ニッポンの女神から学ぶフェミニン道☆Vol.2『いざなう』イザナミ☆

『国生み』『神産み』・・神々の住む『高天原（たかあまはら）』から
最初に地上へ降りた『イザナギ』（男神）と『イザナミ』（女神）

ニッポンの女神を語る上でやはり最初は『イザナミ』さんに登場して頂かないと・・

だって神様一、嫉妬深い女神だから・・（笑）

なのでその事に便乗してか

～『イザナミ様』を筆頭に女の神様が奉られている神社へ

カップルで参拝すると女神様が嫉妬をして別れさせてしまう・・～

てジンクスがありますよね

きっとこの逸話は『古事記』の影響があると思います

でも『イザナミ』さんは単に嫉妬深い・・

現代で言うと『めんどくさい女』なのでしょうか？

いえいえ・・

『八百万（やおよろず）の神』を次々と産み落とした

『豊かさ』の象徴・・または肝っ玉母さん！

最後は火の神を産んで黄泉の国へ行ってしまい、

妻を死を受け入れられず黄泉の国まで夫（イザナギ）を追いかけさせた

『最上級の母』的存在・・

本来の『イザナミ』さんは

嫉妬深い女神なだけでは無いのです

『嫉妬深い女』に変貌させたのは

夫の行動が影響しているから・・

あまりに自分の死を嘆く夫の為に

『黄泉の国の大神にあなたとまた一緒に居られるのか聞いてみるわね！』

と相談しに行ったのに

何時まで経っても帰って来ない妻にしびれをきらせて

見てはいけないもの・・

雷神（いかずち）を身体中にはびこらせ横たわっているおどろおどろしい姿・・

そんな姿を夫に見られて怒りと恥ずかしさに身を焦がす妻

おどろおどろしい姿に変わった妻を見てショックを受け逃げ出す夫・・

その怒りが憎しみへと変わり『良妻』から『嫉妬深い女』へとレッテルが貼られた訳です

悲しいかな・・男性陣は何だかんだ言ったも

外見の美しさ

は『好印象』と言う部分で影響が大

まるであんなに恋焦がれていたイザナギさんが妻の変貌に逃げ出す見たいに・・（笑）

外見の美しさは単に

ディテールが良い・・パーツが奇麗・・

と言う事だけではありません

ちょっとした工夫・・

髪型にしかりファッションにしかり、

もっと言えば『眉の形』を変えるだけでも

外見の印象は驚く程、良い方向へ行きます

『自分自身が嫌いだと思うパーツ』

は無意識に隠す方向へ行きます

例えば・・

おでこが大きいから前髪で隠す・・

顔のエラが張っているから隠す髪型

お尻が大きいから目立たなくする服

など上げ出したらキリが無い程・・

人には『隠したい部分』を沢山持っています

でも変に隠せば隠す程、逆に協調されていたり

不自然な感じになっている事もあるんですね

それに自分自身が『嫌い』と思っている部分は

意外と他の人から見るとそれが『個性』となって

魅力に写る事もあります

『自分自身が嫌いな部分』は『コンプレックス』

と言う言葉で表現しますけれど、

自分自身で『コンプレックス』を作り上げている事もあります

しかし、時には人に指摘されたりイジメによって

『コンプレックス』を植え付けられる事もありますが、

それは『自分に無いものへの偏見』

であって指摘する内容が『正しい』とか『正解』ではありません

そして最初の話に戻りますが、

～『イザナミ様』を筆頭に女の神様が奉られている神社へ

カップルで参拝すると女神様が嫉妬をして別れさせてしまう・・～

と言うジンクス・・

気にしなくて大丈夫ですよ（笑）

『嫉妬深い』には理由があって

本当の『イザナミ』さんは

『誘う（いざなう）』の語源の通り、

『産み』の女神でもあり『誘う』女神でもあるのですから・・