竜宮城と石神さま Vol.5 神社だけど『悪魔祓い』？！☆

寒波が続いていた中、いきなり10度以上の温度上昇で、朝の十津川村は
ふか～い霧に包まれていました・・

どっぷり神内の宇宙観に浸りながら車に戻り時計を見ると時刻は16時過ぎ・・

十津川村の玉置山近くの温泉宿を予約していたので

一度、お宿の方に電話を入れました

神内～十津川まで約60キロの範囲・・

山道を走りますが、１時間30分くらい見ておけば

十分に到着する感じです

新宮市から吉野川をぐんぐん北上して十津川村へ向かったのですが、

またまたカーナビさんがとんでもない事になってしまいました

お宿まで60キロを示していたものがいきなり200キロ近くに変更・・

しかも玉置山を越えて奈良市内から入ると言うとんでもない遠回りのコースです

その変化に気付いたのは玉置山のへんぴな山道を走っている途中・・

『これ～・・本宮から十津川村へ通行禁止になっていて
こんなコースが出てるんじゃないですか？』

この異常な遠回りルートを最初に友人が気づき、

もう一度お宿に電話して確認を取りたいのですが、

山深い場所で全く電波が届きません

このままだと到着予定が21時過ぎ・・

っととんでもない事になってしまうので兎に角、一旦

引き返す形で山を降り、何とか電波が届く所まで車を走らせ、

もう一度、お宿に電話をしました

お宿の方の話では十津川村まで通行禁止になっている箇所は何処にも無いとの事で

本来の本宮前をどんどん北上して行くコースへ出直しました

日はどっぷりと暮れ、深い霧の中での走行・・

凄いスリルがありましたね

��秘境の中での運転は慣れているのでこんな時は助かります・笑）

そして何とか18時過ぎに無事お宿へ到着しました

日本酒好きにはたまらない『あまご酒』
香ばしいお魚の香りと日本酒がベストマッチで・・
思わず『つぎ酒』をしてもらいました

ロングドライブの後の温泉＆お酒デトックスは最高です・笑

そして次の朝、いよいよ玉置神社へ向かいます

玉置神社へ行く時は友人も私もテンション上がりまくり！

だって神社なのに日本で唯一（？）悪魔払いの神社と

表記されていますから・・笑

別に悪魔に取り憑かれていませんけれど、

何か・・凄いインパクトですよね？！悪魔祓いって！

そしてテンションのあがるもう一つの理由は

玉置神社の宮司さんたちって

とても素敵な方たちばかりなので

ご祈祷受ける時の宮司さん、どの方だろうね～

なんて・・

不謹慎と思いつつ全くもって女子トーク全開なんすけど・・笑

そして一気に玉置山へ登ったのですが、所々やはり台風の爪痕があり、

『あの時、宮司さんたちどうしていたんだろう・・』

と考え込んでしまいました

穏やかな気温でしたけれど玉置神社の手水舎は思いっきり氷が張っていましたね

鳥居の先に見えるのは本社にはギリシャ神話だとゼウスの様な存在・・
国常立尊神（くにたちとこのかみ）の創世の神と神生み・国産みの『イザナギ・イザナミ』
を主祭神として奉られています

玉置山の頂上は地上とは全く違って風が吹き荒れています

ごぉ～～っと地響きがしている感じでやはり・・ここは・・異空間！

さすが悪魔払いの神社！　思いっきり悪霊退散しそ～～

本社でしっかりと手を合わせ、ご祈祷を受けるために社務所へ向かいました

社務所は全て杉の１枚戸で狩野派の花鳥図が見事に描かれています

何時もご祈祷を受けるまでこのふすま絵をじっくり鑑賞させて頂ます

今回、祝詞をあげてくださった宮司さんは２年前と同じ宮司さんでした

ほれぼれとする力強い祝詞をあげる声にまたしびれながら

無事ご祈祷が終了

そして珍しくご祈祷を受けた後、宮司さんとお話する事が出来ました

宮司さんとのお話は、今回の旅のテーマ・・

『乙姫の玉手箱』が開かれたような・・

創世の神、国常立尊神が宮司さんの声を通して

おっしゃているような・・

もの凄く深い深いお話だったんですね

去年から一連の天変地異の状況をふまえ、

宮司さんも色々思う事があるんだろ～な～・・と思いつつ

この続きは来週、まとめて書きま～す

※明日から月曜日まで香川県へ出張です
来年、開催されるせとうち国際芸術祭2013のリサーチで
高松市～男木島へ滞在します
またブログは携帯から更新しますね～