「九州放浪記」Vol.４霧島はやはり霧だった☆

この写真は鹿児島県・霧島神宮の本殿に繋がるひろ～い階段

朱の鳥居＆それらを多いかぶさる深い緑の木々が絶妙なバランスで素晴らしい空間を作り出しています

まるで演劇の舞台みたい・・

九州滞在中、うそのように晴天が続いていました

福岡から高速にのって約4時間、霧島へ近づくにつれ空に雲が広がり始めました

ちょど宮崎辺りを走っている頃からでしょうか・・

「やっぱり「霧島」へ向かうから雲が出やすいんかな～・・」

と同行しているあやちゃんと話ながら霧島神宮に到着すると

うぁ～・・っと辺り一面完全に雲に覆われました

そして遠くの高千穂峰には霧がかかっていて・・

凄くドラマチックな演出です

まるで天孫降臨の伝説を肌で感じている様な天候の変化です・・

この霧島伝説を簡単に説明しますと・・

その昔、地上界が荒れている事に心を痛めていたアマテラスオオミカミが孫にあたるニニギミノミコトに地上界へ降りて国を納める様に命じます。
八百万の神を従え高千穂峰に向かったニニギミノミコトでしたが、辺り一面霧に覆われて行き場を失います。
そこへ地上の者が「あなたが持っている稲穂を振りまくと霧が晴れ、地上に降り立つ事が出来るでしょう」と導かれ、無事高千穂峰へ降り立つ事が出来た・・との事。

そんな伝説を随所に感じる事が出来るのがここ霧島・・

境内の手水舎・・苔に覆われた龍が歴史の深さを感じさせます・・



霧島神宮の本殿



さすがにここの御朱印は「天孫降臨の地」と書いてくれます

この神社で参拝をすると天孫降臨・マジックにかかり、元々鎮座されていた高千穂河原へ行きたくなります

この高千穂河原へ向かっていると益々「霧」が濃くなってきました・・

元霧島神宮が所在した高千穂河原



ずっしりとした存在感・・

何とも言えない神々しい感覚・・

この石の鳥居をくぐった瞬間、「憑き物がとれる」様に身体の中が

ふわっと軽く・・でも何処からともなく熱い思いが沸き上がってきます。

高千穂河原の鳥居



伝説は「伝説」だけで終わらず「ほんまに神様が降臨したのかも？？」と不思議な感覚に陥ったのは確か

すると何かに突き進められる様に真っ先に高千穂へ行かなければ・・

と思ったんですね

当初は阿蘇一体を回る予定だったのですが・・

その後３日間、どっぷり高千穂へはまってしまいました

明日は芦屋イベントの告知をアップしてその後、また「九州放浪記」の続きを書きま～す