11/11/2014

ゴール・フォートの大和撫子 Vol.2 激しい雨・・☆

〜ゴールフォートにはお洒落なお店が軒を連ねる(ヘリテイジ・カフェにて)〜
午前11時30分、関空からタイエアーで

トランジットのバンコクへ向かった。

シーズン・オフの影響か、空席が目立つ。

emyは窓際3列シートを独り占めしていた。

こんな事は初めてだった。

何時もだと到着までの6時間、

ずっと映画を見続けて寝る事は全くないのだけれど、

やはりその前の出張の疲れが出ているのか、

映画は何とか1本見ただけで、

空いているシートに横たわり、思いっきり寝てしまった。

着陸の準備に入った頃、やっと目が覚めて

眼下にはうっそうに茂った緑色と茶色い川の色が広がっていた。

That's Bangkok !!

飛行機から降りるとむっと湿った空気が鼻を通る。

数時間前までの爽やかな秋空の空気とは全く異なる。

でも意外とこの感覚が好きなのかもしれない。

正直、寒い国よりも暖かい国へ行く方が好きだ。

生ものが食べられないにしろ、スパイシーな香辛料を使った料理は

身体の中を刺激し、日本ではなかなか食べられない

極上のフルーツが溢れている・・。

特にタイ料理は大好きなエスニック料理の一つだった。

そしてこれから6時間と言う長いトランジットが待っている。

しかしバンコクでのトランジットは何時もあっと言う間に

時間が過ぎて行ってしまう。

シャワー付きのアロママサージを受けるのは何時もの事で、

空港内では5時間Free wifi を使えて便利。

メールやネットのチェックから美味しいタイ料理に舌鼓を打っていると

あっと言う間に6時間経ってしまう。

そして数時間事に、飛行機の離陸時間が変更していないのか

チェックしに行く。

海外では自発的にそのような行動を取らなければ

とんでもない事になってしまう。

巨大ハブ空港では離陸時間の変更は良くある事。

この時も案の定、40分遅れにチェンジしていた。

40分遅れはまだマシな方・・。

酷い時は2時間遅れる事もあった。

バンコクに到着した時、雅子さんからラインが来ていた。

『無事、バンコクに到着されましたでしょうか?
今夜のお迎えはマネージャーに頼んでありますから
車に乗ってゴールへお越し下さい。』

マネージャー・・そっか、カフェの準備も順調に進んでいるんだな・・。

と想像しつつ、40分飛行機が遅れる事をラインで伝えておいた。

でも、マネージャーさんってスリランカ人??

会った事も無いのにコロンボの空港で解るのだろうか?

・・っと一抹の不安がよぎりつつ、何時もの調子で

まぁ〜何とかなるでしょ!っとこれまた楽観視。

そして夜の9時過ぎに今度はバンコクからコロンボへ向かった。

不思議な事に、どの航空会社を選んでも

コロンボの到着は全て夜中の12時過ぎ・・

2年前、初めてスリランカへ同じくタイエアーで向かったけれど、

その飛行機はお昼の13時頃到着だった。

そんな飛行機、どれだけ探しても出てこない。

雅子さんも同じく首をかしげる到着時間帯だった。

一体、あの飛行機は何だったんだろう??

今だに七不思議。

そしてスリランカへ入国する時、必ずビザがいる。

前回、ビザを取って来るのを忘れてコロンボに到着してから

慌てて空港内でビザを申請してもらった。

でもその時、まだ現地の金銭感覚がしっかりしていなくて

お釣りの金額をぼったくられた苦い経験があった。

空港内でもこんな事が起きるのかと驚いてしまった。

今回はその教訓を活かし、日本にいる間にネットで

ビザの申請をした。

入国審査の時、プリントアウトしたビザを出しても

全く目を通そうとしない。

『あの〜・・ビザの申請用紙がこれなんですけれど・・』

と言っても全く無視!

(こんな感じだとビザ取らなくても入国出来るるんじゃないの?)

と少し疑った。

真夜中の空港は大勢の乗客たちでごったがえしている。

何故ならコロンボ発の飛行機も夜中出発のものばかりだからだ。

夜中に到着・・夜中に出発・・。

南国の空港らしい風景だ。

今回のスーツケースの中身は雅子さんのお土産と

船便で入りきれなかった商品でほとんど埋め尽くされていた。

自分用にはちょっとした着替えと生活雑貨しか入れていない。

しかし、帰る時には重量オーバーギリギリの

スパイスや雑貨がスーツケースにギッシリ入る事になる・笑。

なので何時も大型スーツケースでスリランカへ向かった。

審査も荷物も無事受け取る事が出来た後、

出口を通ってマネージャーさんを探した。

外では激しい雨が降っていた。

(あれ?雨期だったっけ??)

前回、9月の始めに行った時は雨期では無かったので

たまにスコールのような雨が降るけれども

毎日、晴れの日が続いていた。

雨音を聞きながら大きなスーツケースをおして

マネージャーさんらしき人を探す。

正直、浅黒い顔や髪型、服装が同じに見えて来るので

この中で見つけるのは至難の技だと思う。

良く、旅行会社の添乗員さんが掲げているような

ネームプレートでも持っているのだろうか?

案の定、なかなか見つける事が出来ず

ウロウロしていたら色んな人から声をかけられる。

『ホテルは決まっているの?』

『タクシーは?』

『あなたは○○さん?』

あ〜〜うっとうしい!

とりあえず声をかけられないようにベンチに座った。

そして20分くらいたった頃、

遠くの方からemyに向かって一直線に歩いてくるスリランカ人がいる。

そしてその男性は目の前まで来ると

京都で一緒に写した雅子さんとツーショット写真を

emyの前に差し出した。

『emy san desuka ?』

そしてたどたどしい日本語で話かけて来た。   

Yes ! This is emy !

何故か英語で答えてしまった・笑。

to be next・・ 

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