〜滋賀県の菜の花畑〜 |
たまこは私の分身だった。
たまこが来てから1年を過ぎた頃から
『鑑定士』の仕事を始め、
最初は電話鑑定事務所に所属をして、
カメラマンの仕事の傍ら、夜中12時〜明け方まで
ほぼ毎日働いた。
夜中にかけてくる方々は深刻な悩みが多く、
精神的にダメージを受ける事や、
まだ人の気をガードする術が曖昧だったので
良く高熱を出して寝込む事もあった。
そんな仕事を始めたのをたまこは理解していたのか、
電話鑑定が始まると必ず側へやって来た。
それは最期まで変わらなかった。
そしてたまこも一緒に鑑定士の仕事を請け負っていた感じだった。
私が元気な時は、朝になると
『ごはんちょーだい!!』
と言わんばかりに大声で鳴きながら
私を起こしに来るのだが、
ハードな鑑定で疲れ切っている時は、
何も言わず、顔を舐めていたわってくれたり
そっと側て私が起きるまで待っていてくれた。
そして酷い帯状ヘルペスで苦しんでいる時、
たまこの背中の毛も謎の皮膚病でずる剥けてしまい、
皮膚が真っ赤に炎症を起こしていた。
まるで運命共同体・・不思議な関係。
町家イベントの時でも、
涙を流している女性の所へそっと近づき、
膝に乗ったり側に寄り添っていた。
猫は我が儘でマイペースと言うけれど、
これほどホスピタリティーが高いネコは
珍しいのかもしれない。
心の動きを読み取る事に敏感だったたまこは、
特に悲しんでいる人や心配事を持っている
女性の所へ 寄り添いに行った。
そして、たまこの亡き後、
今では電話鑑定の時、たまこの変わりに
カーンがずっと側にいてくれる。
(私の変わりにちゃんとemyちゃんを守ってよ!)
とカーンに伝えのだろうか・・
それまで私の膝に乗ってくる事が無かったカーンが
鑑定をしている間、膝の上で寝ている時もある。
(正直、たまこと違って重くて大変・笑)
そしてカーンは何時もたまこが寝ていた
ソファーの端で寝る事も多くなった。
毎朝、たまこにお水とお線香をあげる時、
カーンは何時も後でじっと見守っている。
そして夜中になるとたまこの骨壺の前で
小さな鳴き声をあげる事も多い。
カーンにはたまこが見えているのか?
そしてたまにゾッとする事があるのだが、
ソファーで寝ていたカーンがいきなり起きると
左目だけ塞がっている時がある。
その姿はたまこそのものだった。
まるでカーンに憑依しているかのように・・。
それともたまこ同じ病気になったのか
焦っていると、
しばらくカーンは前足で左目をこすり
全く何事もなかったように元通りになった。
そんな症状がつい先日まで度々続いた。
ペットも人間と同じように
肉体は無くなっても魂は存在する・・。
ペットリーディングをしながらそんな事を
何回も感じた事や見た事があったけれど、
実際に今、私自身がそのような思いになる事を
経験している。
たまこはまだ家の中をウロウロしていて、
私の事を見守っている。
肉体から解放されただけあって
その守護する力はもっと大きくなっているようにも思えた。
to be next・・
〜フェニーチェからのお知らせ〜
何時もフェニーチェをお引き立て頂きまして
誠にありがとうございます。
2月12(木)13日(金)の電話鑑定の
受付を開始していますので鑑定ご希望の方は
080-5786-1144の方へお問い合わせください。
それでは宜しくお願いします。
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