〜5月とは思えない雪深い湯殿山〜 |
通常なら4月29日の開山に伴って湯殿山神社へ参拝に行けると所だった。
しかし、大雪の為発生した雪崩で参道が崩れたらしく、
山へは登れない・・。
5年前、登れたのは丑年御縁年の湯殿山だった。
その時も丑年にたまたま参拝へ行ったので、
湯殿山に呼ばれたのいだろうか?
山麓にそびえる大きな朱の鳥居までは自家用車で行けるが、
其処から先は専用のマイクロバスへ乗り込み、
山頂へ続く山道を登っていく。
そして神域へ入ると裸足にならなければいけない。
とーぜん、撮影も禁止。
裸足になった後、神門の前でお祓いを受けやっと
聖地へ入る事が許される・・。
そして奥へ進むと火口のような場所に凄い湯気が立ちこめている。
まさに其処が聖域のご神体。
完璧に下界とは切り離された天空の聖域には
火ではあるけれど、真っ白い巨大な龍神が息を潜めて
下界を眺めている。
その息吹は間近で感じ、鳥肌がおさまらない。
神聖すぎて逆にゾッとする・・。
こんな所に来て下界へ戻れるのだろうか??
そんな錯覚に陥る凄い聖地だ。
〜湯殿山神社の御朱印〜 |
しかし自然の猛威に逆らえるはずが無い。
湯殿山の龍神は何にお怒りになっているのだろうか?
そんな事を考えた所で行けるはずがない。
羽黒山へ行く事以外、何も考えていなかった。
でも興味深い出羽三山神社のお神籤 が引きたかった。
早朝でまだ拝殿の横でお神籤を引く事が出来なかったので
社務所へ行って引いてみた。
何故、ここのお神籤が興味深いかと言うと、
普通に○○番・大吉と書かれているだけでなく
『神様のおはたらき』と書かれている項目があって、
其処には羽黒山・月山・湯殿山のそれぞれメインのお社から
摂社に至るまでの数カ所のお社名と
神々の名がつらつらと書かれている。
その内容はまさに
今、自分と御縁の深い・・または呼ばれているお社
と言う感じで、
お神籤を引いた後、其処に書かれているお社へ
行って手を合わすようにしていた。
emyが引いた『第14番 大吉』には何と
『湯殿山神社』
と書かれていた。
え〜〜・・行けないんだけど・・
と全くもって行く気が失せていたのにお神籤には
『行きなさい!』
と言われているように感じた。
〜出羽三山神社のお神籤〜 |
あの場所に拝殿はあっただろうか?
とりあえず、社務所の宮司さんに聞いてみた。
『山には登れませんけれど、大鳥居の横に参籠所がありますので
其処で参拝出来ますよ』
そっか・・それなら行くしかないな・・。
どちらにしろ時間はまだまだあった。
久しぶりに『国宝・羽黒山五重塔』が見たくなった。
本当は、五重塔の脇に続く、熊野古道のような
参道を登って出羽三山神社へ行かなければならないのだが、
あまりに急で険しい参道なので
今回は有料道路で山の上の神社まで一気に登った。
※途中ですが、パソコンの調子が悪く書き進めるのが困難な為
続きは明日、書きます・汗
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