〜大都市も少し離れると一面に砂漠の風景〜 |
前半の日本人ガイド付き市内観光も夕方に終わり、
カリグラフィーを書いてもらった
バスタキヤ・エリアの駐車場でガイドさんと別れ、
そのまま迎えに来てくれる4WDの車を待っていた。
この後はいよいよ『Desert(砂漠)Safari』ツアーが始る。
日中はとても暑くて砂漠に行く事が出来ないけれど
夕方近くなると少し気温も下がって来る・・。
『砂漠』と言えば、日本で鳥取砂丘を何度か遊びに行ったくらいで
本格的な砂漠地帯へ行くのは始めてだった。
水も無い・・
蠍や毒蛇など厳しい自然環境のイメージがある砂漠だが、
何故か恐怖心よりも心の中で何処かワクワクしている。
それは3人とも同じだった。
しかも、そのツアーでは4WDの砂漠ダイブだけでなく、
前々から興味があった
『ヘナタトゥー』『バーベキュー』『アラビックコーヒー』
『ベリーダンス』『ラクダ乗り』『水タバコ』・・
など色々、イベントが付いていたので
かなり魅力的な内容だった。
先ほど、書いてもらったカリグラフィーを乾かしていると
眼の前に4WDが停車した。
中には既に3人の観光客が座っていて
『Hello!』
と挨拶をかわした後、
何処から来たの?観光?ビジネス??
など色々英語で質問された。
同乗した観光客はスイスから遊びに来たと言っていた。
元々、砂漠の中に出来た大都市は
車で30分以上走らせるといきなり砂漠地帯へと
景色を変える・・。
ちらほらラクダの姿も見えて来ると
一気にアラビアンナイトの世界へ入っていった。
道路からいきなり車は砂漠の中へ進んで行くと
数台の4WDが待機していた。
そして一旦、車から降りて砂漠の感触を楽しむ。
サンダルの中に入って来る細かい砂は
思ったより熱くなかった。
周りの外国人観光客を見ると
裸足ではしゃいでいる人も数名いて
emyも思わずサンダルを脱ぎ捨て、
砂漠の中を歩いて見た。
気持ち良い・・
乾き切った砂は指の間のサラサラとすり抜けて行く。
昼間はきっと焼けるような暑さなので
細菌やばい菌など全く存在しないように感じる・笑。
砂漠って素敵!何も怖くない!
もしかして、私たち3人はアラブ人の前世があって
その時も関わっていた事がある??
午前中の市内観光から表具師の井上君は
異常にアラブの正装が気に入っていて、
『マジであの服買って帰ろうかな〜・・』
と言っていた。
そしてスーク(市場)を歩いている時も
現地の男性にやたら親近感を持たれ、
いきなりアガル(頭にかぶる布)を被せられて
記念写真を撮っていた。
またその姿が全く違和感が無く、
井上君も思いっきり馴染んでいた・笑。
そして展示会の手伝いで声をかけた友人も
アラビア料理から雑貨に至るまで想像以上にハマっていて
長年、付き合っているけれど意外な一面を多くみた。
emy自身も、イギリスでレバノン料理を食べてから
アラビア料理が大好きで、
今でも京都にあるアラビア料理店へ
ついつい足を運んでしまうし、
友人同様、イスラム教の文様やモスクも大好きだ。
そして3人で砂漠に来た時、
そんな前世の記憶が何処からか湧き出て来た感じだった。
・・・
この地球上に『人類』が誕生した時、
9人のグレートマザーから今の全世界の人間が生まれたと、
本で読んだ事があった。
その本は決してスピリチュアル本ではなく、
統計学的な観点ではじき出された化学本だったと思う。
大学時代、やたら心理学と物理学の本を読みあさっていて
内容がちんぷんかんぷんでも
何故か飽きる事も無かったし、
特に心理学に関しては今の仕事に役立っている事が多い。
『種の根源』は宗教的なものから化学・物理学的なものに至るまで
太古の頃からずっと研究し続けられている事だけれど、
個人的にこの『9人のグレートマザー説』は
しっくり来ている・・。
其処に『前世・過去世』の要素を入れて行くと
完璧に立証されない分、
自分の中の思い込みやファンタジーで
真実かどうかは解らないが
元々、9人からスタートした人類なら、
今、此処で砂漠の中で戯れている3人が
何処かで同じように出会っていてもおかしく無い。
今、人生の中で自分に降り掛かる出来事・人たちが、
ずっと前にも型を変えて脳の中の片隅に
記憶として刻み込まれているような気がしている。
だから、始めて会う人や場所なのに
懐かしい感じがしたり、意気投合する事もあるし、
『何だか、前にも住んでいたような・・』
と思ったりする事もある。
前世、この3人は中近東辺りに居て、
現世、この3人は京都に居る・笑。
もう1つ言うと『芸術』の世界の中で生きている。
砂漠ダイブが始る前、
何故だかこの事が頭の中をぐるぐると巡っていた。
でも、この2人にそんな話をしようとは思わなかった。
何故なら、emyの事を良く知っている友人は
『emyちゃんがそー思うんやったらそやで!』
と笑いながら軽くあしらわれるのが解っているからだ・笑。
〜to be next 〜
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