9/30/2013

大麻と猿田彦命・・☆

〜徳島県・鳴門市に鎮座する大麻比古神社〜

国生み・神生みの島を後に今日は番外編で徳島県の神社の事を書きたいと思う。

何故ならお気に入りの神社の一つでもあるけれど、

御祭神・猿田彦命のお導きのような凄いエピソードを

鑑定のお客様からご報告を受けた事があるからだ。

数年前、ブログに溺愛ていたペットのネコちゃんを亡くされ、

ペットロスに苦しんでいたある女性の事を書いた事がある。

そしてその驚くべき展開の内容はフィードバックで読んで頂きたい。

ワンダフル・ペッツ Vol.3 パートナーを導いたネコ(前編)☆ 

ワンダフル・ペッツ Vol.4 パートナーを導いたネコ(後編)☆ 

このエピソードがあってから『猿田彦命=導きの神』と言う印象が

より強くなっていた。

そしてこの大麻比古神社 (おおあさひこ神社)は香川県へ入る前に

無事、仕事を終える事が出来るよう今までもよく立ち寄った。

大鳴門橋を渡って徳島県に入ると、前日の大雨の影響で

鳴門IC〜板野IC区間が通行止めになっていた。

何時もは板野ICから神社へ向かうけれど、

今回は鳴門ICを降りた。

しかし、鳴門ICからもさほど遠い距離ではない。

国道を走って行くと四国巡礼八十八カ所霊場の第一番札所、

『霊山寺』が見えて来てその裏辺りに『大麻比古神社』が鎮座される。

真っ白の灯籠の間を数百メートル進むと立派な朱の鳥居があり、

その朱は神格化された天狗と同神の猿田彦命のような神々しさだ。

そして 相変わらず緑も青々しく空気も澄んでいる。

何て気持ちのよい神社・・。

友人にここに不思議な彫刻がある事を聞いていた。

何回も参拝に来ているけれど、全くその彫刻に気付かなかった。

その不思議な彫刻はどうやら狛犬の足ものにあるらしい・・

  

この狛犬・・確かに前足の所に何かが彫られている。

 
あれれ???もしかして・・これって思いっきり何かをふかしている??

名前も『大麻』だし・・笑。

後で色々と調べてみると、どうやら神社の方々も認めている

『大麻を吸う老人』の彫刻らしい・笑

現代から考えると何ともイリーガル的な感じに捕われるかもしれないけれど、

昔はりっぱなシャーマンの神具の一つだったのかもしれない。

兎に角、タバコとは思えない大量のふきっぷりが面白い・笑。

此処、『大麻比古神社』はそんな彫刻を含め、

ちょっと独特な雰囲気が漂っている感じもする。

それは境内の狛犬・大楠を始め随所にオリジナリティーが出ているのだ。

  

四角い顔に大きな鼻の穴、そして異様に細い前足・・

たまにこんな『ぶさかわ系』の狛犬さんに会うけれど、

何とも愛くるしい形に親近感が湧いてしまう。

 

境内の御神木の大楠も像のような感じに見えるし・・

かなりトリップ感満載の神社である事は間違い無い。



そして拝殿の鈴も特大サイズ!

何故、ここまで太いのか解らないけれど、一番札所の霊山寺の

側に鎮座されているだけあって、神道に仏教のテイストも

加わっているような感じだ。

〜御祭紋も麻の形〜

本殿の裏に回ると鎮守の森の中に奥宮がひっそりと佇んでいる。

〜奥宮〜
 ここに来る度に以前ブログにも書いたネコに会えないのか

ついつい森の中を探してしまう。

導きの神・猿田彦命の神社は島根県を筆頭に、あちらこちらで

鎮座されているけれど、どの神社も例外なく素晴らしい聖地である。

 

 

 

9/27/2013

ムーン*パワーの活用法・・☆



月一好評連載中の出雲bijinコラム

今月のテーマは『ムーン*パワー』です。

毎月、月の満ち欠けのサイクルは続き

その神秘のエネルギーは

私たちの細胞に影響を及ぼしている事もあります。

そんな神秘の力を解りやすく書いてみましたので

是非、読んでみてください♪

出雲bijinコラムはこちらから・・ 

今日は気持ちの良い秋晴れ。

週末も皆様にとって素敵な時間となりますように・・ 

9/26/2013

10月1日(火)〜8日(火)までの電話鑑定受付開始☆

〜大麻比古神社〜

何時もフェニーチェをお引き立て頂きまして誠にありがとうごうございます!

