〜古代感溢れる狛犬たち(管生石部神社)〜 |
〜石川県・加賀市に鎮座される神社です〜 |
〜この無造作に安置されている所が発掘現場みたいでたまらない・笑〜 |
それは『日本創世の神がイザナミ・イザナギ』の夫婦神であるのにも関わらず、
国家的に一番地位の高い神が太陽神・アマテラスと言う部分でした。
神話の世界でアマテラス・スサノオ・ツクヨミの三貴神は、
黄泉の国で魑魅魍魎と化したイザナミから逃げ、
その時にお土産的に付いて来た邪気の汚れを落とすため、
川で禊をし、その時に生まれのが三貴神になります。
(これがまた何処で『禊』をしたのかは色々な土地伝説があります・笑
よーするに、古代に関してはどれもファジー・・)
アマテラスは太陽を、スサノオは海と大地を、ツクヨミは夜の世界を
それぞれ統治したと書かれていますけれど、
何故、最高神がアマテラスになってしかも太陽神が女性なんだろう?
と何時も頭の片隅にひっかかっていました。
色んな文献や資料を読みあさっていて、これまた色んな説があって
どれも納得する内容ではあるのですが、
emy自身、妄想するに
〜古代の人々はビジュアル重視で美しいものは全て『女』と捕らえていた〜
と思うのであります。
例えば、普通『山』と言えば壮大な男のイメージがありますし、
実際に『大山祇(オオヤマヅミ)』と呼ばれる男神が祀られる事が
多いのですが、日本一高くて美しい『富士山』は
『木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)』と言われるこれまた神々の中でも
とびきりべっぴんな女神様がご神体とされています。
おっと〜これはまずい!!ってな感じで木花開耶姫は
大山祇 の娘の位置づけとなっていますけれど、
おとーちゃんより風光明媚な 女神はやはり日本の中でも最高峰に鎮座される・・。
先日、北陸地方に放浪している時、加賀市から小松へ向かう道中に
霊峰白山がずっと見えていました。
天候が変わりやすい日本海側はほんのり積もった雪化粧の白山に
あつい雲の間から天使のはしごのように光が差し込み、
山はキラキラと輝いて見えました。
何とも言えない、エロティックな風景・・。
思わず『白山って女っぽいな〜・・』なんて
口に出してしまいましたけれど、
考えてみれば白山の御祭神もククリ姫と言う女神になります。
そー思うと妄想は益々広がっていって
〜鬼道を使って大衆を惑わし邪馬台国を統治していた女王・卑弥呼〜
の文章から推測すると、
みんなが惑わされるくらいなんだから、鬼の形相でみんなに恐怖を与えながら
統制していた感じではなく、 きっと妖艶で太陽の様に光り輝くオーラを
発していた女性だったのかもしれません。
その姿に『太陽の化身』を重ね合わせたのかも・・!
〜元々、太陽神は男神だったけれど色んな政治的背景で女神に変わった説〜
もあったりはするものの、この際、『男』『女』『両性具有』・・
何でもよろし!笑。
『美の神髄』に関して古代の人々は本当に素晴らしい感覚を
持っていたのだと思います。
美しい海にも女神たちがいて、花など目に美しく写るものには
女神が宿る・・。
古代の人々の『美の基準』は現代とかけ離れていたのかもしれないけれど、
自然の美しさは現代よりも数倍美しく映っていた事は間違えないでしょうね♪
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