奈良＊ミステリー・ツアー☆Vol.3 初めまして！わらしちゃん（前編）

十津川村へ向かう途中、呼ばれた『一言主神社』

三輪山で最後に参拝した狭井神社に『事代主神』が祭られていましたけれど、旅行へ行く前に引いた時この『事代主神』のカードを見て頭に浮かんだのが一言主神社でした

天川村へ行く途中にある神社で、今回は十津川村直行なのでルートに入っていなかったのですが

これまた不思議、何故かカーナビ通りにハンドルがきれなくて（無意識にですよ）あれよあれよと

言う内に『一言主神社』の近くまで引き寄せられました

ウッチー「emyさん、やっぱり一言主神社へ行かなければいけないんでしょうね？」

emy「ほんとだね～（笑）事代主神にご挨拶しないと十津川へ入れてくれへんのかな～（笑）」

・・と桜が咲き乱れる一言さんに到着

ウッチー＆ジュリちゃんは神社を見て第一声が

「わぁ～！可愛い神社！！」

ときゃ～きゃ～言いながら写真を撮っています

emy「この神社は一つの願い事だけ唱えて叶えてくれる神社だから何をお願いするか考えた方が良いよ！」

すると先ほどまできゃ～きゃ～言っていた２人はいきなり神妙な顔つきへと変わりました（笑）

一言主神社の主祭神でもある『事代主神』



この神社はひっそりとたたずんでいて素敵な空間です

神社では『願い事』をしないemyですが、ここでは逆に

願い事をしないと神様に失礼なので私も一つだけ神様にお願いしました・・

さ～！！

いよいよ十津川村へ向かいます

十津川村の出来事は民宿のご家族・村民の皆様・わらしちゃんのプライバシーを考慮する為にテキスト形式で書かせて頂きます。写真を掲載・お見せ出来ない事を心からお詫び申し上げると同時に何卒、ご理解の程宜しくお願いします

ウッチーは凄い『人運』のある女性で、旅先で必ず素敵なご縁を引いてきます

今回お世話になった民宿のおかあさんも東北旅行でたまたま同じお宿で食事のテーブルが隣同士・・

そして話が弾み半年後、旅行計画が実現した訳です

十津川村は奈良県でもかなり山深い場所・・

世界遺産に登録されている『熊野古道』を始め、熊野三山の総本山『玉置神社』十二滝・谷瀬の吊り橋などリアルな自然の力を思いっきり頂ける場所です

そしてもう一つ素晴らしい所がこの十津川村の町おこしで農家や林業の方が実施している『民宿』が多く点在している所・・

今回お世話になった民宿もそんな『農業の方が運営する民宿』でした

私たちがお世話になった民宿もおかあさんを始め娘さん、息子さん、ご主人・・全ての人が『生き神さま』の様な奇麗な心を持っている人たちでそんな場所にわらしちゃんが住んでいるのも納得でした

��時間以上、くねくねと曲がった奥深い山道を走らせるとお宿はあります

まず迎えてくれたのはお母さん・・笑顔がすっごく素敵

emyがまず驚いたのは玄関を入った瞬間、一切の曇り・邪気がない家の中です

家の角から角まで神聖な空気が流れていて、正直ここまでパーフェクトな家を訪れた事はありませんでした

（改めて住む場所の大切さを痛感しました）

何故ここまで淀まないのか・・

良く見るとちょっと肌寒いけれど常に玄関・窓が開けっ放し・・

常に空気が入れ変わっているんですね

思わずおかあさんに

emy「凄いですね～・・こんなスッキリと一切の曇りのない家は初めてみました！何時もこうして空気を通されているんですか？」

おかあさん「はい！冬でも必ず午前中は窓をあけて空気の入れ替えをしているんです！良い風が入ってくるでしょ～・・」

emyも毎朝、必ず部屋全部の窓を開けて換気をしますけれどここまで奇麗になりません（笑）

この澄み切った聖地の様な家は今まで誰にも踏み込まれる事なく、静かに代々から守り続けられている場所である事が見受けられます

お話を聞いているとわらしちゃんもおじいちゃんの代から住んでいたみたいですが、

その時は

『小さな子供が出てくる』

くらいの意識であまり気に止めていなかったそうです

そしてわらしちゃんが良く出ると言うお部屋を見せて頂きました。

そのお部屋は良く映像で目にする東北の旅館と似ていてお人形や子供が喜びそうなおもちゃが沢山

置いてあります。

emy「やはり、わらしちゃんが喜んでくれる為にこの様に配置しているのですか？」

とお尋ねすると・・

おかあさん「いえいえ・・元々こんな感じの部屋なんですよ！私自身、昔から出て来ている子供さんが『わらしちゃん』だと言う事を半年前に知っただけですから・・」

す・・すごい・・

私はその部屋でわらしちゃんに

「初めまして！emyです。また後で来ますので写真を撮らせてくださいね！」

と心の中でご挨拶をしました

next tomorrow・・