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| 〜七つ星高級ホテル＊エミレーツパレス〜 |
またタクシーを飛ばして高級ホテル『エミレーツ・パレス』へ向かった。
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| 〜ホテルの中は何処もゴールドカラー〜 |
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| 〜中央エントランスは八角形の吹き抜け〜 |
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| 〜何と日本の茶室も完備！〜 |
今回の出張、ドバイのスケールの大きさから
アブダビの豪華絢爛に至るまで
毎日、魔法にかけられているような日々を送っていた。
そして同じイスラム教の中で
アラブ首長国連邦とそれ以外の国の格差が
あり過ぎる事に驚きを隠せない。
何を境に、何処で鎮圧されているのか？
西アジアの半分以上はテロと難民問題が大きな火種となって
ヨーロッパ全土にまで深刻な影響が出ている事に対し
此処ではそんな空気を一切感じる事は無い。
それどころか、移民が多いけれど規律は守られ
公用語で全員が英語を話す。
その部分で高い教育水準を感じずにはいられない。
そして自分自身も、もう一度、しっかり
英語の勉強をし直してみようかと思っている。
思わずそんな気持ちになってしまった。
男尊女卑を強調した宗派の情報とは全く異なり、
逆に女性は大事に扱われているようにも思えるし
そんな風潮を感じさせる違和感も一切無い。
奥深い真実が見えて居ないだけかもしれないが、
この統制された国に堅苦しさは感じない。
最低限のルールをキッチリ守っていれば
何の恐怖感も出て来ない。
しかもアブダビも文化レベルを広げ
パリの『ルーブル』NY『グッゲンハイム』美術館が
もうすぐ完成するらしい。
完成間近で、見る事が出来なかったのは
残念だったけれど、
新しく『芸術文化』の中心地となるアブダビへは
もう一度、訪れたいと思っている。
そしてドバイで繋がったコネクションを大事にして
直ぐに型にならないかもしれないが、
この『縁』が切れないように頑張って行きたい。
良い意味での『豊かさ』は人格形成に影響を及ぼす事も
同時に勉強になった。
今回諏訪大社『御柱祭』〜『Dubai』の流れは
自分の前世のパズルのピースに繋がっていたように思える。
諏訪大社の御柱がモスクの鉄塔と同じに見えてくるし、
その昔、中東〜諏訪が何らかの繋がりがあったのか？
自分の前世を通してそう見えているのか？
その答えは自分の頭の中にしかないけれど、
この感覚、感触は確実に
最初、問いかけた
『Who am I ？（私は誰）』
の部分に働きかけている。
アブダビでの楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまい、
スーク（市場）でお土産を買った後、
またドバイ行きのバスに乗り込んだ。
行きのルートと違い、変わった形の橋を渡っている時
友人が
『この橋のデザイン、確かザハ・ハディドやで！』
と言ってたので思わず合掌した。
後で調べると確かに『シェイクザイード橋』は
ザハ氏の設計によるものだった。
月並みの言葉だけれど、
外からの情報と実際に行くのとでは
全く見えてくるものが違って来る。
そんな世界をこれからも『芸術』を通して
経験を積んで行ければ本望だ。
人生って面白い。
人と人との繋がりが新たな可能性を生み出してくれる。
まさか、中東がここまで自分にしっくり来るなんて
この瞬間まで全く想像も出来なかった。
乾いた空気、目が痛くなる程の太陽の光り・・
そしてまばゆいばかりのゴールド。
そして今回、また新たなパズルのピースが
ぴったりと埋め込まれた。
それは間違った形では無いはずだ。
でも現代のジプシーemyのパズルの完成は
まだまだ先の話である。
〜The End〜
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