〜和歌山県中心部にある鎮守の森〜 |
今月の出雲bijinコラムは『鏡』をテーマにしましたので
その流れで今日はちょっと珍しい『鏡』が御神体
の神社をご紹介しましょう。
紀伊半島・和歌山県は世界遺産・高野山を始め、
熊野三山・黄泉の国エリア・奈良県天川〜吉野のスポットが隣接する
素晴らしい聖地が目白押しの場所です。
同じ近畿地区に住んでいても
広大な山と海に囲まれている和歌山県は
そう簡単に行ける聖地はありません。
もし熊野三山(那智・速玉・本宮)へ巡るものなら
京都を早朝に出発しても1日がかりとなってしまいます。
でも、和歌山県へ足を運ぶ時は
奈良県・三重県にも沢山巡りたい聖地がありますので
日帰りはもったいない・笑。
必ず宿泊して巡っています。
対外、emyのお気に入りスポットは
車じゃないとなかなか行けない険しい場所ばかりなのですが、
今回ご紹介する聖地は
和歌山県市内の中心地にありますので
日帰りでも十分に行ける聖地。
でもちょっと和歌山県らしく珍しい神社ですので
久しぶりにピックアップしてみました。
今日、ご紹介する神社は
『日前(ひのくま)神宮』『國懸(くにかかす)神宮』
です!
日前=ひのまえ=と呼びそうですが、ひのくま!
その呼び名は神社の御由緒を知れば納得です。
そして『神宮』と付いていますからね、
日前は一宮でもあり天照大神が主祭神となります。
〜日前神宮の御本殿〜 |
国道沿いにうっそうと茂った鎮守の森がありまして
その中にこの二社が鎮座されているのですが、
その鎮守の森を入って行くと
目の前に二つ、大きな鳥居が目に飛び込んで来ます。
右から行こうか?左から行こうか?
思わず一旦、足を止めてしまいますね・笑。
面白い事にこの二つの鳥居、終点は1つの場所に集約されていて
その終点が 日前・國懸の本殿になっているんですね。
まさに鏡写しのような神社なんです!
そして
日前の御神体は『日像鏡(ひがたのかがみ)』
國懸の御神体は『日矛鏡(ひぼこのかがみ)』
二種類の鏡の名前になっていますけれど、
由緒は一緒で『天岩戸伝説』の中に登場する鏡です。
『伊勢神宮』に奉納されている『八咫鏡』より前の
前霊(さきみたま)として日前に奉納されたと
日本書紀に記されているようで
きっと神社の名前の由来も此処から来ているのでしょうね。
何度か足を運んでいる内に
自然と
今日は右から行こう・・
今日は左から行こう・・
とその時の気分で行く順序を変える事に気が付きます。
そして辿りついた最初の拝殿を見て感じる事があるんですよね。
それは鏡と一緒に鎮座される神様が今、自分にとって
必要・守護されている神様なんだな〜って・笑。
その神々、
『日前』は仕事のアイデアやインスピレーションを与えてくれる
『思兼命(おもいかねのみこと)』
『國懸』は芸術の神でもある『鈿女命(うづめのみこと)』
写真展が近づいていたりすると
この鈿女命(うづめのみこと)の方の参道に
引っ張られますね・笑。
〜二つの社殿の作りも同じです〜 |
是非、この『鏡写し』の参道を歩いてみてください♪
フェニーチェからのお知らせ*
只今、電話鑑定事務所・フェニーチェでは
5月26日(木)からの受付をしています。
電話鑑定ご希望のお客様は
080-5786-1144まで
お問い合わせください。
それでは宜しくお願いします。
0 件のコメント :
コメントを投稿