室町ミステリー・ツアー☆

近畿地方にも沢山「元気を頂ける場所」があります

その中の１つが
「熊野古道」
世界遺産に登録されてからは以前よりも数倍、日本全国から沢山の人々が訪れていますがこの「熊野古道」は全く「土地パワー」が廃れません

熊野はやっぱり凄い！！

その昔、平安時代から天皇さまご一行が「黄泉の国ツアー」として和歌を詠いながら音楽を奏でながら熊野三大大社に向かった道を「熊野古道」と呼びます

私の勝手な憶測ですが「和歌山県」ってこの熊野古道で和歌を沢山詠われたから「和歌山」って名前が付いたのかな～～っと思ったりします

熊野古道は色んなルートがありますが、一番歩きやすいのが「中辺路」
「なかへち」と読みます

この「中辺路」は「発心門王子」～「熊野本宮大社」へ向かう約４キロの山道

道中なだらかな道なので子供からご老人まで大変人気のあるコースです

熊野古道はあちらこちらに天皇さまご一行が休憩された場所に「○○王子」と石碑がたっていますが、その石碑を見ながら歩いて行くだけでも何か「平安ロマン」を今でも感じる事が出来ます

今回、蝶々さん＆あやちゃんとの旅で私が選んだのは

湯の峰温泉

湯の峰は熊野古道の中にある日本最古の秘境温泉で、今は海沿いからの高速で行きやすくなりましたが、昔は奈良県の山道からしかいけなかった山奥深くひっそりとした小さな温泉街

まず私たちは湯の峰温泉の近くにある「熊野本宮大社」へGO～～

熊野本宮大社へ到着！



神殿入り口に凄い垂れ幕！！


ビシっと蝶々さんがポーズをとってくれましたが、この垂れ幕文字、今のご時世に凄いキャッチーじゃない？？（笑）

横にずら～～っと神殿が並んでいるので写真には納まりきれない


平日だったので人の出入りが少なく・・ゆっくりと参拝する事が出来ました

新しい祠が出来ていました・・この小さな祠の中に八百万の神がいらっしゃる！！




瞑想中の蝶々さん


しっかり参拝の後にはお神籤も引いて・・３人３様ビンゴなお言葉にぷるぷる状態（笑）

熱心にお神籤のお言葉を頂いているあやちゃん



熊野本宮大社で参拝後、山道抜けて「湯の峰温泉」へ・・

も～～街全体にイオウの香りプンプン状態！



湯の峰と言えば一番有名な温泉が

つぼ湯！

何故「室町ミステリーツアー」と命名したかと言うとこの「つぼ湯伝説」から取り上げたのです

湯の峰は土地柄、昔から熊野参拝＆遠い所では伊勢神宮へ参拝に行く人々が立ち寄る温泉として有名ですが、何んてったって室町時代の小栗判官蘇生伝説発祥の地！！

簡単に説明すると常陸の国（現在の茨城県）の小栗判官が毒殺されかけ、醜い身体となって東海道を熊野へと向かいこのつぼ湯に四十九日浸かって完全な姿に戻ったと言うお話
なのでこのつぼ湯は「死と再生の温泉」としても有名なんです

私たちも蘇生しなきゃ！！

私がまだ５歳の頃、家族旅行でこの湯の峰温泉に来た事があるのですが（今から考えると「渋い家族」ですよね・笑）当時、つぼ湯は無料でした

今は公衆浴場＆つぼ湯セットで￥750

旅館でお抹茶頂いてほっこりした後、つぼ湯へGO～～

つぼ湯ってめっちゃちっちゃい湯船なんですよ

狭いので温泉効能はひじょ～～に濃い～～

つぼ湯入り口



つぼ湯の湯船を撮影したら「オーブ」が写ってしまった！！



この狭い湯船にね・・３人ひしめき合って入浴したんですよ（笑）

も～～強烈霊泉で、あやちゃんは少々ノックダウン

蝶々さん＆私はつぼ湯の後、薬湯へGO～～

素朴な扉



薬湯には沢山の「湯の華」が浮いています



久しぶりにつぼ湯に入ったけど「温泉浄化力」を強烈に感じましたね

さすが「死と再生の温泉」です

温泉の後はお待ちかね宴会タイム！



「温泉の後はアルコール消毒や～～」と相変わらず「良く飲み」「良く食べる」私たち・・

蝶々さん「も～emyさんの関西ボキャブラリー、たまんないんだけど！」と言いつつ、半日共に行動をしていると「何でやねん！」とか「これええわ～～」って関西弁が移ってましたよ（笑）

明日は奈良県・十津川村の事書きま～す