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| 〜アンディーウォーホルの猫〜 |
素敵な初老の夫婦に飼われていた。
日に日に弱ってトイレに行くのも大変になって来たので
婦人は夫にエメラルドを任せ、ペットシーツを買いに
出かけた。
夫はずっとエメラルドの側を離れず、見守っていたが
昼間と言うのに一瞬睡魔が襲ったらしい。
その間にエメラルドはそっと天国へと旅立った。
一方、買い物に出ていた婦人は何か虫の知らせを感じたのだろうか、
夫に連絡をすると夫はその電話ではっと目覚め、
目の前の状態を受け入れられなかった。
『あの子は死ぬ瞬間は見せてくれなかったんですね』
飼い主に対して愛情が深ければ深い程、
自分の死に目を見せずにそっと天国へ旅立つものだろうか？
たまこも全く一緒だったので共感する事だった。
たまこの場合は明け方だったので一瞬寝てしまった間に
天国へ旅立った。
人間も身体から魂が抜けた時、
家族やお世話になった人へ『虫の知らせ』として
様々な現象を引き起こす事が多い。
ペットも決して例外ではない。
やはり魂が宿る全てのものは、人間でも動物でも
品種が関係なく目に見えない不思議な力が出てくるものだ。
エメラルドで凄いと思ったのは、
彼女の場合、死んでからではなく死ぬ３日前に
自分が旅立つ事を家族たちに知らせた事だった。
一番は海外に住む娘さんの所へエメラルドが出没したらしい。
夜中に部屋の重い扉が勝手に開いたのを見た時、
娘さんは瞬時にエメラルドがやって来たと思い、
婦人に電話をした。
その様子を聞いた婦人はエメラルドの死期が
近づいていると思ったらしい。
そして天国へ旅立った後もエメラルドは頻繁に
ご夫婦の前に自分がいる事をアピールしている。
ある時は夜中の2時頃に大きな笛の音が耳元で聞こえて
ご夫婦ともビックリして同時に起きた事もある。
そんな笛の音が聞こえるのは住まいの構造上ありえず
2人ともエメラルドの仕業だと感じた。
それにしても夜中に笛でご夫婦を起こすエメラルドの
真意は何なんだろうか？
どちらにしろ、死ぬ前から『分霊』して、
地上と天国に二つの魂が存在している エメラルドは
しっかりと家族たちを見守っている。
タロットカードでペットリーディングをしていると
どんな質問に対しても必ず出て来るカードがあった。
『聖杯のクィーン』
霊感の強い女性を示すカードだ。
78枚中の1枚・・
開く度に出て来る確率は本来なら非常に低く
1〜２回、立て続けに出て来る事はあっても
10回近く出続ける事はありえない。
emyは『聖杯のクィーン』はエメラルドの事を示していると思った。
ここまで情愛の強い猫に会った事が無い。
人生の後半になってからやっと猫を飼い出した夫婦。
何故、今、このタイミングでエメラルドがやって来たのか
婦人はその理由を知りたかった。
その辺りをエメラルドに聞いてみると
ただこの言葉だけが降りて来る。
『ずっと待っていた・・やっと会えた』
そして更にその言葉の意味は更に先祖との縁にまで
続いていった。
ブログの上では詳しい事が書けないけれど、
お伝えした内容に婦人は納得していた。
猫は本当に不思議な動物だと思う。
古代エジプトでは神とされていたのも納得がいく。
そして猫だけなくペットたちは、
人間と違って『無償の愛』を与えてくれるのも事実だ。
今回のペットリーディングでまた学ばされた事が
沢山あった。
エメラルドの瞳は本当に不思議な光を解き放していた。
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| 〜たまこのような表情で膝にのるカーン〜 |
〜KOI POST CARD のお知らせ〜
この度も義援金活動の一環として売っている『KOI POST CARD 』
今回は高松で開催した対面鑑定イベントと合わせまして
￥21,250となりました。
本当にありがとうございました！
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