〜七類港から島後へ向かう〜 |
『隠岐』はいくつ島があってどんな構成になっているのか
知らなかった。
鳥取県の米子に近い七類港からフェリーに乗り込むと
中に貼られていた地図に目を通してみる。
〜インターネットから地図を抜粋〜 |
大きく『島後(どうご)・島前(どうぜん)』に分けられていて
まず最初に向かったのは一番大きな島『島後』だった。
島は全部で4島になるが、
今回は『知夫村』以外の3島を巡る予定だ。
七類〜隠岐〜境港を繋ぐ大型フェリー『OKI KISEN 』には
3つの円形のマークが付いている。
その型は島をイメージしているのかと思いきや
4つあるのに何故3つ??
と思っていた。
後で島ガールに聞いてみると
隠岐汽船は西ノ島に鎮座される焼火(たくひ)神社の
宮司さんが創業したらしく、あの3つの円は
神社の御神紋らしい・・。
また後で詳しく書こうと思っているが
この焼火(たくひ)神社は 非常に神秘的な
聖地だった。
七類港から約2時間30分、島後の西郷港へ到着。
船を降りると2人の島ガールたちが出迎えてくれた。
1日案内をしてくれた澤井さんは
何と奈良県出身だった。
大学も京都であったのにも関わらず
何故、隠岐で観光業をしているのか
思わず理由を知りたくなった。
彼女曰く、大学の卒業旅行で
何となく隠岐に来たのがきっかけだが
一瞬にして島の虜になり、卒業後、移住されたらしい・・。
そんな Iターン(移住)の若者を滞在中数人見かけた。
澤井さんの車でまず向かったのは
島後の総社『玉若酢命神社』。
主祭神はスサノオ・大国主命を始め、
稲田姫・スセリ姫・事代主と表記されている。
〜玉若酢命神社〜 |
そして出雲国の神々が奉られているので
社殿の作りも島根特有の『大社造』と思っていたが、
出雲(大社造)伊勢(神明造)春日(春日造)がミックスされた
『隠岐造』となっていた。
隠岐造・・かなり個性的な社殿の造り!
しかも古墳の前に作られていたり、
圧倒的なワイルドな自然の存在感が社殿を呑み込んでいて
神社はただの祭りの場・又は町内の公民館的な存在にしか
見えない・・。
『神社』とか『寺』とか、
わざわざ区切って観る必要は全く無いのである。
〜樹齢1000年以上の八百杉(やおすぎ)〜 |
伝説によると木の幹に耳を傾けると
寝ている間に閉じ込められた大蛇のいびきが
聞こえて来るらしい・・
実は隠岐から帰った後、
夢の中に3匹の白蛇が出て来てビックリしたのだが、
目が覚めた時、八百杉の大蛇が
夢に出て来たのかと思ってしまった・笑。
夢の中の白蛇は田んぼ道の真ん中で
固まっていたけれど・・。
ホント、不思議な夢だった。
〜古墳の前の祠〜 |
〜社殿の横のは菖蒲池〜 |
離島はやはり独特・・。
本島では味わえない『何か』を既に
予感させてくれる。
〜水木しげるさんの妖怪オブジェ〜 |
今は亡き水木しげるさんの妖怪オブジェを良く見かけた。
最初の到着した西郷港から北上した中村港まで
の武良街道に8基の妖怪オブジェが設置されているらしい。
水木しげるさんは鳥取県・境港出身になっているが
本名の『武良』から推測して原点は隠岐だと言われている。
確かにこのもののけ感溢れる島のルーツを持っているからこそ、
あの妖怪ワールドを描けたのかもしれない・・。
〜to be next 〜
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