 101日()~1012日(までの電話鑑定を、

本日926日(
 

1回目13:00
2回目19:00



から電話受付を開始します。

受付時間はお客様のお仕事などのご都合により

2回に分けてあります。

どちらの枠も埋まり次第、受付終了とさせて頂いておりますので

何卒、ご理解の程宜しくお願いします。

鑑定ご希望の方は担当・中村までお問い合わせください。
 


〜フェニーチェ・電話番号〜
 

090-5713-8188

087-815-3319

それでは宜しくお願いします。

9/25/2013

国生み・神生みの島 Vol.4 ククリ姫の言霊☆

〜おのころ島神社の松の木〜

伊弉諾神宮を後にしてそのまま淡路島を南下。

徳島県と結ぶ大鳴門橋の手前に今回、淡路島の中で最後の参拝となる

 自凝島神社(おのころ島神社)へ向かった。

通称 『おのころさん』は南あわじ市に鎮座され、

神話ではイザナギ・イザナミが最初に降り立った 自凝島の舞台となった

聖地である。

しかし島と言っても本土と繋がっているので島ではない。

絵島を始め、ここ 自凝島、そして淡路島と紀伊半島の間に位置する

沼島(ぬしま)に国生み神話が語り継がれている。

そして沼島(ぬしま)は勾玉形の島である所も神秘的。

今回は沼島へは渡っていないけれど、何時かは訪れてみたい。

おのころさんの巨大な朱の鳥居は高速を走っている所からも見える。

そしてその大きな鳥居と対照的にお社はとても小さい・笑。

何時いってもその対比があまりにも可愛らしくて笑みがこぼれる。

〜おのころ島神社の拝殿〜
  
御祭神は、イザナギ・イザナミに加え、夫婦喧嘩を鎮めた

シャーマンのようなミステリアスな女神・菊理媛神(ククリ姫)が鎮座される。

拝殿の3本の鈴は、真ん中にククリ姫、右側がイザナギ・左側がイザナミと

勝手にイメージしている・笑

何処の鈴を鳴らすのか個人の自由だけれど、

emyは、一応3本の鈴を鳴らすように心がけている。

(単なる気持ちの問題だが・・)

 このラインアップの効果か、この神社では良縁堅固・夫婦和合に加え、

安産祈願としても有名。

実際に境内の松の木には何時もりっぱな『松ぼっくり』がたわわに

実をつけ、その『松ぼっくり』は子供を授かるお守りとして

全国からそのご利益を頂きに参拝へ訪れる。

emyのお客様も数名、この神社を紹介しているけれど、

『松ぼっくり』効果なのか、

しっかりと妊娠して元気なお子さんを出産された。  

そしておのころさんの松は招福の松と呼ばれ、

普通2つに別れている松葉が3つに別れた縁起物となっている。

ところで 『古事記』ではなく、『日本書記』に登場する

ミステリアスな女神・菊理媛神(ククリ姫)

どんなマジックワードをイザナミにささやいて怒りを鎮めたのか・・??

その記述がされていない事がミステリアス。

最後、火の神を産み落とし黄泉の国の女神となってしまったイザナミ・・。

そして魑魅魍魎の姿をイザナギに見られ、怒り狂ったイザナミ・・。

壮絶なその怒りを鎮めた 菊理媛神・・。

菊理媛神の総本宮である石川県・白山市の白山比咩神社(しらやまひめ神社)

足を運ぶ度、マジックワードが気になって何かヒントが無いか

探ってみたけれど、答えは見つかっていない。

しかし、最近ふと思う事がある。

それはある一定の言葉を意味しているのではなく、

『言葉の力』・・言霊そのものを示しているのではないのだろうかと・・。

だからどんな言葉もあてはめる事が出来るのかもしれない。

それは各自、思いついた言葉・・ふと降りて来た言葉。

その言葉の力はあのイザナミさえも鎮める強力な力が発揮される事を

教えてくれているのかもしれない。

もしかしたらあの黄泉比良坂(よもつひらさか)でささやいた言葉は

以外とあっさりとしていたのかもしれない。

『も〜美人が台無しになるわよ!目を覚ましなさい!』

そんな女心をくすぐる言葉だったかもしれないし、

『素敵な彼氏、紹介するから!』

 それかもっとあっさりと

『はい!終了!』

 もっとシンプルに神々が動く時に発せられる

『オーーーー』

色んな想像の言葉が頭に浮かぶ・笑

言霊の神は他に存在していて、

祝詞の神『天児屋命(アメノコヤネノミコト)』

一つの願い事を叶えてくれる『一言さん』『事代主命(コトシロヌシノミコト)』 

など鎮座されるけれど、それらの神々は

『願い事を叶える言霊』

に由来していて、その神々の前では

自分自身に誓いを立てるような意味を含まれている感じだけれど、   

 菊理媛神の言霊は『鎮める』意味があるように思う。

なので、『おのころ島神社』にこの3柱の神々が鎮座されているのは、

問題となっている原因や要因をククリ姫が鎮め、

神生みの夫婦神に良縁を授けて頂く作用があるのかもしれない。

境内の招福の松も3本なのも、拝殿の鈴が3本なのも、

この聖地では3柱一体が、基本なのである。


 それにしても神話や神社参拝にハマって行くと

ミステリーハンターに変身して行く自分が面白くなって行く・笑。

でも、子供の頃から『世界七不思議』『考古学』興味があった事も事実で、

神社へ行くと、そんな子供心を呼び覚ましてくれているのかもしれない。