〜曲線のデザインが美しいグッゲンハイム美術館〜 |
今回の短期滞在は『ART』一色に染まりたかった。
まず最初は3度目のNYで毎回、欠かす事が無い
『グッゲンハイム美術館』へ向かう。
この美術館の設計をしたフランク・ロイド・ライトが
好きなだけでなく、外見も内観も非常に美しいので
中で展示されているものうんぬんよりも
この建物の魅力に心が奪われてしまう。
〜中で歩いている人々もARTの一部となる〜 |
『クーパーヒューイット国立デザイン美術館』へ向かった。
この美術館はグッゲンハイムと同じ並びにあるので
直ぐに行ける。
此処は実業家のアンドリュー・カーネギーの邸宅を修復し美術館にしていて
20世紀のデザインやコンテンポラリーアートが展示されている。
〜シックな邸宅とモダンなデザインの融合〜 |
とてもマンハッタンのど真ん中とは思えない。
中は撮影禁止の箇所が多いので
カメラに収める事は出来なかったけれど、
大学がデザイン専攻だったので
展示品はその昔、勉強をしていた頃を思い出すような
懐かしい名作が並んでいた。
〜鮮麗されたミュージアムショップ〜 |
それぞれのカラーが出ているミュージアムショップを覗くのも
楽しみの1つ。
デザイン美術館だけあって、ショップに置かれている品々は
どれも目を見張る物ばかりだった。
思わず大人買いをしてしまいそうになる衝動を押さえるのに必死。
やっぱりデザインは良いな・・心の中が豊かになる。
この日も朝から美術三昧で興奮気味だった。
この勢いでクリムトも観たくなって
同じ並びにあるノイエ・ギャラリーへ向かった。
〜MOMAで観たクリムト〜 |
ドイツ&オーストリア芸術が展示されている小さなギャラリーだが、
此処はどちらかと言うとカフェが有名。
鼻息荒く中へ入って行くと入り口に立っていた警備員さんに
止められた。
『今日はギャラリーはお休みです。
カフェへ行かれるのですか?』
マジで????
ウィーンの雰囲気漂うカフェに行くのも良いけれど、
お腹はすいていないし、何よりクリムトを観たかったのに
観られないショックが大きかった。
もう一度、玄関の脇に書かれている看板を観ると
『火曜日・水曜日は閉館』
と書かれていた。
今日は水曜日・・明日は開いている。
でも明日からはART EXPO ・・
何とか行けないものかと往生際が悪い感じで
頭の中をかけめぐらせたけれど、最終的に諦めた。
〜好きなものに触れている時が真の自由〜
と言う言葉を耳にした事があるけれど、
美術館巡りをしているとこの言葉の意味が本当に解る。
好きな物に触れている心は
誰にも邪魔されていない本当の自由なのだ。
この2日間、日常を忘れ本当の自由を手に入れていたと思う。
そして夕方は明日から始まる『ART EXPO New York』の搬入と
打ち合わせがあったので会場へ向かった。
会場はハドソン川沿いに隣接する大きなPier94と言う場所だった。
〜Pier94の正面玄関〜 |
作品がひっきりなしに運び込まれている。
中へ入ると明日から展示会が始まるとは思えない程、
雑多な感じで足の踏み場も無い程だった。
しかし、emyが出展するブースはちゃんと出来上がっていて
やはり日本人はキッチリしているな・・と改めて思った。
今回の写真は『8号』とサイズが決められていたので、
他のブースに比べるとこじんまりとまとまっている雰囲気。
まだ準備中の会場内をちょっと回ってみると
アメリカを中心に、南米〜アジアまで色々な現代アートが
集まっていた。
凄い・・
考えてみると世界の現代アートの集大成に触れるのは初めてだった。
明日のオープニングは招待客とギャラリー関係者のみの
特別な日である。
どんな感じになるのか全く想像出来なくて
頭がクラクラして来た。
でも、嫌でも明日と言う日はやって来る。
ドキドキしながらホテルへ戻って来た。
何も食べてなくて小腹の空いているけれど、
朝から散々歩いて疲れも出ていたので遠くまで行く気がしない・・。
ふと目に飛び込んだホテルの目の前の『一風堂』
NYでブームのラーメン!
ちょっと食べてみようかな?っと思った。
to be next ・・
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