8/04/2014

『蘇り』の女神と龍神・・(前半)☆

〜7月の終わりは愛宕山・千日詣り〜

7月の終わりから8月の初めにかけて

京都〜和歌山で『蘇り』ツアーのように過ごしていました!

まずは4年ぶりに登った愛宕山の『千日詣り』!

『千日詣り』 毎年、7月31日から8月1日の早朝にかけて

愛宕山に鎮座される『愛宕大神』へお参りに行き、

『火伏札』の御札を頂く事によって平日の参拝よりも

千日分のご利益を頂く事が出来ます。

しかし、これがまた急な山道で正直めっちゃ辛い・・汗。

前回登った時もそうでしたけれど、滝のように流れる汗と

膝下がぱんぱんに膨れながら死ぬ思いで登ります・笑。

そんなキツい荒行のような参拝ですけれど、

大勢の参拝者がいらっしゃいます。

登る人、下る人・・それぞれ励ます言葉があって、  

登る人たちには『おのぼりやす』

下る人たちには『おくだりやす』

これまたへたっている人には『おきばりやす』

と声をかけてくれます。

その声に励まされながら、目指すは愛宕山頂上へ・・!

頂上に到着すると『愛宕大神』に向かって更に階段が続きます・・

階段の脇には提灯も連なっていて・・ちょっと幻想的な風景です

3時間かけてやっとの思いで頂上に到着!

 
〜本殿に向かう急nな階段に灯籠が並びます〜

頂上へついてまず出迎えてくれる神様は導きの神『猿田彦命』

天狗の化神でもある『猿田彦命』のお社『白髭神社』で手を合わせると、

びっしょりと汗に濡れた全身に心地良い風が吹き抜ける・・。

ん〜〜気持ち良い〜〜〜・・

道中の苦しさがいっぺんに吹き飛びます・笑。

白髭神社の前はちょっとだたっぴろい参道になっていてそこからは

もの凄いプラスエネルギーが放出されていました!

あのきつい登山でこの頂上に辿り着いた頃には邪気が根こそぎ

落とされているので全員が生まれたての赤ちゃんの様・・

なので肉体はどんなに疲れていても身体の中に

一切の曇りが無い素晴らしいエネルギーが染み渡って行きます

そんなエネルギーを感じながら更に進んで行くと


やっと本殿が目の前に現れました!

お目当ての『火伏札』は最後に買うとして、

苦しみながらにもやっとたどり着いた喜びを噛み締めながら参拝をしました。

この愛宕神社・本殿の御祭神たちは

『国産みの女神・イザナミ』が産み落とした

火・土・水・食を司る神々・・ 


そう・・愛宕山は『蘇りの女神』でもあるイザナミワールドなんですね・笑。

その奥には雷神の若宮・大国主の奥宮があり、

摂社にはアマテラスやイザナミの夫神・イザナギが奉られています。


何だか今回の登頂、以前、出雲国参拝ツアーで女子たちと登った、

イザナミの墓が鎮座される比婆山を思い出しました。

あの時もキツかった〜〜!!

何でイザナミが鎮座される場所は厳しい登頂が待っているんでしょうね・笑。

でも不思議とその辛さの先に広がる桃源郷はこの世のものとは思えない・・

本当に天国?極楽浄土??

前回は御来光を拝む前に降りてしまったので、

今回は頂上で宴会をしながら早朝の御来光を待ちました

〜愛宕山頂上からの御来光!〜
 

    うっすらと雲の間から覗かせてくれた神々しい光は

まるで龍の目のような感じ・・!

 御来光を見ながら猛烈な眠気が襲って来たのですが、

出来ればこのままずっと山頂にいたかったですね・笑。

〜こちらが『火伏札』で『火の用心』と書かれています〜
 
 家に戻った後は『火伏札』を貼り、火難封じを願います☆


そしてその足で和歌山の高野山へ向かい、始めての宿坊を体験します

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