３D MANDARA と 崇高な仏像たち・・☆

大原・三千院で紅葉の葉の下で泳ぐ鯉の姿は何とも雅な感じがします

石を投げるとあたる位、寺院に囲まれている京都・・

emyも沢山お気に入りの寺院があり過ぎてとても一度では

ご紹介出来ないので今日は厳選した２つの寺院をご紹介します

奈良・平城京～京都・平安時代そして鎌倉時代に至るまでに建造された『仏像』たちは

あまりの完成度の高さと崇高な面持ちにため息が出ずにはいられません

そして堂内は撮影禁止の為、手持ちの写真がありませんので

インターネットのサンプル写真の代用でお許しください

具像化されていない神社の『目に見えない力の魅了』と

反して、人間の『神業』で建造されている仏像たちを見る事が出来る寺院・・

その中でも特に震える魂に圧巻されるのが

東寺＆三十三間堂です

新幹線で新大阪へ向かう時も見える東寺の五重塔

この東寺の中で特にお気に入りなのが

平安時代、密教の教えを伝える為に空海が健立した

講堂・立体曼荼羅

です

本来『曼荼羅』は平面の上で

悟りの境地・世界・宇宙を表されているのに対し、

空海はこれを具現化し『立体』で表現しました

現代で言うと平面でスケールの大きい映画を見るよりも

��Dでよりリアルな臨場感を感る・・凄さを実感する・・

と言う感じでしょうか？？

��・・と私の表現はチープですけれど・笑）

空海は平安時代にその『壮大な発想』を既に持っていた

それは天才がゆえに天才と呼ばれる所ですよね

講堂・立体曼荼羅（3D MANDARA）

曼荼羅の中心に『大日如来』が安置されているのと同じく立体曼荼羅にも『大日如来』を中心に
二十一尊の仏像が安置されています

「立体曼荼羅』の中でもあまりの美男子ぶりにほれぼれしてしまう
『帝釈天』
いや～～整ったお顔立ちにフォーリン・ラブ

『立体曼荼羅の講堂』の南側に健立されている『金堂』
ここには中央に『薬師如来』が安置し、
左右にそれぞれ『日光菩薩』『月光菩薩』が安置されています

『講堂』『金堂』の中へ入ると

日常の喧噪（けんそう）を離れ、何故か『無』の状態に

陥るんですね・・

『空海』がプロデュースしている寺院は

何処も凄いです

そして次は年間通して一番、通っている寺院

三十三間堂

修学旅行でも定番となっている『三十三間堂』

堂内中央に安置されている巨大な本尊千手観音を中心にずら～～っと
千手観音たちが並んでいる姿はホント圧巻です

何故、通ってしまうのか・・？！

本堂内に安置されている千体千手観音像の壮大さもしかり、

一番はその千手観音像の両端に安置する『風神』『雷神』を始め

前に並んでいる二十八部衆立像の彫刻が

あまりにも素晴らしくてたまに会いに行きたくなるんですね（笑）

四天王の『毘沙門天』

鳥の顔をした『迦楼羅王（かるら）』

吉祥天女の『大弁功徳天（だいべんくどくてん）』

・・などなどそれらはほんの一部ですが、

行く度に思わず立ち止まってしまう仏像があり、

何の理由も無く見つめ合って『無の対話』を

心の中で響かせている感じです

千手観音像の前に並ぶ二十八部衆

時に歴史の産物に触れる事は、精神を向上させてくれる一つでもありますね

素晴らしいものを目に触れる事は心を豊かにしてくれます

京都ではそんな『素晴らしいもの』が溢れている都です


next tomorrow・・