〜地元感満載の龍尾神社〜 |
駿河湾のご馳走に舌鼓を打ちながら、
お店の主人と地元話で盛り上がっていた。
『掛川は仕事で来たの?』
『いえ、これから仕事へ向かう途中なんです。
掛川に泊まったのは、友人のお勧め神社へ行こうと思って・・』
『何処の神社?』
『事任(このまま)八幡宮です!』
『事任ね・・明日から丁度お祭りですよ』
そっか・・
雨はまだ降ったり止んだりだけど
お祭りが始るんだ・・大変だな・・っと思った。
温泉付きのビジネスホテルに宿泊したので
翌朝、気持ちの良い出発が出来た。
まず向かったのはホテル近くの『龍尾神社』。
此処は出雲系の神々
『素盞鳴尊(スサノオ)&稲田姫』『大国主命』
が奉られているので立ち寄りたかった。
雨は相変わらず降ったり止んだり・・。
次に向かう『事任(ことのまま)八幡宮』へ向かった時も
まだ雨が止む気配が無かった。
鳥居の前に車を止め、降りた瞬間に鳥肌が立つ。
(何??此処!!めっちゃヤバい・・ )
真っ白な鳥居の先に見える見事な楠木の大群に
心が奪われた。
そして久しぶりに神々の息吹を感じる
もの凄い聖地に来たと思った。
あまりに興奮して紹介してくれた友人に
LINEを送らずにはいられなかった。
日本にはまだまだこんな素晴らしい神社があったなんて。
思わず感動!
そしてリピート確定だ・笑。
〜事任八幡宮〜 |
お祭りがあるから??
自然の叡智が境内いっぱいに広がっていた。
そして其処から一歩も外に出たくなくなる。
忘れないうちに御朱印、御朱印!
祭りの準備で忙しそうにしている宮司さんを捕まえて
書いてもらった。
『せっかくのお祭りなのに雨ですね・・』
『いや、大丈夫ですよ!晴れますよ!』
・・と言う言葉にかぶって奇跡が起こる!
御朱印を書いてもらっている内に
雨は止み、見る見るうちに雲も晴れ青空が広がった。
あまりの急な出来事に驚きを隠せない。
鳩が鉄砲豆を食ったような顔をしていると
『ほら、晴れたでしょ・笑。
此処の神様は願いを叶えてくれるんです・笑』
宮司さんは笑いながら言った。
そうだった・・。
此処『事任八幡宮』は願いを叶えてくれる神社。
其の名の如く言葉は事のままなのだ。
本殿には沢山のお供え物が並べられていた。
この神社で手を合わせて願い事をしっかりと唱える。
面白い事に、心の中で唱えていると
(○○の事、○○の事、○○の事・・お願いします)
と最後、全てに『事』を付けているのに気付いた・笑。
まさしく『言霊(ことだま)の社』!!
こんなに離れる事が出来い神社に出会えのは久しぶり。
御祭神・玉依比売命(たまよりひめのみこと)
は見事に新しい扉を開いてくれた感じだった。
そして向かいの山に鎮座される『奥宮』へも向かった。
細い山道を登って行くと
奥宮では神主さんと地元の人々が
お祭り祈願をしていた。
しばらくその様子を見ている。
〜事任八幡宮・奥宮〜 |
ご祈祷が終わり、皆が山を降りて行った後、
静かに手を合わした。
うっそうと茂った木々の中に鎮座される小さい祠。
奥宮へ参拝した後もまた八幡宮の境内に戻り
しばらくまったりしていた。
この後、仕事を含め東京へ向かわなければならなかった。
時計を見ると、結構時間があったので途中の
『三嶋大社』も立ち寄りたくなった。
後髪を引かれながら東名高速に乗ると
(日本平〜御殿場・事故渋滞3時間以上)
と言う標識が出ていた。
(マジで・・これじゃ〜三嶋大社へ行くのは無理だな)
とちょっと残念な気持ちになって
トロトロと車を動かしていると
これまた信じられない事に
(3時間以上)の標識が出ている区間を
45分で通過する事が出来た・笑。
そしてその後、何の障害もなく
『三嶋大社』へ到着する事が出来た。
(やっぱり事のまま?笑)
また『事任八幡宮』が 頭に浮かんだ。
〜三嶋大社・弁財天の池と厳島神社〜 |
道中、何も考えていなかったけれど、
御主神が『大山祇神(オオヤマツミ)』と『事代主命(コトシロヌシ)』
であった事に気付いた。
『事代主命』も言霊の神様でもあるし、
旅の安全を守ってくれる神様でもある。
きっと『事任』繋がりで無意識に
足が向いたのかもしれない。
どちらにしろこの『三嶋大社』では弁財天の池に鎮座される
『厳島神社』が大好きで
本殿で手を合わせた後、向かうと何故か
無数の鳩が出迎えてくれた・笑。
そして赤い小さな祠に手を合わせている間、
ずっと横に鳩がいてくれた。
〜まるで神使い・笑〜 |
そして『三嶋大社』を後にして
東京へ向かう・・。
神奈川県〜東京と近づくにつれ
段々と車の量も増えて行った。
10年前、関西に戻ってから始めて自分の車で都内を走る・・。
渋滞でイライラするよりも
久しぶりに自分の車から見える東京の風景に
興奮が隠せない・笑。
そして重いカメラ機材を積んで都内を走り回っていた頃が
とても懐かしく感じた。
〜to be next 〜
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