9/24/2013

国生み・神生みの島 Vol.3 国生みの神と太陽運行・・☆

〜海に向かって東の方位に鎮座する岩屋神社〜

原始的な余韻に浸った後は絵島近くに鎮座する『岩屋神社』へ。

国道沿いに沿った鳥居は東の方位を向き、

きっと早朝に参拝へ行くとちょうど太陽の光がこの神殿を

照らしているのであろう。

この神社の先に何となく伊勢神宮があるような感じがしていた。



広い境内には主祭神、ギリシャ神話のゼウスのような神生七代の

『國常立尊(クニノトコタチ)』

そしてイザナギ・イザナミの三柱が鎮座されている

国生み神話の聖地らしい神社。

ただ、古式ゆかしき威厳が漂っていると言うよりも

シンプルであっさりとした所が淡路島らしい・笑

さくっと参拝を終わらせ、大好きな神社の一つ

『伊弉諾神宮(イザナギ神宮)』へ向かった。

〜伊弉諾神宮〜
 


   東京から関西へ戻り、西宮に住んでいた頃は

年に2回は通いつめただろうか・・

神社の空気感と言い、何時も清々しい気持ちになる。

そして余談だがここのお神籤程、あたるものはないと思っている・笑 

今回もそうだったけれど、どうしてここまでドンピシャなのか??

まるでイザナギとイザナミが常に側に居て監視されているような思いになる。

お神籤の形式としては裏に英語で書かれてあって

決して重苦しいものではない。

でも兎に角、的中率と言うか未来の予見に関しての正確さは

ひれ伏してしまう程・笑。

ただポイントがあって『当ててください!』と我欲むき出して

引いてはならない。

本殿でしっかりと手を合わせた後、心の中で

『神様のお導きのお言葉をお聞かせください・・』

と良い意味の神任せ態度の謙虚な姿勢で引くと良いのだ。

もし、伊弉諾神宮へ行かれる事があるのなら是非、お神籤を引いて頂きたい。   

今まで道に迷ったり、現状を知りたい時、この聖地で

何度救われた事か・・。

子供の頃は遊び場だった神の島は今ではemyの救世主である。

 
 鳥居の形は伊勢神宮と同じ『神明鳥居』となっている。

『ニッポンのヘソ』に位置するこの神社の参道の先に

その言葉を裏付ける面白い場所がある。

  
始めて行った時に驚いたのだが、

日本の重要な位置を示す神社全て、伊弉諾神宮を中心とした

太陽運行・・『陽の道しるべ』となっている。

春分秋分には同緯度にある『伊勢神宮』から太陽が昇り、

対馬の『海神(わだつみ)神社』へ太陽が沈む。 

夏至には長野県の『諏訪大社』から島根県の『出雲大社』へ・・。

冬至には和歌山県の『熊野那智大社』から宮崎県の『高千穂神社』へ・・。

この太陽運行を見ると、いかに日本は『太陽信仰』を重要視していたのか、

理解出来るのだけど、

古代にここまで正確に天体を読み解き、計算された技術は

何処から来て、誰が行ったのか??

探究しなければいけない部分だけれど、

古代の淡路島は本当に『神の島』として崇敬されていた事は

間違いないと思う。

〜手水舎の亀さん〜

 ただ、さりげなくそんな太陽運行表があったりする所も

伊弉諾神宮の魅了の一つ。

何も知らずに素通りする参拝者も多いはず・笑

〜伊弉諾神宮拝殿〜
 何時も平日に参拝へ行く事が多いので

参拝者もまばらにしか見当たらないのだけれど、

もう一つ、面白いのは、

emyが参拝へ行く時は、誰かが御祈願を受けられている時で

拝殿に手を合わせている時は何時も巫女さんが舞っている時だ・笑。

なので『神社の基礎知識』の本でも使って頂いている

淡路島の巫女舞いの写真を撮る事が出来ている。

そして今回もまた拝殿で手を合わせている時、巫女舞いの時だった。

笛の音を聞きながら手を合わせるのは

伊弉諾神宮では普通である・笑。

伊弉諾神宮において写真を撮るのはここまで・・

実は本殿の右奥に小さいけれど素晴らしお社が鎮座される。 

それはイザナギが禊をした時に左右の目からそれぞれ生まれた

『天照大神(アマテラス)』『月読命(ツクヨミ)』を奉る

其の名も『左右神社』

眼病の神として奉られ、眼病治癒のご利益があると言われているのだが、

何とも言えないエネルギーを発している・・。

それこそレンズの目を向ける事は到底無理。

色んな神社を回っているけれど、祠やお社の大きさとエネルギーのレベルは

あまり関係無いと思う。

小さなお社でも凄い聖地は沢山ある。

emyの中でこの『左右神社』は凄いと思っている一つである。

このお社では単に目の病に関するお願いだけでなく、

未来をしっかりと見据える目にして頂くよう願をかけるのも

良いかもしれない。

 

   



 


  












 

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