6/13/2016

つれづれなるままに・・*Vol.5 マグダラのアリア☆

〜鶴岡カトリック教会天主堂〜

モーレツ聖地・湯殿山を後にして

今夜のお宿・肘折温泉へ向かう前、

びみょうーに時間があったので

城下町・鶴岡の中心街をちょっと散策しました。

広すぎず、こぶりな感じの城下町ですが

見所は満載!

そして今回は友人たちを引き連れて

鶴岡カトリック教会をご案内。

朝、神道・仏教から始ってキリスト教でしめる・・

こんなバラエティーに飛んだ宗派を楽しめるのも

日本ならではですよね・笑。

しばりが無いっと言うか、自由と言うか・・笑。

しかも違和感なくすっと頭が切り替って

カトリックモードになっていました・笑。

此処、鶴岡カトリック教会天主堂

非常に珍しい・・一説によると

日本に1体しか無いと言われている

『黒いマリア像』があります。

確かにemyも最初、訪れた時

ちょっとドキっとしました。

 
〜天主堂の黒いマリア像〜


何ともエキゾチックな小麦色の肌のマリアさま。

清楚さ、神秘性、慈悲・・

そして何よりもキュート

こんな事を言ったら怒られるかもしれないけれど、

可愛らしいんですよね・笑。

〜百合の聖母マリア〜
  こちらの絵画は、

19世紀末、フランスで活躍した画家

ウィリアム・アドルフ・ブグローが描いた

聖母マリア像です。

新古典主義の独特な雰囲気で描かれた聖母マリアは

肌が透き通るように白く、美しい・・。

宗教絵画が発祥してから描かれている

マリアさまはこのような透き通る白い肌の絵が多いです。

〜このマリア像はフランスの修道院から寄贈されたそーです!〜
この健康的な小麦色の肌を観た時、

ふと、新約聖書でイエスキリストの最期と復活を

見届けた証人、『マグダラのマリア』じゃないのか??

と思ったんですよね。

異端宗派ではマグダラのマリアとイエスキリストは

夫婦だった説もある、

ちょっとミステリアスなマリア様です。

元々『純潔』を表すためにも『白』のイメージで

表現されている聖母マリアですが、

この小麦色の肌を観ていると、

原点・・

と言うか土着的な古代信仰を想像させる感じで

キリスト教発祥の地の民族から想像すると

小麦色の肌の方が何かしっくり来ますけれどね・笑。

その昔、鶴岡にこのマリア像がやって来た時、

現地の人々がどんな反応を示していたのか興味深い所です。


 鶴岡カトリック教会はバロック形式の小さい教会ですが、

園内に入る門は明治維新の名残がある

古き良き歴史建造物です。


〜教会近くの古民家カフェ『茶房海坂』〜
盛りだくさんの放浪をした後、

最後に教会近くのカフェに行きました。

〜紫色が美しいライラック〜
 家の周りにはライラックが咲き乱れ、

あま〜い香りに包まれていました

 

山形らしく『だだ茶マメのババロア』を頂いたのですが、

これまた絶品・・

しかもカフェオーレとセットで¥600!!

安過ぎます!

京都では考えられません・笑。

出羽三山は『羽黒山』『湯殿山』は数回訪れていますので

残す所は『月山』登頂参拝を残すのみとなりました。

 
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