8/05/2015

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ*Vol.4 彩雲・・☆



パリにも色んな人種や文化が交差している。

到着した次の日の夕方、

北駅からユーロスターに乗ってロンドンへ向かう予定だった。

昼間は時間があったので、

数十年ぶりに、5区にあるイスラム寺院へ足を運んだ。

あの、あま〜いミントティーがまた飲みたくなった。

イスラム圏と言えばトルコへ行った事がある。

親日ともあってトルコでは楽しい思い出しか無い。

イスラム教でもトルコではお酒が飲める。

夜、ホテルのオーナーが現地の居酒屋へ連れて行ってくれた。

(ちなみにメンバーはemy&フランスのレズビアンカップル)

今から考えると見ず知らずの人物の誘いに

ホイホイと無防備で着いて行く自分が信じられない。

しかも、ベリーダンスまで教えてもらって

みんなで踊りながら夜中まで騒いでいた。

そして道を歩いていると

手招きされ、あま〜いミントティーをご馳走になっていた。

何も疑いも持たず、ご馳走になっている所、

今でも同じように行動するだろうか?

いや・・きっとしてまう所がemyである・笑。

何もトラブルに遭わなかった事を

感謝するしか無い。

一種、運が強いと言うか・・。

モスクの造りや壁一面に施されている植物や花の文様に

とても魅かれるものがある。

La Mosquée de Paris(ラ・モスケ・ドゥ・パリ)

は滞在しているアパートからメトロに乗って

30分くらいの所にある。

地下鉄から地上にあがって周りを見渡しても

どの位置に存在したのかさっぱり思い出せない。

道オンチだし・・大丈夫か??

そしてふと空を見上げると斜め左の空に

素晴らしい龍神雲が出ていた。

(きっとあっちだな・・)

何の根拠もなく、その龍神雲が出ている方角へ

進んで行った。

5分くらい歩くと目の前に懐かしいモスクが見えて来た。

凄い・・龍神雲がナビゲートしてくれた・笑。



 月と星のマーク・・

ふと空を見上げるとその寺院を取り囲むように

奇麗な彩雲が出ている。

何だか数十年ぶりに出会ったモスクの神に祝福されているような

気持ちになった。

(確か・・カフェがあったはず!)

門をくぐると素晴らしいお庭が広がり、

思わず写真を撮っていると男の人がやって来た。

『此処は撮影禁止!』

(あ!すいません・・あの〜カフェは何処ですか?)

『カフェは此処を出てぐるっとまわって反対側だよ』

慌てて外壁伝いに裏へまわる。

   

懐かしい・・。

カフェは更にお洒落な雰囲気に変わっていた。

色とりどりのタイルの装飾が素敵だ。

    

奥にはレストランがあるけれど、

まだ朝食の余韻が残っていてお腹が減っていない。

とりあえず中庭のパティオの椅子に座った。

緑が多く、沢山の鳥たちのさえずりが聞こえる・・。

この次、何処へ行こうかガイドブックに目を通していると、

トレーに沢山ミントティーを乗せて歩いているおじさんがやって来た。

(そうそう!これこれ!!)

 
小さいガラスのコップに入ったあま〜いミントティー・・

パリも例年以上に猛暑が押し寄せていたので

こんな気温の中で頂くのは最高。

甘いけれどミントの爽やかさが暑さをしのいでくれる。


 あ〜・・お腹が空いていたら

久しぶりにアラブ料理に舌鼓を打ちたかった所だけれど、

此処ではミントティーだけ頂いて、次の目的地へ向かった。

パリにも素晴らしい美術館が沢山点在しているので

限られた時間内にセレクトするのが難しい・・。

色々、吟味した結果、

ずっと改装中で行けなかった『ピカソ美術館』へ向かった。

 
 パリの中心部、北マレ地区にあるので

結構、お買い物ついでに足が運べる感じで便利。

伝統的な中世の宮殿の佇まいと現代アートのピカソの融合が素敵。


  展示されている作品だけでなく

思わず壁面の彫刻にも心が奪われる。

   
古いものと新しいもの・・

双方の融合が更に素晴らしい空間へと誘ってくれている。



天上からぶら下がっている鉄のオブジェの明かりもお洒落で

思ったより長時間、滞在してしまった。

時計を観ると出発の時間が迫っている。

慌てて、北駅へと向かった。

今回のロンドン滞在は、何時も会う友人意外に

これまた数十年ぶりに会う友人カップルがいる。

今年に入って本当に不思議だが、

この『数十年ぶり』と言うのがキーワードで

懐かしい友人から連絡をもらったり、

今回のモスケのように訪れたりする事が多い。

それは自分のweb site を持っていたり、

face book などのSNSの発達も関係していると思う。

しかし、こんなに立て続けに再会する機会があると、

何か1つの『節目』が来て『新しい縁』が動き出しているように

思えて仕方が無い。

あの彩雲はそんな『サイン』を投げかけてくれていたようにも

思えた。

to be next 〜     

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