不変的な美しさ・・☆

G.W最終日は、街歩きをしながら蹴上（けあげ）浄水場で一般公開されている
つつじの花を見に行きました

2012年のG.W最終日・・

『蹴上浄水場』で美しいつつじたちに

うっとりとしながら写真を撮っていると、東京の友人から電話がかかって来ました

友人の第一声

『京都大丈夫？』

え？？何を言っているの？午前中は雨は降っていたけど午後には止んで

気持ちの良い五月晴れだよ？・・どうしたの？

『関東・・大変だよ！　

竜巻が起こって・・凄い被害・・

私の所も窓が割れそうな勢いで氷が降って・・大変な事になったのよ！』

最初、意味が解らなかった・・

竜巻？？被害・・氷・・

でも頭に浮かんだのは前日、電車の中で見た幻想的な光景・・

こちらは晴れているのに遠くでは真っ黒の雲に雷が走り

その手前ではぽっかりと大きな月・・スーパームーンが光輝いていました

この世のものとは思えない凄い風景を目にした時、必ずその反動がやって来る・・

去年からその傾向が加速していて止まる所を知らない現状に

驚愕する事も多くなりました

友人の電話を受けて自宅へ戻る途中、東山丸太町の『熊野神社』へ立寄り

鎮魂の願いを込めて手を合わせました

実は４月30日にお客様から教えて頂いた『日本最古の方位神社』

と言われる『大将軍八神社』へ参拝に行った時、

引いたお神籤の言葉に不吉な事が書いてあって

自分の事と言うよりも、また天災が起こるんじゃないかと心配して

（どうか・・自然の神々の怒りがこれ以上酷くなりませんように）

と深く願っていた矢先でした

『大将軍八神社』の本殿の前には方位の石碑が立っています

やはり『お神籤』の言葉はあなどれません

そんな時にはただただ祈る事しか出来ない無力さを痛感する時・・

そしてemy自身の『妖怪アンテナ』が

今年に入って更に敏感に反応するようになってしまい、

良い事をキャッチ出来ている時は良いのですが、悪い事もキャッチしてしまうと

必ずその方向へ行ってしまう事に困惑しています

先月、全国の女子たちと一緒に回った『出雲国参拝ツアー』の時も、

『幸魂奇魂（さきみたまくしみたま）』のお話をちょっと

させて頂いたのですが、その背景には

『神道の教えの魂（みたま）』

についてとても考えさせられる部分があり、

去年の災害を機に常日頃、頭にこの『魂（みたま）』の事が

頭に浮かぶんですね

ちょっと説明をすると・・

～神の霊魂は２つの側面を持っている。

『荒魂（あらみたま）』は神が荒ぶる神となり自然災害や人間の心を荒廃させる働き。

『和魂（にぎたま）』は自然の恵みによって人間を平和にさせる働き。～

emyは神すらも二面性の魂を持っている事に『自然崇拝（アニミズム）』

の奥深さ・・と言うか非常に共感する部分を持っていて、

大げさかもしれませんが、日本人に生まれて本当に良かった！と

と思うんですね

そしてこの『荒魂・和魂』以上に願っている事・・

それは不変的な美しさが存在し続ける事・・

今日、撮影した目の前のつつじは毎年、変わりなく美しい花を咲かし続ける・・

今、現実に様々な出来事が起こっていてもこの

不変的な美しさが存在している限り、

未来に対してネガティブなビジョンを持つ事からポジティブなビジョンへと

心の中に芽生えさせてくれる・・

つつじの前に見た桜も、目にも鮮やかな新緑の色も・・

毎年、変わらず美しいままであり続けてくれる事に感謝して

何時までもこの『不変的な美しさ』が続く事を

心から願っております・・

『蹴上浄水場』は山の斜面に出来ているので斜面いっぱいにつつじの花が咲いています

色とりどりのつつじは本当に美しい・・

空の青に映えるピンクのつつじ

可愛いピンク系

情熱的な赤系

やはり白は清楚な感じ・・

『箱根・山の上のホテル』のつつじも

きっと今頃、満開じゃないですかね・・