『emy版・出雲大辞典』Vol. 13 須佐之男命の息吹を感じる凄い神社☆

出雲大社から約20キロ程南下した静かな場所に鎮座する『須佐神社』
とても素朴で小さな境内ですが『地霊』はもの凄いプラスエネルギーを発しています

『古事記』には記されていないのですが

奈良が都の時代・・『平城京』に書かれた

『出雲国風土記』に

この『須佐神社』が何故この地に設立された経緯が記されています

『出雲国風土記』は今で言う『出雲国の歩き方』

日本全国に『風土記』は存在しますけれど、

他の地域はさっさと当時の女帝天皇『元明天皇』に提出されておりますが、

この『出雲国風土記』だけは20年も歳月がかかってしまい

次の世代『聖武天皇』に奏上されたと言い伝えられています

やはり出雲には色んな伝説や神話が存在するのでそれの研究や立証に

時間がかかったのか・・

どちらにしろ昔、出雲はかなり強い勢力を持つ国であった事は確かです

国の勢力と神話の摩訶不思議度は紙一重・・

以前、ご紹介した

『稲田姫』とラブラブな新婚生活を送った神社が八重垣神社ならば

この『須佐神社』は、

須佐之男命ファミリーが全員集合したみたいな場所で

『出雲国風土記』によると

『須佐之男命』は出雲国の土地に大変良い居心地を憶え

幅広い土地に自分の名前を着けて自らの『御魂（みたま）』をこの地に鎮めたそうです

なのでこの『須佐神社』の周りの地名は

『佐田町須佐』と付いているんですね

そしてこの須佐之男命ファミリーが集う神社には

『須佐之男命＆稲田姫』夫婦を筆頭に

お姑さん・子供たち・おねーちゃん（アマテラス）

『相手の心を読み合う合戦』で生まれた三女神を含めた神々・・

と大変賑やかなラインアップの神々がいらっしゃいます

『須佐神社』のご神木はどれも太くて力強いものばかり・・

やはり本殿脇のご神木は一番神々しい力を発揮しています☆

～ここからはちょっと摩訶不思議話なのでサラッとお読みください～

出雲大社、「平成の大遷宮」による瑞垣内諸社殿修理に伴い大国主命の本殿の後にある

『素鵞社』（須佐之男命を奉っているお社）へ行けなくなり

仮の『素鵞社』お社が拝殿の横に置かれています

開眼したきっかけを与えてくれた素鵞社

社殿修理が終わるまであの素晴らしいお社へ行けないかと思うと大変残念に思っていました

そんな事を思いながら大国主命の拝殿で手を合わせていると・・

『須佐之男命はここにはおらぬ・・』

と声が降りて来たので

emy「え・・どちらへ行かれているのですか？」

と問いかけてみるとしばらくして

『お前には解るであろう・・頭に浮かぶはずじゃ』

と相変わらずちゃんとした答えが返って来ないので

emy「ん～・・須佐神社ですか？」

と尋ねてみても何も聞こえて来ないので

出雲大社の参拝の後、須佐神社へ向かうと

emy「なるほど～・・須佐之男命が居るかも？！」

と感じる位、何か力強いものを感じました

それからと言うものの、出雲市へ行った時は必ず『須佐神社』へ立ち寄る様にしています

須佐神社の境内です☆ここの『神楽殿』で一度『神楽』を見てみたいですね～何か凄そう（笑）

next tomorrow・・