お神籤の『言霊』Vol.1 プロローグ☆

参拝で引いたお神籤は気になる言葉が書かれている時、御朱印帳に挟んでおきます

神社は、願い事を叶える為に祈ったり

汚れた心身を祓い落としたり元気を頂きに行く場所ですが、

宮司さんからお話が聞けたりお神籤の言葉に心揺さぶられたり

時に『学びの場』に変身し、背筋をピンと張ってくれる

場所でもあります

神道の神々は私たちと変わらない『人間くさい』部分があったり

精神世界と言っても現実的な道徳と紙一重なので

『人としての学び』を気付かせてくれたりします

『神様』の世界が、敷居が高いようで低いような部分に

魅力を感じてしまって何度となく足を運んでしまっているのかもしれません

それにしても『お神籤の言葉』はどうして

あそこまでピタっと心に響いてくるのでしょう・・

ギャンブル感覚で

『大吉』が出たらちょっと心が弾んだり

『凶』が出たらちょっと残念に思ったり・・

でも『大吉』が出ているのに内容を読んだら

とても『大吉』とは思えない言葉が並んでいて

後味が悪かったりと『お神籤』はとても不思議な

『言霊』を持っています

『お神籤』は『自分が引く』ものなので

引いたものは自己責任の世界・・

なので誰のせいにも出来ない分、ダイレクトに心に響くのかもしれません

たかが『お神籤』されど『お神籤』・・

今回の『極楽手帳』は

そんな摩訶不思議＊お神籤ワールドについて

来週に渡り、書いていこうと思います

『お神籤』はその神社の象徴だったりするんですよね

ちょっと『お神籤』から離れますが、

久しぶりに御朱印帳を引っぱり出して見ていると

珍しい御朱印が出てきたのでご紹介します

島根県・出雲大社の近くに『国引き伝説』の『長浜神社』が鎮座しています
国引きの神『八束水臣津野命（やつかみずおみつぬのみこと）』を主祭神とし、本殿には
国引きの綱『薗の長濱（そののながはま）』が奉られています
御朱印にデザインされている北斗七星は
北斗七星に武運長久を願う妙見信仰に基づいています

大国主命＆スセリ姫が応援団長の絵図・笑
子供の頃、普通に運動会で競技していた『綱引き』も国引き神話から来ているんですね