6/16/2016

つれづれなるままに・・*Vol.8 おくの細道☆

〜宝珠山・立石寺〜

年間通じて神社仏閣へ足を運ぶ事が多いのですが、

神社かお寺か・・と比べると

ほとんど神社参拝になります。

先月、出羽三山へ行った後、

友人のお勧めで山形市に鎮座される

天台宗の寺院・立石寺へ向かいました。

『山寺』の通称で知られ、

江戸時代の俳諧(はいかい)師

松尾芭蕉が旅の途中で訪れた聖地としても有名です。

肘折温泉から天童市を通過して山形市内へ移動。

市内から更に30分くらい車を走らせ

立谷川にかかる宝珠橋を渡ると眼の前に

こんもりとした山がそびえています。

そして良く目をこらしてみると

お堂の屋根がちょっと見えていたりして、

かなり急な斜面に建てられている事が解ります。

〜モチモチ食感が印象的な山形のお蕎麦〜
 到着が御昼過ぎでしたので、参拝前に腹ごしらえ!

美味しい山菜の入ったてんぷら蕎麦を頂きました

スタート地点から既に階段が始っていて、

国の重要文化財に指定されている

根本中堂の布袋さまにご挨拶をした後、

更に山頂へと繋がる石段を登って行きます。

(神社写真は良く撮るのですが、何故かお堂の写真は
撮っては行けないような気がして写真はありません・苦)



 石段は結構、急で断崖絶壁の岩肌を観ながら

もくもくと登って行きます。

これだけでも修行気分・汗。

〜急斜面にそびえる数々のお堂〜
 びっくりしたのが、観光客の多さ!

ひっそりとした出羽三山から来ましたので

ギャップを感じてしまいます・笑。

ホント、観光地でも有名なんですね。

   
あんな崖っぷちにもお堂が・・

どうやってあそこまで行くんだろう・・

と思いながら進んで行くのですが、

特有のおも〜〜〜〜い空気が流れている所があって

なんじゃ!?っと思っていたら

『悪縁切り寺』でも有名だったんですね・汗。

ちょっと気になる所はスルーして・・

でも、良く観光案内のポスターにもなっている

山頂付近、立石寺を開いた慈覚大師のお堂の

『開山堂』は空に抜けている感じで気持ちが良い空間でした。

抜け感・・大事・笑。

〜開山堂から望む風景は素敵です〜
〜開山堂の横にある納経堂〜

  写真に収めきれなかったんですけれど、

開山堂の隣にせり出している山内最古の建物

『納経堂』の上にはもくもくと龍神雲が出現し、

何とも神秘的な瞬間を味わいました。

〜開山堂・鳳凰と龍神〜
  開山堂には立派な鳳凰&龍神の彫刻が施されていて、

火の鳳凰&水の龍神セットは最強ですね。

この後、更に登って眼下が一望出来る五大堂

行きましたけれど、

あまりの人の多さと底が抜けるような床のきしみに

びびってしまい直ぐに降りました・笑。

(実はめっちゃ高所恐怖症・汗)  

友人は子供頃に訪れてかなり階段がキツかった思い出が

あると言っていましたけれど、

思っていたよりしんどくなかったです。

emyの中で一度登ったら数年、お休みしたくなるのは

京都の愛宕山ですね・笑。

毎年、7月31日に『千日詣』がありますけれど、

あまりのキツさに毎年は・・ちょっと・・

ご遠慮させて頂きたい所・笑。

山頂の愛宕神社に鎮座される神々は

オールスターで素晴らしいんですけれどね。

また決意が固まったら登りたいと思います・笑。      
 
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