12/11/2014

ゴール・フォートの大和撫子 Vol.12 ルアンちゃんの瞳・・☆

〜何時もボーイズの塗り絵のために下書きを描くりらちゃん〜
小さな子供を抱えながら異国の地に住む事は

本当に大変な事だと思う。

しかも1歳違いのわんぱくざかりのボーイズは

成長と共に喧嘩も増え、毎日どちらかが大声で泣いていた。

ママは台所仕事で大忙し、ママの変わりにリラちゃんが

弟たちの面倒を良く見ていた。

リラちゃんと雅子さんは親子と言うよりも姉妹のように

お互いがお互いを尊重し合い、共感し合い、

支え合っている感じだ。

〜満面の笑みで塗り終わった絵を見せるルアンちゃん〜
 前回の記事で、サマンさんが家出をすると

子供たちのマインドは不安定になり、

特に下のサハンちゃんはバロメーターのように

何かが起こる前に気持ちが乱れてしまい、

ずっと大声で泣き続けたり、ぐずったりして大変だった。

〜サハンちゃんは食事前に必ず『写真を撮って!』と催促する・笑〜
 そして一方、お兄ちゃんのルアンちゃんは、

瞬時にしてその人が発している『気』の善し悪しが

解るようだ。

それは日本に居た頃からそうだった。

初めて会う人でも相手によって大声で泣き出したり、

ニコニコしたり表情が180度変わる。

emyが最初に生まれて間もないルアンちゃんに会った時、

あまりに大人しくて終始ご機嫌だったので、

思わず雅子さんに

『この子、育てやすそ〜』

と言ってしまったけれど、

実はemyに対してだけご機嫌だったらしい。

今から考えると悪い気を発していなかったと

安心したりもする・笑。

そして前回、ブログに書いた黒いヘルパーに対しても

一切、目を合わそうとしなかった。

彼女の作った料理もほとんど口にしなかった。

ルアンちゃんは何も言わず、一切会話をしようとしない。

一体、彼の瞳には

どんな感じで人の気が写っているのだろうか?

まだ幼い彼には的確な説明をする事が出来ない。

ただ大きく開いた瞳は澄んでいて

ルアンちゃんの瞳は本当に美しい・・。  

『これからスタッフ選びはルアンの反応を見るのが
一番、確かだと思います。』

と雅子さんも言っていた・笑。

そしてルアンちゃんはとても記憶力が良いので驚く。

あの時、どんな会話をしていて何と言っていたのか・・

大人の会話を含め全部頭の中にインプットされていて、

『○○と言ってた!』

とよくツッコミを入れられた。

しかし、基本的には4歳の元気な男の子。

滞在4日目テラピーが終わった後、

直ぐに昼食の準備も大変そうだったので

みんなを誘ってランチを食べに行った。

おでかけはボーイズも大好きで大張り切りで足取りも軽い・・。

〜雅子さんの家の近くにあるカフェ&ショップビル〜
そして最近出来た『ハンモック・カフェ』へ足を運んだ。

〜ハンモック・カフェの店内〜
 真ん中のテーブルを囲むように店の中にハンモックが

無数、ぶら下がっている。

子供たちにはたまらないシチュエーション!

案の定、ルアンちゃんもサハンちゃんも大はしゃぎだった。

〜食べる事よりハンモックに夢中〜
 テラピー中は基本、野菜・穀物・くだものしか食べられない。

みんなはパスタやチーズブリトーのような食事を

美味しそうに食べていたけれど、

emyは砂糖を抜いたすいかジュースと野菜の春巻きだけ頂いた。

春巻きは日本で食べるものとは違って、

かなりのビックサイズで油がきつい・・。

久しぶりにお腹にずしっとくるランチだった。

〜まるで姉妹のような2人!〜
 この日は連続テラピー3日目でいよいよ明日から

額にオイルをたらす『脳内テラピーのシロダーラ』が始まる。

シロダーラが始まったらこんな感じで気軽に外出が出来ない。

3日間、しっかりと体内に入って行ったオイルが、

今度は『本来の自分』を戻すために細胞の拡散が始まるからだ。

面白い事にシロダーラを始め出すと益々、

マインドの中が変化して行く・・。

そして自分でも気付かない『本当の自分』にふれた時、

思考も同時に変わって行く事に気付いていった。

to be next ・・    

0 件のコメント :

コメントを投稿