~奥津宮の天井には『八方睨みの亀』が描かれている~
改めて、じっくりと江島神社を参拝して思った事は
~まさに女性のための神社~
と感じた事だった。
三女神や弁財天・龍神の息吹を感じる以上に
『子を産む』・・出産と言う
神秘のベールに包まれた機能を兼ね備えた女性たちにとって
この聖地は、子宮に直接語りかける何かがある。
子供を宿す10月10日は、毎年、旧暦の出雲の神迎神事の曜日でもあり、
月の満ち欠けで子供が産まれるタイミングがやって来る・・
そして潮の満ち引きと出産も関係があったり・・
子供を産む・産まないの話ではなく、
宇宙の法則に直接関係してくるのが、女性の性でもあり、
その偉大なる性は古来から神事のように崇敬されて来た。
そして小さな島である程、その宇宙空間は凝縮され、
勝手な思い込みかもしれないけれど、
女性には素晴らしいエネルギーを注入してくれる聖地だと思っている。
~島に生息する植物も生き生きとしている~
~亀の甲羅のような磐座の後には凄いイチョウの木が・・~
~中津宮から望む湘南の風景~
女性性の強い聖地の特徴としては、
生息している植物たちが、生き生きとしているだけでなく
繊細でフェミニンなディテールをかもし出している。
九州・宮崎県日向市に鎮座する『鵜戸神宮』もそんな感じだった。
断崖絶壁に鎮座する聖地は、海の荒らしさと異なり、木々や植物は
女性らしく優しさがある。
ここ江島神社では
弁財天の羽衣が、ふわっと中を舞うような柔らかさや
大きな白蛇に変わった龍神も静かに奥津宮に鎮座されている。
~江島神社の御朱印~
御朱印のデザインが素敵で思わず買ってしまったけれど、
文字の脇に『巳歳御縁年』の朱印が押されていた。
考えてみれば、今年は巳年の中でも時に水のエレメントが強い
『癸巳(みずのとみ)』なので
例年以上にパワーが凝縮されているのかもしれない。
それは江ノ島だけでなく三大弁財天に参拝へ行くと素晴らしいエネルギーが
頂けるかもしれないけれど、
行ってから気付くemyは相変わらず原始的な勘で動いている事に
驚いてしまう。
参拝は自分の意思以上に見えない力に動かされているのかもしれない。
~The End~
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