神社物語 Vol.6 群馬編

今日は久しぶりに『神社物語』をお届けします

『神社物語』は単にドキュメンタリー的な写真ではなく

どちらかと言えば叙情的な雰囲気で神社の魅力をお見せしたいと言う思いから

シリーズを作っております

前回のブログでも書かせて頂いたように今回の東京出張は

『赤』がテーマでした

そのテーマの完結を待っていたかのように京都へ戻る前に向かったのは

『赤城神社』と『榛名神社』

どちらの神社も『火』と『水』の神々が奉られ、

『湖』のほとり＆近くに

鎮座する神社です


～神社物語＊群馬編～

ロケ地／赤城神社・榛名神社

大沼から赤い橋を渡ると『赤城神社』の鳥居が見えて来ます。
この橋の向こうはまさに『聖域』・・

鳥居をくぐると普通は拝殿が目に入るのですが
『赤城神社』の風景は鳥居の向こうにまた湖が見えています
まるで『龍の通り道』のような鳥居です・・

湖の横を通りながら拝殿に向かいます
湖の静けさ・・通り抜ける風・・鳥たちのさえずり・・
拝殿に到着するまでにかなりデトックスが出来ている状態となります

『赤城神社』の『赤』は独特な雰囲気をかもし出しています
こんな『深紅』が似合う神社は他に無いかもしれません

東京を出発してこの赤城山に着くまでは霧と小雨に囲まれていたのですが、

この『赤城神社』は霧も晴れ、穏やかな快晴で

信じられませんでした

そんな風景から一遍・・

榛名湖を横切って向かった『榛名神社』は

濃い霧に囲まれ、幻想的な風景でした

でも、以前『榛名神社』を訪れた時も濃い霧で覆われていた事を思い出しました

『榛名神社』参道前の門
梅雨の季節も影響していたのでしょうか・・？
この季節は新緑が映えて、本当に緑が奇麗です

渓谷沿いの参道はしっとりとひっそりと・・

榛名山から利根川へ続く渓流・・
火の神様がご神体ですが、参道は瑞々しい空気を感じます

まるで人の顔に見える大きな石

まずは大きなご神木の前に鎮座する狛犬さんが出迎えてくれます

そして本殿の前にそびえる『双龍門』・・
大きな『神岩』の迫力に息をのみます

『火の神』が奉られている本殿・・
霧に囲まれて少しヒヤっとしているのですが、手を合わせていると
背中が燃えるように熱くなります
写真には収めていないのですが、『火の神』の場所に巻き付く『赤い龍』・・
もの凄いパワーを感じます
本来『龍』は水神として奉られているのですが、この『榛名神社』の『赤い龍』は
『火』そのもの
本殿の前にある『双龍門』は『火』と『水』を現しているのかもしれません

スケールの大きい岩・木・水に囲まれた凄い神社です

やはり山岳信仰の神社は何処も凄いパワーを持っていますね（笑）