっていると、
思わずそんな思いが沸き上がって来てしまった。
〜to be next 〜
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